06/05/14 16:17:01
>>74
>ある日突然本当に、裁判所の人がドアこじあけて、便利やさんと一緒に
>家具とかどかどか運びだしちゃって
そんな嘘を言わないで下さい。ある日突然と云う事はないですよ。
まず、裁判所から競売開始決定の内容証明郵便が来て、1ヶ月ほどしたら
調査評価鑑定の為に執行官が来ます、留守なら連絡して下さいとの手紙が
入れられます。打ち合わせでその日時が決まれば写真等家の中を見られます。
いつまでも連絡が出来なければ強制的にカギを開けて執行官は入って見る
権限があります。
それらの調査評価を元に最低競売価格を設定して期間入札・特別売却等
の売却が実施されます。 そして所有者に期間入札の通知が来ます。
ですから競売開始決定から開札まで裁判所の混み具合にもよりますが
6ヶ月程度の時間があります。
そして落札者は1ヶ月くらいまでに全額代金納付をしなければいけません。
落札者は全額代金納付まではその不動産になんの権限もないのですが
一応挨拶がてらに所有者に会いに来ます。「立ち退いてほしい」と言って。
しかし全額代金納付をすると落札者に権利は登記されますから、
立ち退かないと強制退去命令の申請を裁判所にします。その命令の書留郵便が
10日ほどして来ます。それでも立ち退かないと担当執行官がやって来て
立ち退くように命令して事情も聞かれます。そして強制執行の判断が下されたら
運送屋等の手配をしたりで3週間ほどかかるようです。