08/05/11 15:42:06 +hIn93nz0
(蘭ブログより)
・・・私は、閑散期であった九月末の休みに、営業のホシノによって強硬に、九月末の棚卸しに呼ばれた。
「私は、もう辞めたのですから・・・。棚卸しの方法についてもちゃんと書き残してあるでしょう」
「でもですね、アキラさんもサキコさんも分からないと言ってるのですよ!」
「詳細な方法も書類にして残していますし、アキラさんとサキコさんは、
私とともに棚卸しを習ってきたんですよ。私が出来て、なんで二人が出来ないんですか?
あの二人は、社会に甘え尽くしているんですよ」
「・・・、・・・、・・・でもですね、それでは無責任ではないですか?」
「・・・、・・・言葉の使い方を間違えていますね。
ここは学校ではないんですよ・・・。社会に甘えきったようなバカはいらないんですよ。
これまでの人生で、そのような甘えを捨て去る意識を教育されてきて然るべきなんですよ。
新卒者ならまだしも、いい年したおっさんとおばさんじゃあないですか・・・」
「・・・、・・・頼みますよ。飛ぶ鳥跡を濁さず 、ですよ」
・・・正確には、「立つ鳥跡を濁さず」・・・^^;
「・・・だから、言葉の使い方を二重に間違えていますよ^^;
・・・、・・・いいですよ。暇なので行きましょう。
でも、予言しておきますが、おそらく、アキラさんは、来月末も、分からないと言い続けますし、
今回も、棚卸し方法を頭に叩き込むことはしないでしょう」
こうして、私は、九月の末、棚卸しの指導と称し、参加するのだった。
しかし、アキラは寝坊して遅刻した。
リーダーとして言語道断の行為だ。
一度ならばいい。
しかし、アキラは、こうした遅刻を頻繁にした。
そして、私が説明してやっているのに、全く聞いてなかった。