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ショッピングセンターを開発、運営しているパルコ（東京都渋谷区）は十二日、
さいたま市浦和区のＪＲ浦和駅東口に出店する「浦和パルコ」を十月に開業すると発表した。
すでに、食品の「大丸浦和パルコ店」など三店舗がテナント出店することが決まっており、
同日、新たに「紀伊國屋書店」「タワーレコード」など四店舗の出店も発表。
八月中旬をめどに全テナント約二百店舗を公表する予定だ。
浦和パルコは延べ床面積約六万五千平方メートルで同社最大規模。
同一ビルにさいたま市の公共施設が入居予定で、同社にとって新しいタイプの店舗。
「幅広い層から支持される店づくりをする」（パルコ）。
浦和パルコは地下四階、地上十階の建物で、地上八階から十階がさいたま市の公共施設、
地下一階から地上七階がパルコの商業施設、地下四階から地下二階が駐車場。
地下一階には、食の専門店「大丸浦和パルコ店」、地上六、七階は複合映画館
「ユナイテッド・シネマ浦和」とフィットネスクラブ「メガロス浦和パルコ店」となる。
地上五階に書籍の「紀伊國屋書店」、四階に音楽ＣＤ、ＤＶＤなど販売の「タワーレコード」、
三階にインテリアの「フランフランデザインフォーライフ」と生活雑貨の「浦和ロフト」が出店する。
年間売上目標は約百九十五億円。
パルコはユナイテッド・シネマ浦和とさいたま市を舞台とした短編映画を共同製作する。
八月下旬からさいたま市内で撮影を予定しており、同市在住小学生男女約二十人を
エキストラとして募っている。映画はユナイテッド・シネマ浦和で十月から無料公開予定。
問い合わせはユナイテッド・シネママーケティング部。