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「偽装請負」の実態、衆院公聴会で語る
国会で格差問題が取り上げられました。請負会社に雇われて精密機械メーカーのキヤノンで働き、
その実態が「偽装請負」だと労働局に申告した男性が、衆議院予算委員会の公聴会で意見を述べました。
「(会社側は)低賃金でいつまでも首を切れるように1ヶ月から3ヶ月という細切れの契約を労働者と結び交わしています。
何年働いてもボーナスや退職金も支給されず、交通費さえ出ない派遣請負労働者がほとんどです。
私たちのように一度、非正社員の道に入り込んでしまうと、正社員の道を歩むのがとても困難であるということを知ってください」
(キヤノンユニオン宇都宮支部長 大野秀之氏)
大野氏は去年10月、「キヤノンでは社員から直接、指揮命令を受けるという形で仕事が行われており、
これは偽装請負だ」として、キヤノンに是正を指導するよう労働局に申告しました。
キヤノン側は、当時、大野氏に対し「そうした事実は認識していない」と完全否定したということです。
「実態をよくお伝えいただいたと思います。我々も何とかしたいというふうに思っている次第でございます」(自民党 三ツ矢憲生 議員)
「ものづくりの中核部分が請け負いに出されている、非正規でされているという印象を受けたんですが」(民主党 枝野幸男 議員)
「難しい技術を自分たちが教わったように伝承しようとしたときに、新しい人たちに伝えきれないまま辞めてしまう」
(キヤノンユニオン宇都宮支部長 大野秀之氏)
大野氏はまた、労働局に申告した翌日に正社員の机が移動され、
以後は同じ部屋にいても、正社員とは会話をせずに作業をするようになったと主張しました。
民主党は、キヤノンの御手洗会長の参考人招致を求めていますが、与党側は今のところ、これには応じない方針です。