07/08/21 05:31:52
>>560
そんなことを言うなら、大半の人間は「読み書きそろばん」だけできればいい、
となる。
実際の公教育は「読み書きそろばん」以上のことを小学校からやってるわけだ。
その大半は無駄になるに決まってることだ。
そんな無駄なことをなぜやってるのか?
一つには公正な「淘汰」のためである。
一つには「分からないことでもなんとか分かるように努める」という
抽象的学習能力を養うためである。
社会が求めている能力は後者の抽象的学習能力であって、
それゆえ教師が「適当に手を抜いて覚えろ」と言うことは現実面で正しい。
義務教育は国民全体が英語を理解できるようになることを目的にしていないし、
地動説の原理を万民が理解することを目指してもいない。
そういう「教養」を獲得させることは二の次であって、
公教育は上記二つが主目的なのだ。
こんなことはよほどの偽善者でなければ分かろう。