円の支配者★リチャード・ヴェルナーⅣ★虚構の終焉at ECO
円の支配者★リチャード・ヴェルナーⅣ★虚構の終焉 - 暇つぶし2ch200:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/10/17 23:10:32
経済大国であっても堂々と窓口指導を行ない、政府系ファンドだって駆使する中国。
綺麗ごとが通用しない今の金融システムにおいて日本も少し見習うべきかも知れない。


中国、銀行窓口指導を拡大・過熱抑制へ融資制限
URLリンク(www.nikkei.co.jp)

中国政府は商業銀行に対する融資の「窓口指導」を拡大する方針だ。16日に開いた共産党大会の金融代表団の会合で明らかになった。
資源浪費型の企業や環境対策が不十分な企業への融資制限も実施する。党大会で胡錦濤総書記(国家主席)が打ち出した経済の
過熱抑制に向けたマクロ調整の強化と、環境などに配慮した持続的成長の実現を金融面から後押しする。

 窓口指導は金融当局が市中の金融機関に融資の増減率を指導するもので市場原理には基づかない行政指導の一種。
今回の過熱局面で中国は預金・貸し出しの基準金利や預金準備率の調節といった金融政策と並ぶ引き締め手段としてきた。

201:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/10/19 01:14:23
>>200
>窓口指導は金融当局が市中の金融機関に融資の増減率を指導するもので市場原理には基づかない行政指導の一種。
>今回の過熱局面で中国は預金・貸し出しの基準金利や預金準備率の調節といった金融政策と並ぶ引き締め手段としてきた。

市場原理に基づかない窓口指導は中央銀行の影響力を物語っているね。

日銀のバブル期の窓口指導は日本人1億2000万人に対する経済テロだ。






202:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/10/19 03:26:31
政府系ファンドがみえない形で資源価格高、ユーロ高・資源国通貨高、外国企業買収等々を招来する一因にもなってる
ユーロ圏の要人の毎日のように出てくる人民元批判はこれへの反発もあるのかな?

203:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/10/23 22:48:47
円の支配者 P281

 1991年、信用収縮に直面した連邦準備制度理事会は、まずお金そのものを印刷することによって
景気刺激を図るしかなく(中央銀行が債券買いオペを行った)、第二に銀行の信用創造を迅速に
回復させなければならなかった。だが業界トップのマネーセンターである大手銀行までが事実上、
破綻していた。FEBは、銀行を沈没させるわけにはいかなかった(もちろん、大手銀行がFRBの
大株主であることも与って力があっただろう)。信用収縮問題を解決するには、銀行が不良債権を
償却して、バランスシートを回復させなければならない。そのためにはお金がいる。大量のお金だ。
しかし、政府が納税者のお金を使って、シティコープやチェース・マンハッタンを救済することは
許されないだろう。そこでFRBは古くからある優れた中央銀行マニュアルを繰って、「中央銀行が
破綻銀行救済に使う通常の手段」の章を開いた。

204:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/10/25 23:29:15
×P281 ○P283

 FRBは銀行に莫大な利益をあげさせようと決めた。銀行のために、事実上の買占めをおこなった
のだ。もちろん、債券市場での買い占めである。FRBはドルを印刷して債券を購入し、同時に銀行に
も債券購入を薦めた。中央銀行と銀行システム全体が債券を購入すれば、債券価格の変化は一方向にし
か進まない。上昇だ。利回りの低下は、中央銀行が景気浮揚を図り、相場が上昇する債券市場で銀行が
金利とキャピタル・ゲインという富をせっせとかき集めている事実を反映していた。これは当然、景気
が回復するということで、したがって債券市場はいずれ暴落することを意味した。そして、そのとおり
になった。債券投資家は莫大な被害を被った。それどころか、少なからぬヘッジファンドが破産した。
だが、最大の債券保有者はどうなったのか?最大の債券保有者、銀行である。1993年末現在、銀
行資産の四分の一は国債で占められていた。それなら、債券相場暴落で多大の損失を出したのではない
か?不思議なことに、多くの銀行は多額の利益を得て、事実上不良債権をきれいに処理し終えていた。

205:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/10/27 04:06:15
円の支配者 P284

