08/05/29 00:22:32
>>519
確か、統計上の慣例とありましたね。
こういうことだと思います。
貸し出し統計は銀行資産の「貸し出し」と対応させているようです。
まあ、当然といえば当然です。
不良債権処理を行なうということは銀行の資産「貸し出し」を正式に減らすということなので統計上の貸し出し残高も減るようです。
ところがヴェルナーが重視しているのは新規の貸し出し量です。
例えば私が銀行からお金を借りて家を買います。
銀行は私の為に預金を創って貸してくれます。
そのお金で私は家を買うので、私の預金口座から~不動産だか~建設にお金が振り込まれます。
これが新たに経済に供給されたお金であり、
その後で私が銀行にお金を返せなくなったとしても、このお金は経済活動に寄与している、と考えるようです。
>>520
それは私も読みました。
植草教授の見方もありかと思います。あれだけの人なのでそれなりに根拠があって書いてるんでしょう。
実際問題としてヴェルナーの立ち位置は良く分からないんですよね。
ただ、あれを読んで以降、日銀の政策を気にするようになったんですが、、、、疑われても仕方が無いかなと。
説明責任を果さないですよね。
それと信用理論自体はスティグリッツも同じようなのを展開しているし、まあ、分かり易くて良いんじゃないでしょうか。