08/07/03 00:17:20
98年は、おそらく日本の歴史に残る、分岐点だったと思う。
あの時、負けた自民党が、さっさと消費税を 3% に戻せば、おそらく
真の "失われた 10 年" は出来なかったはず。イトーヨーカドーの
消費税還元セールが大きく取り上げられるなど、まさに社会全体が
戻すことを希求していた。
しかし、財界の意思に操られた自民党にとって、消費税税率を戻す
ということは即ち法人税を下げないということになって、自らその手を
封じてしまった。
その後は、地域振興券とか、「小泉改革」とか出鱈目でお茶を濁す
ばかり。
で、この為体だ。
そもそも、98年当時から、今の現状を予測する声はあった。
というか、第二次ベビーブームの世代である就労世代の雇用されないことが、
今後の消費に与える影響、団塊の世代は10年後には、相当退職し、代替の人を
雇用する必要があること、その他色々。
気が附かない方がおかしい。少なくとも 01 年くらいには気が附くべきだった。
実際、気が附く人は気が付いていた。経済板でも、だな~とかは、相当うるさく言っていた。
明治以降の日本人、あらゆる警句を無視して、愚かな道を選択することがある。
これは、どうしてなんだろう?
実は明治以降に限らんのかもしれんが。煬帝が怒った事例もあるし。