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フルフォードは、なぜ日本は米英寄りなのかといぶかるが、
もともと日本人は、米英人は、軟派な感じで嫌いだった。
ドイツ人のような重厚なかんじが好きだった。
しかし、吉田茂は、それこそ命を賭けて、日本を米英寄りにしたのである。
通商国家として日本を経済的に繁栄させるために。
日本は明治維新後、ドイツなどをモデルとせず、米英と提携して発展しているべきだったとして。
共産党の徳田球一の解放などを実現して、日本人に自由主義とは何かを知らしめた
E・H・ノーマンは、吉田茂を、無教養そうなうすっぺらな人物像として描写して書いている。
というわけで、今のアメリカの上のほうの人もけったいな人らしいが、
日本にも、かつてけったいな人たち(吉田茂以前)がいたのである。