07/08/28 23:46:00
『週刊東洋経済』 2007年9月1日号
寄稿論文
日本は膨れ上がった外貨準備を減らせ
谷内 満/早稲田大学商学学術院教授
URLリンク(www.toyokeizai.co.jp)
この論文によると、日本の外貨準備の規模は、まったくの無駄で、他の主要国と比べて異常に大きい。
そして、大半を米国債で保有しているのだが、その金利収入も円には転換されずドルのまま、
つまり米国債保有に上積みされているらしい。
外貨の米国債の金利収入は、政府の一般財源になっている、つまり、国内の低金利で運用する
より儲けていて国家予算を助けていると言われているが、それは間違いで、実際には、一般会計に
繰り入れるにあたっては、低金利の外為証券を発行して日銀に押し付け、円資金を調達しているらしい。
それによって、さらに日本政府は債務を増大させ、為替リスクを新たに背負い込んでいるらしい。
こうなると、保有する米国債は売ることも利益を得ることもなく、ただ米国に貢いでいるということになる。
日本はもはや完全な奴隷国家状態。