07/09/09 13:09:28 0
男女平等の名のもとに職場での女性差別は撤廃され、男女雇用機会均等法なるものまで制定された。
この法の趣旨は女性差別禁止、すなわち採用・昇進・待遇において「女という理由だけで」差異をつけてはならないといったところ。
では、髪型の自由度の違いはどうなのか?
女と同じ髪の色にも関わらず、「男性という理由だけで」採用や昇進が見送られるのである。
これは男性差別ではないのか?無論、男性差別だと俺は思っている。
これとは考えを異にする人からの反論に「お客の印象を考えれば男性の茶髪・長髪が禁止されるのは当然のこと」というのが頻繁に見受けられる。では、これは性差で片付けられる問題なのか?
なるほど、確かに女社員の茶髪・長髪は広く普及しているのに比べ、男性の場合は必ずしもそうではない。
しかし、これは男性差別の結果生じた現状であることも忘れてはいけない。
日本人の女だけ茶髪が似合う顔をしているのか?決して、そうではないだろう。
20年前の日本で、茶髪に染める女がいれば、それに違和感を覚える人は少なくなかったはず。当然茶髪を不快に思う人もいたわけで、その状況下で何故女にだけ茶髪にする自由を認めたのか?
これは男性にお客に好印象を持たれる努力を負わす一方で、女にはその努力を求めなかったことに他ならない。その結果生まれた差をもって差別を否定することは如何なものか。