07/04/05 07:11:19
東京都知事選挙で浅野史郎さんが立候補することが確実になった。来週にも正式に出馬表明するという。
しかし最近の発言を聞いていて疑問に思うことがある。
「福祉のエキスパート」だと自認し、マスコミもそう報じるのだけれど、はたしてそうか。
これは共産党の志位委員長が語ったことだが、「『福祉日本一の県をつくる』と言いながら、
社会福祉費は全国28位から43位に、児童福祉費は22位から41位に落ちた」(「スポーツ報知」2日付)。
巨大開発で3000億円も金をかけてあまり利用されない港を作ったことも問題だ。就任時の県債は6000億円。
ところが知事をやめるときには1兆4000億円に膨れ上がっている。借金は増えたのだ。
財政難だと職員の給与をカットしたが、浅野さんは退職金1期で約5000万円を3期分手にしている。
さらには辞職後に社会福祉協議会会長に納まり、非常勤にも関わらず月に約103万円の報酬を求めたことにも驚いた。
「無党派」だからいいということでもない。宮城県政の中身がこれでは「改革」とはいえないだろう。
「無党派」=「改革」は言葉のマジックだ。情報公開や警察の裏金問題にメスを入れたのは評価できる。
しかし浅野史郎さんには、自民党以上に自民党的な体質があるように思え