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毎日新聞
年金問題:仮名変換はバイト任せ 社保庁「一般的読みで」
年金記録漏れ問題で、社会保険庁が79年に記録のオンライン化を始めた際、
各地の社会保険事務所が厚生年金被保険者の氏名の仮名変換を学生や主婦など
アルバイトに任せていたことが分かった。
職員は本人確認を指示せず、一般的な読み方をするようアルバイトに
指示していたという。
仮名変換ソフトを使った本庁での入力ミスに加え、社保事務所での誤りも
記録漏れの一因になっていたことが改めて浮き彫りになった。
厚生年金記録の被保険者氏名は、79年までは漢字のみで表記されていた。
オンライン化に伴い、本庁業務1、2課(現・同庁社会保険業務センター)が
それまでの記録を変換ソフトで片仮名に書き換えたが、本人確認をしなかった
ことなどが、記録漏れの大きな要因となったとみられている。
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