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先月末に発表された資産公開の資料によると、赤城大臣が所有しているクルマは妻の
分も含めて3台。すべて外車で、うち2台はカブリオレと呼ばれるオープンカーだ。新
車で買えば合計2000万円超。いかにもボンボンらしい趣味だが、政治家としては“
らしく”ない。
「1回生のころの赤城は自らを“コバンザメ”と呼び、もっぱら同僚議員のクルマに便
乗していました。それが今や永田町では珍しいカーマニアですからね。何かと物入りで
忙しい国会議員は、趣味にかけるカネも時間もないのが普通。クルマを趣味にできると
は、うらやましい限りです」(政界関係者)
なにしろ赤城大臣は真っ赤なポルシェを乗り回しているのだ。93年式の911カブ
リオレで、当時、新車の5速マニュアルで1185万円、ティプトロニックと呼ばれる
オートマチックなら1285万円だった。そう簡単にお目にかかれないスーパーカーだ。
本人名義のもう1台は97年式のキャデラック・コンコース。米GM製の高級4ドア
セダンで、新車価格は592万~662万円。これだけでサラリーマンの平均年収を軽
く超えてしまうが、シートを革張りにするとプラス18万円だから、庶民には高根の花
である。
妻名義は独フォルクスワーゲン製ニュービートルのカブリオレ(03年式)。333
万円で売られていた人気モデルだ。
政治評論家の有馬晴海氏が言う。
「国民を代表し税金で暮らしている政治家は、芸能人やスポーツ選手と違います。ギリ
ギリの生活を強いられている国民からすれば、そんなカネがあるのなら寄付しては、と
言いたくなりますよ。出所も気になります。もちろん歳費で買えない金額ではありません。ただ、赤城大臣は今、政治とカネの問題を問われているのです。余計な疑惑を掛け
られないためにも、事務所の費用は洗いざらい公表すべきです」
億ションに住んで高級外車を乗り回し、経費はウヤムヤ……。これが大臣とは世も末だ。
■ソース(infoseek・日刊ゲンダイ)【2007年7月11日掲載記事】
URLリンク(news.www.infoseek.co.jp)