04/05/31 16:38
狛江市長選立候補予定の河西都議
年金未納、20年5カ月 制度改正後も
6月20日投開票の狛江市長選に立候補を予定している河西信美都議(59)が2
0日、国民年金に計20年5カ月間、未加入・未納だったことを公表した。そのうち
議員の加入が義務付けられた昭和61年4月以降も、狛江市議時代の計3年4カ月
間、未加入・未納の時期があった。河西氏は「義務という認識はあったが払い忘れ、
甘さがあった」としつつ、「反省の上に立って市長選に臨みたい」と話した。
河西氏は今月中旬、社会保険事務所で調査し、自らの国民年金の未加入・未納が発
覚。推薦する自民、民主、公明、生活者ネットや市民らで構成する支援団体に進退を
委ねたところ厳しく指摘されたが、「本人は反省しており、市長として狛江を立て直
してほしい」とされたという。
河西氏は婚姻届を出さない「事実婚」をしているが、その届けを社会保険事務所に
提出していないため、昭和31年3月まで任意加入だった「専業主婦」には該当しな
いという。
また河西氏は、今後は70歳まで年金を支払い続けるとしており、「年金の受給資
格となる公的年金の合計加入期間『25年以上』となるか微妙だが、もし条件を満た
しても受給を辞退したい」と話した。