07/11/05 23:39:13
米防衛大手3社、そろって純利益2ケタ増・7―9月期
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【シカゴ=毛利靖子】ロッキード・マーチンなど米防衛大手3社の7―9月期決算は、イラク駐留などで米国防費が拡大した結果、純利益はそろって前年同期比2ケタ増となった。
2007年12月期通期の予想1株利益も全社が上方修正し16―81%の増加を見込む。2位のボーイングは兵器の受注残高が今年に入り減り続けており、
空中給油機などの受注獲得に力を注ぐ。
最大手のロッキード・マーチンはステルス戦闘機のF22やF35が伸び、7―9月期の航空部門の売上高営業利益率が12.4%と1.8ポイント上昇。
株高による運用成績好調で年金費用が減り、純利益は7億6600万ドルと前年同期に比べ22%増えた。
3位のノースロップも05年のハリケーン「カトリーナ」の被害を受けた造船所が復旧し、水陸両用輸送船など船舶部門の営業利益が2.4倍に拡大。
ミサイル防衛関連企業の買収費を吸収し、純利益は4億8900万ドルと62%増えた。