もちろん、これは意外ではなかった。債券市場のバブルは中央銀行が銀行を救済するためにこしらえた
ものだったからだ。銀行はバブル時の最高値で債券を売却していたのである。問題はなかった。よいコ
ネのある友人(FRB)のちょっとしたヒントがあればいい。技術的に見れば、銀行はまだ債券を保有
していた。帳簿に資産として記されていたのだ。主要な債券保有者として、銀行が債券を現金市場で売
り払うことは不可能だっただろう。そこで、彼らは大量の空売りをおこなった。1993年末には多く
のアナリストが、その年の後半、アメリカの銀行のデリバティブ取引が拡大したことに懸念を抱いてい
た。バランスシートに載らないデリバティブは、一部銀行では総資産の何倍にものぼった。アナリスト
はこれをどう判断していいかわからず、銀行の金融商品や金融工学の高度化を意味すると考えた。だが、
その説明はまちがっていた。銀行はデリバティブ取引を使って債券を売るのと同じ取り引きをしただけだっ
た。債券相場が暴落したとき、銀行はふたたび大儲けした。債券カルテルを運営したのはFRBで、銀
行には自分達が儲かることがわかっていたのだ。市場で買占めをすれば、勝利するのは簡単だ。



206:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/10/28 01:51:40
というわけで、銀行の不良債権の処理は中央銀行の思惑でどうにでもなるものでした。
チャンチャン。

207:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/10/28 09:34:19
その通りだよ。サブプライムなんていう貧乏人向けの不良債権処理なんて
中央銀行からすれば小銭で充分だ。

しかし相場をコントロールするには便利な道具なんだろうな。
だから、市場最高値をつけたばかりのNYをサブプライムで急落させ
グリーンスパンが悲観論を発表した一週間後には戻り始めてまた高値を更新する
なんてことが起きるわけだ。

208:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/10/28 12:10:46
銀行ではないが投資銀行であるゴールドマンサックスを見てみよう。
彼の法人はサブプライムローン関連で大きな損失を出すだろうと目されていた。
しかし、実際の6-8月期決算内容は驚くべきものだった。
四半期ベースで過去2番目の好業績となった。
理由は住宅ローン関連でのショートポジションが功を奏したからだという。。
純収入は前年同期比63%増の123億3000万ドル。。。
そのうち債券・為替・商品部門の純収入は48億9000万ドル。。。。

209:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/10/30 22:34:52
初等教育で円天問題を取り上げるといい。
その後で現代の銀行システムを説明する。
そして、これら二つの本質的な違いは何かを議論させよう。
そうすれば、通貨システムについての理解が進むだろう。
キーワードは盗みのライセンスだ。

210:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/10/30 23:08:23
円天問題って何?

211:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/10/31 14:01:57
円天通貨、ネズミ講の一種、
日本人はこんな単純サギにも簡単に引っかかる。
だから、世界的サギなら何時までも気付かん、(藁)。

212:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/10/31 17:00:05
とりあえず観ろ。

で、真の敵が誰かを見定めろ。

●アロン・ルーソがロックフェラーとの会話を語った衝撃のインタビュー
URLリンク(vision.ameba.jp)

●「911の嘘をくずせ」(1時間23分日本語吹き替え)
URLリンク(video.google.com)

●「邪悪な国際銀行家が世界を動かす」(約5分)
URLリンク(www.anti-rothschild.net)

もう少し詳しくした、映像↓(アメリカのドキュメンタリー番組?)

Monopoly Men(47分)
URLリンク(video.google.com)

●お金の仕組みが分かるアニメ。
「Money_As_Debt.avi.mp4」(47分)
URLリンク(video.google.com)

以上のを観た上で、まとめとしてベンジャミンの話を聞いて欲しいです。

●ベンジャミン・フルフォード氏の「911、6年目の真実」
(1/2) URLリンク(vision.ameba.jp)
(2/2) URLリンク(vision.ameba.jp)

213:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/10/31 21:57:19
>>210

円天については URLリンク(blog.kansai.com) が分かり易い。
こういうのが分別ある、筋の通った見解というものであろう。常識的に納得のいく説明である。
そして彼は地域通貨というものも破綻する可能性が高いとしている。
では、円天をダメだとする彼のロジックで銀行業を見てみよう。銀行も預金という通貨を発行しているのだから。

1)発行に関わる費用をどのように捻出するのか。
    預かった円を株式市場や債券市場で運用したり貸し付けて利子を取ることで 捻出する。

2)円と交換する理由付けはどうするのか。
    預金金利というプレミアをつける。そもそも、既に多くの場合、給与は預金通貨で支払われる。

3)保有する『円』以上の『地域通貨』を発行してしまった場合、どのように対処するのか。
    預金準備制度が許す範囲内で銀行は保有する円よりはるかに多くの通貨を発行している。
    預金の一斉に引き落としに対応出来る銀行など存在しない。

