07/07/15 03:52:56 1M/DfhTa0
学者とか役人とか、正社員と非正社員をよく対立させて議論するけど
そこにも、落とし穴がある。
というのは、彼らが言う正社員に社会保険はもちろん賞与・退職金・残業代が出て
長期雇用が前提で各種訓練も行われるが、非正社員にはそういう手当・保障が無いから
不利と決め付けている。
ところが、現実には正社員でもハロワで求人するような中小零細は上記の手当てや雇用の保証の見込み
がほとんど無いような会社ばっかりだった。私はこれを偽正社員(正社員もどき)と呼ぶ。
真の正社員になるには一部の優良な大企業に入るしかないが、ここは
新卒採用が基本で、例外的に高スキルの経験者のみ、中途入社できる。
つまり、一度フリーターやニートになると職業訓練を受けようが勉強して資格を
取ろうが、せいぜい、偽正社員にしかなれない。
そこでの就業経験から、以下の関係を確認した。
真の正社員>>>派遣社員>偽正社員=フリーター
(ここで派遣が偽正社員より、マシなのは残業代はほぼ確実に出るから。
コストが発生するので、定時に退社させようというインセンティブも働く)
学者にお願いしたいのは、この種の議論をする時に真の正社員と
偽正社員は厳密に正社員に分けて頂きたい。