08/06/21 14:53:52 cQQk5tjB0
皆さんの真摯な態度に心を打たれました。私は面会に行くことは出来ませんが、行かれる方は彼に伝えてやって欲しい。犯した罪は大きいけれども、多くの人が彼の心情に共感していると。
どんな事情があっても人を傷つけてよいという理由にはなりません。自分も被害者の一人になっていたかもしれないという可能性は否定できません。
けれども私が被害者でもその家族や知人でもなかったからこそ、彼の犯行にいたるまでの心情を理解しようと努めることが出来るのです。
被害者や遺族であれば怒りと憎しみしか持つことは出来ません。被害にあわなかった人がそう努めることによって、今後に起きるであろう似たような犯罪を抑制することが出来るのではないでしょうか。
彼は星島や宅間とは全然違って見えます。彼を取り巻く環境が一つでも違っていたら、こんな犯罪にまでいたらなかったように思えるのです。
彼に責任がないと言っているのではありません。彼よりももっと悪い条件でも、こんなことをしない人がいるのも知っています。私もその一人です。
だけど問題は彼だけあったとは思えません。生まれてから二十五歳にいたるまで彼と全く同じ条件の環境にあっても、絶対にこんなことはしないと保証できる人なんているのでしょうか。