08/04/05 12:01:25 C7zx3P2A0
東芝としても松下としてもリスク事業(悪く言えば厄介、お荷物事業)だった液晶事業を
両社の利害一致で合弁でやりましょうと誕生したのがTMDでしょう。
忘れてはいけないのは、この東芝と松下は両社共に経営判断のスピードが早い企業であるということ。
東芝は今後のマイナスが決定的となれば即座に切り捨てる企業であることはHD-DVD事業撤退で証明済み。
松下は近年のV字回復の際に見せたように、無駄をとことん省く経営を軸としてグローバル化に対応している。
つまり、松下も無駄を切るのは即対応する企業。
親が不治痛とか三洋みたいにのらりくらりな鈍い企業ではないだけに、赤字という現状に
親の冷徹さを知る従業員はプレッシャーを感じている筈だが。
つまり、これまで以上に結果を求められる状況だけに派遣にしわ寄せがきているということなんだろう。
今でも親が東芝(松下)だから苦境に陥ろうと何とかなるとでも思っているとしたら平和的思考だね、と。
現時点、東芝と#の提携は液晶でもテレビ向け大型サイズに限られたものだが
仮に今後この提携が中小型液晶事業にまで及ぶということになれば、特に製造部の一般社員で上から評価の低い人は
大変なことになるだろう。
#は業績好調で前途洋々、さぞ従業員も幸せなんだろうなぁと想像されては大間違いです。
#の製造拠点の製造部の社員で評価の低い者は派遣以上に酷使されているのを自分は目の当たりにしたことがある。
それを知っているだけに#が救ってくれるなんて思考は狂ってるとしか思えない。
異動も頻繁みたいで、今度は三原…次は米子…次は奈良…ほんで亀山って感じで全国たらい廻し状態、だね。
あと、二期、三期連続で赤字が拡大でもなく、市場がシュリンク傾向でもない事業の赤字で
もう#に助けてもらわないという考えも…ハァ?だな。
えぷ村なんか、ちょっと前までは中小型液晶事業で500億も赤字だったけど。
更に#は次世代パネルの有機ELに対して玉虫色だね。
(開発はやってはいるけど当分先というスタンス…ある意味TMDと同じか)
東芝は車載関連事業の強化を考えてるみたいだし、これがカーナビ用のパネルに関連して良い朗報がくれば良いかもね。