08/03/09 02:49:03
里山保存法
日本は人の手のはいった里山によって、自然との共存をしてきた。
田畑が自然のダムになり沿岸漁業の持続にも影響している。
今、山は荒れ、放棄された田畑は雨水を貯水する機能を劣化させ、コンクリート舗装は沿岸漁業にも悪影響を与えている。
何でもかんでもというわけではないが、放棄すれば元の荒地に戻るだけの国とは違って、手入れを必要とする日本の環境保護になる方法が必要。
そこで里山保存法。
これは、採算の取れにくい田畑で環境保護、治水にもなる地域を保存する為の法律。
指定された地域で昔からの里山を守る田畑などの農地、山林の手入れに対して税金を支出する。
自民党が建設や土木に補助金を出しているのとは違い、自然保護と食糧生産と美しい景観を守る仕事への支出。
公正に算出した金額が支給されるので、半官半民ともいえる。
農業を志す若者への農地や山林の譲度もしやすく、自分の子が後を継ぐという時代でない。
勿論自分の子が継ぎたいなら別だが。
国土を守るという視点で、農家保護になることをしよう。
例えば農薬を使わないとか有機農業だとかコストのかかる生産には割り増しがあってもいい。
消費者のためにもなる。 家庭菜園での農薬、殺虫剤や化学肥料の使用禁止。
単純に所得保証なら今までの自民と同じ。
そもそも財源問題でつまずく。
しかし、食料安保、環境保護、自然災害を防ぐというこれまでの土木でやってきた部分を肩代わりするなら、予算の変更ということだ。
勿論、必要な土木はあるだろうが、コンクリで埋め立ててその場しのぎの雇用創出はもういらない。