06/12/10 22:44:47
福祉国家を志向するのが「左派」なら僕も「左派」です。
しかし、日本の左翼運動の現実は、福祉国家への志向は所詮は選挙での大衆動員の手段であって、
運動のヘゲモニーは伝統芸能的な真性左翼=資本主義経済のフレームワークの中では
「真の福祉国家は建設できない」というような人たちだったんですけど。
レオン・ワルラスもアルフレッド・マーシャルも、あなた方の定義では「社会主義者」だし
本人達もそういってますが、日本で「左翼」「社会主義」がそういう意味で用いられたのを見たことはないです。
現在も、福島党首の日銀独立論+リフレ阻止の宣言なんか読めば
「景気回復=独占資本の利益擁護」という程度の理解しかなく、
結局は強権による再分配(収奪者からの収奪)程度の「経済学」から一歩も前進してないのが
日本の左翼の現実でしょう。
だから未だにマルクスにコンプレックス抱いているひとばかりなんじゃないでしょうか?