07/08/19 18:38:34
先月までは「奴等には投降するか皆殺しになるか、いずれかの選択肢しか残って無い」と最後通牒を突きつけられ、
それでも徹底抗戦の方針を絶対崩さなかった、レバノンのヒズボラ。
激戦の末、何と去る14日にとうとうイスラエルとの停戦協定(ドロー)に持ち込んでしまった。
当然ヒズボラはこれを「事実上の戦勝」と宣伝し、戦勝記念館の建設にまで着手した。
ヒズボラはイスラエルの空襲で家を破壊された民衆に無償で住宅を提供し(復興事業)、
また子供達には携帯型のコンピューターゲーム機(DSみたいな奴)を与えている。
そしてゲリラ戦でイスラエル軍を撃破していくシューティングゲームを独自に開発して、子供達に与えている。
このゲームソフトが今大人気だそうだ。
こうして民衆の中に絶大な支持基盤を築いている。
福祉活動で絶大な支持基盤を築いたパレスチナのハマス同様、おそらく公正な選挙が行われればヒズボラは勝ってしまうだろう。
連中はあくまでも「反共主義者」であり、そっくり真似ろとは言わないが、
共産党はこうした「成功した大衆運動」から多くの教訓を得る必要があるだろう。
もちろんベネズエラのチャベスからも多くを学ぶ必要がある。