08/02/08 14:17:23
>>386
逆。貯蓄率が高くなると景気は悪化する。
家計の貯蓄率は低下しているのだが、その代わりに企業が貯蓄してるのが現状。
また、この貯蓄と言うのは企業が借金の返済に走っているのも含む。
一番いいのは家計が貯蓄して、それと同額分企業が投資の拡大=借金してるのが一番良い状態。
事後的に貯蓄と投資は一致する。どの主体がどれだけ貯蓄、投資をしているかをまとめたのを投資貯蓄バランスと言う。
そこで、投資が少ないと国家の経済規模が、それにあった貯蓄しかできない規模に縮小してしまう。
それは金が巡る前に貯蓄としてストックされて金の回転が落ちてしまうから。
その現象を表したのが乗数効果。
所得税減税によって国民が得た収入のうち、消費と貯蓄では消費のほうが多く割り振られやすいため、
消費税減税がいい選択肢の一つだってのは確かなんだが。
>>387
理解できなかったからって火病起こすなよ。
おまえが、銀行の自己資本比率を元に、借りた金の9割は貸し出しているから、
金持ちが金を溜め込んでも問題ないと言ってるのに対して、
「売って買っての連鎖がどれだけ起きて、経済規模がどれだけ大きくなるか」
と言う話こそが重要であって、それにはこういうバックグラウンドがある。という説明だ。
並みの頭を持ってるやつならwikipedia以前にこの一行だけで意味がわかる。
後、念のために言っておくが、自己資本比率って、銀行の資金調達方法のうち
株式あるいは出資者が出した金と、預金との比率だ。
用語の意味すら間違えてるのに正しい結論なんて導けるわけ無いな。
だいたいこれも経済学用語だし。