4)運営経費はどうやって捻出するのか
    預かった円を株式市場や債券市場で運用したり貸し付けて利子を取ることで 捻出する。


私はもちろん円天はダメだと思うが、銀行業との違いは見かけほどには大きくないと思う。
プレミアムが大きすぎること、国のお墨付きが無いこと、背後に中央銀行が控えていないこと位なものではないか?
円天が今後詐欺だと立件されるとして、債務超過をおこした銀行との違いは何だろう?
そもそも「保有する円以上の預金を発行している銀行との決定的な違いは何なのだろうか?

>しかし、仮にAさん、Bさん、Cさんが熱心な会員で、お互い、『円天』は『円』と同価値だと考えて、売買を行っていれば、
>600万『円天』は三人の間をぐるぐる回るだけであって、誰も被害はでない。回っているうちは、問題が発覚しない。
>ここが味噌なのだ。
>つまり、誰からが、「これっておかしんじゃないの?円天なんてただの紙切れ(電子情報)でしょう!」と言った途端に、破綻するのだ。


214:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/10/31 22:04:58
こういうことを頭が固くなっていない初等教育の時点で議論させるということは非常に有意義ではないかと思う。
そして、話はこれで終わらないに違いない。
では中央銀行が発行している紙幣とは一体何なのだろう?、というところにいくはずである。

215:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/11/03 02:11:27
FRBと国税庁を廃止します。911を再調査します。

ロン・ポール共和党大統領候補
URLリンク(video.google.com)



216:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/11/03 20:10:13
現代の金融市場の在り方はおぞましいと思う。
原油先物市場で原油価格が高騰している一因はオイルマネーだという。
現在、実需で考えると石油が無いというわけでは全く無いらしい。
石油が不足していて価格が上がっているわけではなく、投機で価格が吊り上げられているだけだという。

しかし、少し待って欲しい。
産油国がオイルマネーを原油先物市場に投下するのと意図的に採掘量を落とすのとでは一体何が違うのだろうか?

後者は産油国だけが儲けることが出来、国際的な非難を受ける。
前者は金融資本が一緒になって儲けることが出来るからなのか、国際的な非難が緩い。
我々にとっては同じ原油価格の高騰でも金融寡頭勢力にとっては大きな違いがあるといえる。

住宅バブル崩壊による金融危機でユーロもポンドもドルも刷りまくっている。
資金の供給先は金融機関だ。
このお金が実体経済に流れればインフレだがペーパー市場ならそうはならない。
そこで債券市場でブームを起こして銀行システムを救済するのが常套手段だったはずだ。

しかし、どうも今回は原油先物市場に向けている。
サブプライム関連の影響で債券市場でブームが起こし難いのだろうか?
原油先物なら産油国と利害関係が一致するので大きなブームが創れるという計算だろうか。

いずれにしても、このブームで銀行システムを救済することは出来るかもしれないが、これでは実体経済を失速させてしまう。
エネルギーコストを抜いたインフレ率だって上がってしまうだろう。
そうすれば中央銀行は物価抑制に動かざるを得ず、このブームは長くは続けられないことになる。

もしかしたら、舵取りを誤まったのか?
それとも金融資本さえ助かれば産業資本がどうなっても構わないのか?
さらに疑えば、これさえも次なる計画の布石なのか?

217:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/11/04 02:18:55
今後、リンカーンがマネーの支配者によって暗殺されたという映画するらしい。

主演ニコラスケージで。

これで気が付かない奴相当鈍いでしょw

URLリンク(www.disney.co.jp)

218:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/11/05 01:40:31
>>217

面白そうな映画ですね。
ナショナル・トレジャーという題や映画広告のど真ん中に1ドル冊にも描かれているルシファーの眼が
あることから、そういう内容の映画なんでしょう。
ロン・ポール旋風の影響もあるでしょうが、しかしディズニーがね~?やや腑に落ちない。
昔、月面着陸が嘘だったという映画をNASA協力で創ったように、これも話を陳腐化する為の策かもしれませんね。

219:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/11/08 02:22:03
プーチン大統領の警告
プーチン大統領がロシア国民に人類の支配を望む者たちの危険を警告

昨日、ロシアのプーチン大統領が「ロシアをバラバラにしてその豊富な資源を取ろうと望んでいる者たちの脅威にさらされている」と発言した。
そして、アメリカ合衆国については、言葉をにごしはしたが、「一極化した世界を作り、すべての人類を支配」したい者たちがいると語った。

URLリンク(news.scotsman.com)


220:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/11/08 13:28:22
参考までに。
URLリンク(ap.a-power.biz)

221:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/11/09 03:50:39
質問なんだけど銀行の貸し付金に対する利子のB/S上の処理ってどうなるの?


222:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/11/09 23:37:19
>>221
フローですから損益計算書の中の資金運用収益の中の貸出金利息に計上されて
最終的には当期純利益に繋がるんでしょうね。

例えばそれが現金や日銀当座預金という形で手に入れば、
資産『現金預け金』 と 資本(純資産)『利益剰余金』 ってことになるでしょうか。

223:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/11/13 22:27:09
利息で世の中のお金は増えるの?

224:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/11/13 23:34:01
>>223

それについては(少し長いですが)ある本からの引用でお答えしましょう。
お金というバーチャルな存在はcapital-ismという偶像信仰を通じてリアルを支配します。

しかし、その前に、利息の謎の理解を助ける為に、国富論からの引用をしておきましょう。
拝金主義においては忘れられがちな基本中の基本です。

国富論 第5章より一部抜粋

 労働こそが当初の代価、本来の通貨であり、当初はすべてのものが労働によって支払われていた。
世界の富の全てはもともと、金や銀ではなく、労働によって獲得されている。富を所有し、何か他の
生産物と交換したいと望んでいる人にとって、富の価値は、それで購入出来るか支配できる労働の量に
まったく等しい。


225:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/11/13 23:43:26
マネーを生みだす怪物 P241

誰が金利を払うマネーを創出するのか?

 このプロセスに付随する難問の一つは、「金利を払うマネーはどこから来るのか?」ということだ。
銀行から9%の利子で1万ドル借りると、1万900ドルを返さなければならない。だが、銀行が貸し出す
為に創ったのは1万ドルだけだ。すると、あなたが--他のローンの借り手も--債務を返済する
方法はなさそうに思える。流通しているマネーだけでは、金利を含む債務全額には足りない。それなら、
あなたは金利分の900ドルも借りなければならないのか。するとまた金利が増える。借りれば借りるほど
ますます借りなければならなくなり、不換紙幣のもとでの債務は限りなく増えていくことになる。
 この考え方も一部は当たっている。金利を含む債務の返済に足りる金が創出されていないのは本当だ。
だが、金利を返済する唯一の方法は借金だ、というのは事実ではない。

226:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/11/13 23:53:08
マネーを生みだす怪物 P241 引用続き

 この考え方が間違っているのは、労働の交換価値を考慮していないからだ。あなたが
1万ドルを借りて、毎月900ドルずつ、それに金利分として約80ドルずつ返済するとしよう。
あなたはローンの返済がきついから、パートタイムで働こうと決める。銀行のほうは、
あなたのローンで毎月80ドルが入ってくる。この80ドルは帳簿上は「金利」だから、ローン
の元金のように債権と相殺されることはない。そこで、銀行が支出できるマネーとして残る。
銀行はこのお金で毎月1回ビルの床磨きをしようと決める。あなたは新聞広告に応募して、
月80ドルで銀行の床磨きをする。こうしてあなたは金利を払う分のマネーを稼ぐが、働いて
得るマネーは--ここが重要なのだが--あなたが金利として払ったマネーなのだ。
あなたが毎月、銀行で床磨きをしているあいだ、同じドルが金利として銀行に入り、賃金として
あなたに支払われ、それがまた金利として・・・という回転運動が続く。

227:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/11/14 00:08:03
マネーを生みだす怪物 P242

 あなたが直接、銀行で働かなくてもいい。あなたがどんな方法でマネーを稼ごうとも、出てくる
ところは銀行で、最終的に銀行に吸い込まれていく。この回路はうんと大きいかもしれないし、
小さいかもしれないが、すべての金利は結局は人間の労働で支払われるという事実は不変だ。
               ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
この事実を考えると、金利を返済するに足るマネーが創出されていないという事実よりもさらに
驚くべき事実につきあたる。人々の労働を足し合わせたものは全部、不換紙幣を創出している
人々の懐に入る。これが社会の大多数が金融貴族という支配階級のために年季奉公の召使
として働く現代の奴隷制である。

