08/03/14 19:00:07
衆議院議員 民主党幹事長 鳩山由紀夫メールマガジン
衆議院予算委員会は20日に地方公聴会、21日に道路特定財源の集中審議、22日
に公聴会、26日に年金・医療の集中審議という日程が決まっており、そろそろ中
盤に差し掛かっています。一方、税制関連法案は19日の本会議で趣旨説明と質疑
が行われ、財務金融委員会と総務委員会でも審議入りします。19日の財務金融委
員会では、道路整備中期計画に関する民主党の質問に対し、額賀財務大臣が答弁
に窮し、立ち往生するという事態も発生しました。21日の本会議では、道路特定
財源関連法案の趣旨説明と質疑が行われます。
日銀総裁人事についての報道が過熱しています。政府は来週にも人事案を提示
する見込みですが、具体名をうんぬんする前に、これからの金融政策はどうある
べきか、そのためにはどういう考えの持ち主が望ましいかという本質論を議論す
べきです。その前提としてこれまでの金融政策を総括すれば、1.異常な超低金利
政策で300兆円を超える利子所得を家計部門から企業部門に移転させた、2.毎月
1.2兆円の長期国債買い入れを行い、日銀を「国債引き受けマシン」にした、3.
金融政策の正常化が遅れ、世界的な金融市場の混乱に対し身動きができない状況
を招いた、というのが金融関係者の一般的な見方です。これらの問題についてど
う考えるかが極めて重要です。
URLリンク(archive.mag2.com)