07/12/24 02:35:41 tm4DbW/Y
そこには苛立ちを隠せぬ王者の姿が…
松井「湯川。今日の12R、どないなっとんねや?」
湯川「…。」
松井「ゲンコーにロクに抵抗もせんとまくられよって、あげくに自分は3等かい?それにしても吉川のガキも調子こいとるのぅ。
へんちくりんなロゴみたいに1マークと2マークの間を8の字に回って失格になったらエエねん。」
湯川「…。」
松井「かろうじて決定戦に乗れたからよかったものの、当確の身分で3等確保とは。
なんや同期の井口と一緒にインタビューも受けとったし、まさか色気出てきたんとちゃうんやろな?」
湯川「…。」
松井「何を黙っとんねん!!ええか、決定戦初出場Vはおらんねや。わきまえなあかんで?」
湯川「…。」
松井「なー湯川。お前は今年は大躍進の年やった。SGV2、子供も生まれ、公私共に充実した一年やったやないか?
これ以上何を望むねや?」
湯川「…。」
松井「それに比べ、ワイは笹川賞で幸哉のボケにミソつけらて以降、王者らしからぬ一年やった。
かろうじて賞金王出場も2日連続6枠6コースや。決定戦出場で王者の面目は保つも、そろそろ運が来てもええ頃とちゃうんか?」
湯川「…。」
松井「湯川よ、トライアル3日連続イン戦やったが1・1ときて3等。オール1号艇でパーエクトVも!?
なんて書いとる記者もおったらしいが、勝負の流れは変わったのとちゃうか?」
湯川「…。」
松井「この流れ、どう見る?信?」
田中「はい。まずシリーズは太田さんがシャツの前付けにも屈せずイン逃げを決め、大阪勢の流れを作ります。
決定戦は松井さんと三嶌さんが動きインは80起こし。三嶌さんはそのままスローの4コースから。
松井さんは回り直しての6コースです。湯川が早めの起こしで井口のFを誘発。 さらには井口に抵抗した吉川にとどめを。
懐あいたところを松井さんが聖者の行進ならぬ、王者の行進で貫禄のVじゃないでしょうか。」
松井「おうおう、さすが信。クリスマスイブに王者の行進とはロマンティックやな。しかし魚はどうなるんや?」
田中「はい。通常はそこで魚の待ってましたの差しですが、そこは11Rでボクが呼び寄せておくスナメリが突き上げまさかの転覆失格で、
松井さんが優勝すればファン感涙の逆転賞金王です。」
松井「ほー、最後にまさかの逆転賞金王か、まさに王者にふさわしいやないか。どや、湯川、完璧やないか?」
湯川「…。」
松井「正直、ゲンコーのレースっぷりやコイツ(湯川)が色気出しよったおかげで、王者の人気も薄いやろ。
松井サンタが穴党へのクリスマスプレゼントやな。がっはっは。」
田中「新聞の見出しは、「有馬はマツリダゴッホ、賞金王は最後は決めた!王者だ!マツイダゴッホ(松井だ5ホッ(´▽`) )」で決まりですね。」
松井「…。まーえーやろ。おう、和美。当然トナカイの衣装持っとるやろな?」
太田「は?」
松井「えーか、明日はきっちり優勝するんやで?お前がトナカイ、ワイはサンタのコスプレでW勝利者インタビューや。
イブにぴったりやろ。ゲンコーや湯川を買ったお客さんも癒したらなあかんからな。」
太田「…。」
松井「なー湯川、明日は井口に釣られてF切ったらアカンで。内枠2人もF切ったら福岡の施行者さんも年越せなくなってまうからな。
あくまでもFを誘うんや。あんなカミカミの素人丸出しインタビュー見とったら分かる。あいつは落ち着きが無いよって間違いなくF切りよる。
さしづめカミカミ王子やな。がっはっは。」
湯川「…。」
松井「美しい同期愛も分かる。しかし、今日の自分は誰のおかげや?同じ支部やろう?お前は幸哉とは違う。
王者の行進を黙ってついて来たったらええ。ワンツー決めようやないか。乞食の2着ではせっかくのイブもビジュアル的にも締まらんからな。」
湯川「…。(笹川賞の原田さんの気持ちが分かる気がする…)」
松井「おう、信。明日の勝利者インタビューで着るサンタの衣装とプレゼント袋用意しとけや。
プレゼント袋にはクオカードたっぷり入れとくんやで。本命党のお客さんには少し還元せなあかんんからな。がっはっは。」
山本「 スナメリ…(((;゜Д゜)))ガクガクブルブル」