07/10/21 21:51:41
>>299-300
うーん、素人向けの経済学の入門書を読み直すべき
利子は、借す人が決めるものではなく、借りる人が選ぶもの
資金需要がなくなれば、利子は限りなくゼロになり、やがてインフレ以下の
実質マイナス金利にもなりうる。
全ての人が満たされる借金0社会はこない。なぜなら各国政府の建設国債需要があるから。
世界人口が減少に転じて、科学技術の発見が停滞して画期的な技術革新も
行われなくなった場合、世界全体のGDP成長がマイナスから抜け出せなくなる可能性は確かにある。
その場合、各国政府の債務残高のGDP比は発散するが、その場合は
プライマリーバランスをプラス(歳出削減or増税)にすれば、GDP比は一定におさまる。
抑えられない国の通貨価値は暴落して、その国の資本価値は激減するだけ。
担保があるものに対する利子はインフレというリスクに対するリターンだから、
現代資本主義の根本がおかしいわけではない。ただ、国籍変更の自由が認められていないため
発展途上国だけが搾取され続ける政治的問題は解決されなくてはならない。