08/06/09 23:20:19 bn7PduoQ0
180 名前: 少年法により名無し 投稿日: 2008/06/09(月) 22:58:48 0
秋葉原の無差別殺傷事件の犯人の言い分はずいぶんと身勝手なことばかりである。
生きていくのがイヤならば他者を巻き添えにせず自分だけでケリをつければいい。
ところが犯人は無関係な人々を殺傷した。今回の事件の被害者それぞれには自分の人生があり、
被害者達の親や子、兄弟、友人などからその人を奪う行為をこの犯人はおかしたのだ。
だが、この犯人にはそんな感覚があったとは思えない。犯人には被害者一人々々が自分と同じ
権利を持つ別の存在だという当たり前の認識が欠けている。
こんな事件が起こると「命の大切さ」という捻じ曲がった美辞麗句の話になる。
いくら「命の大切さ」を言っても、身勝手な理由で自分の命を捨てようとしている今回の犯人
の様な人物には、自分の命と同様に他者の命も捨てていいものと誤解させるだけだ。
戦前での修身や道徳に大反対している日教組が言う「命の大切さ」とは「自分の命は一つだけ、
大切にして兵隊や防衛組織の一員となって死ぬ様なことはダメよ」という意味だ。
つまり非武装論や無防備都市宣言と同じ文脈での「命の大切さ」であり、現実世界では通用し
ない絵空事なので、秋葉原無差別殺傷事件の様な事件の抑止力にはならない。
日教組が大反対している戦前に修身と称していた道徳教育をしっかりとやることが必要だ。
日教組的な「命の大切さ」をいくら言っても、身勝手な理由で自分の命を捨てようとしている
人物にとっては、他者の命など自分の命と同様に捨てていいものだと誤解させるだけだ。