08/09/08 10:52:05
「バズーカ砲使った」 米住宅公社救済策に英FT紙論評
URLリンク(www.nikkei.co.jp)
【ロンドン=吉田ありさ】英フィナンシャル・タイムズ紙(電子版)は、
米政府が発表した米住宅公社救済策を「結局バズーカ砲を使った」と論評し
た。ポールソン米財務長官が「最後の手段」として公的資金を投入する政府
支援に踏み切らざるを得なかったと分析している。
この時期に発表したのは金融市場の不安が再燃していたことに加え「大統
領選が迫っていること、海外中央銀行が米住宅抵当証券を購入しなくなった
ことなどが呼び水になった」と指摘。対策の狙いは米住宅公社の機能を維持
して住宅融資金利を引き下げることにあり、公的資金の投入は金融市場全体
にとってプラスになると評価した。
一方で「米国の住宅抵当証券市場を将来どう再構築するかは次期政権の課
題として残る」と指摘した。 (10:16)