08/03/15 00:42:00
>統計を見る限り、日本の公務員数は諸外国よりもかなり少ない。
○竹中国務大臣 大きな政府、小さな政府、大きいか小さいかというのは基本的には
相対的な問題でございますので、いろいろな尺度でいろいろな議論ができるのだと思います。
例えば、公務員の数に関して言うならば、これはもう先進諸国の中で日本は圧倒的に少ない、
小さな政府だというふうに私も思います。ただ一方で、例えばでありますけれども、
政府が持っている資産、負債、バランスシートの大きさで比べますと、
何と日本の中央政府のバランスシートはアメリカの五倍の大きさがある。GDP比で十倍近い
大きさになるんだと思いますので、決して小さいとは言えない面がやはりあるんだと思います。
私が懸念するのは、高齢化して人口が減る中で、今の制度のままでいくと、いろいろな意味で、
より大きくなる傾向を持っている、懸念があるということではないかと思います。
そうした中で、国民の負担を大きくしないためにも、実は小泉改革の本質というのは現場を
信じて現場に任せていくということだと思っております。現場を信じて現場に任せる、
その一つが、やはり民間でできることは民間でということでありますし、地方でできる
ことは地方でということであろうかと思います。そうすることによって、どうしても国
でなければできないこと、どうしても政府でなければできないことというのは間違い
なくあるわけで、そういうことに資源を、選択と集中でそこに資源を投下していく、
私はそういうことが必要ではないかというふうに考えております。
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第2号 平成18年3月1日(水曜日)