<引用終わり>

最後のところは誇張というか、少し表現がおかしいとは思います。全ての労働が吸い取られては、
誰も生きてはいられていません。しかし、マネーの発行者が非常に大量の労働力を間接的に
支配する仕組みになっているということは理解出来ます。

228:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/11/14 00:54:28
バランスシート上では金利はマネーを作り出していないと言うことだね。
ただし、人々の働く動機として金利は強制力を持たせると言うことか。

229:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/11/14 01:20:05
>>228

働く動機というのは良心的な見方ですね。
人々を間接的に支配するためでしょう。

あなたを強制的にピラミッドつくりに従事させたら支配です。
あなたにお金を払ってピラミッドつくりを発注すれば支配ではありません。
あなたから奪ったお金で(誰でもいいから)ピラミッドつくりをさせれば、
実はあなたにピラミッドつくりを強制したのと変わりません。支配です。

税金は実は間接的な強制労働だというのは比較的分かり易いのですが、
利息とはマネーを発行する人々が密かにかけた税金であり、金利はその税率だというのは分かり難いです。
全てのマネーサプライが金利をまとって発行されていることに気付かないからそうなるんですが。

偉大な宗教家や思想家がこぞって金利を禁じたのも良く分かります。
金利なんて元々は経済を安定化させるためにあるんじゃなくて金貸しが儲ける為、それだけの為にあります。
わずかな間にそんな自明なことを一般の人々に気付かせなくした経済学ってのは偉大だと思います。

230:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/11/14 10:21:19
携帯版 為替・FX株式 市場・マーケット情報
URLリンク(www.f-ses.com)

このサイトどうよ?

231:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/11/15 00:10:33
>>229
金利の負担を差し引くためにインフレは有効だと思う。
資本主義がうまく維持されるためには低インフレである必要があるのは金利のためかな。
企業が借りた金利負担の緩和をインフレ分してくれる。

232:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/11/15 00:36:39
>>231
>資本主義がうまく維持されるためには低インフレである必要があるのは金利のためかな。

そんな気がしますよね。
本来はニュートラルでいいはずです。

デフレスパイラルに落ち込むことを考えればのりしろとしてのインフレ率が必要である、
とするマイルドインフレ説は全く正しいと思いますが、そもそも金利というものが無ければ
デフレスパイラルも起きないような気がします。

そうそう、無からマネーを創って金利をつけて貸すのには反対ですが、自分の持ち物、自分が努力して
手に入れたもの、B/Sでいうところの資本(純資産)を貸し出すことでそのレンタル料を取るという行為には
反対いたしません。


現金 100億円    資本  100億円

          ↓

現金   10億円
貸出   90億円   資本  100億円 


の場合に、レンタル料を取るというならば、それに文句を言うことは(宗教家でも無ければ)難しいと思います。

233:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/11/15 20:32:08
俺専用しおり
>>132


234:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/11/17 20:01:56
信用創造を達成するのはいつ?
URLリンク(oshiete1.goo.ne.jp)
ここの回答はすばらしいのだが、一つ問題は企業の資金需要がなかったという部分。

貸出し利子率と信用割当て:銀行が貸出し利子率を引き上げた場合、
融資を返済する見込みが少ない企業のみが借り手として残り、
また借り手は利子の負担を相殺するため、よりリスクの大きい投資を行う可能性がある。
それゆえに、貸出し利子率をあまり高く設定すると銀行の収益は逆に低下してしまう。
このため銀行は、貸出し利子率を一定以上には上昇させず、むしろ信用割当てを行う。

信用割り当てで利子率を低くしている以上、銀行から資金を借りたがる企業は無数に存在する。
しかし不良債権を抱えた銀行の側の事情で貸出ができなかっただけである。

235:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/11/18 14:30:44
>>229

でも借りてるほうは金借りないと事業ができなかったりマイホーム手に入れなかったりするんだから
金貸しが設けるためだけにやってるかのようにいうのは被害妄想では?嫌なら借りなきゃいいんだし。
でも貨幣の存在自体が税金と同様の機能がある希ガス。
貨幣は形式上中央銀行の債務だけど、中央銀行の資産は大部分国債であり、それを負担するのは国民だから、貨幣の返済負担を課されてるのは結局は国民。

236:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/11/21 02:18:13
円の支配者は売れたには売れたが、信用創造の秘密について広く理解されたかどうかは疑問だ。
しかし、今ではそこかしこでマネーの秘密が暴露され始めている。
一体、何が起きているのだろうか?
これがネットの力ということか?
今後、マスメディアが取り上げることはあるのだろうか?

237:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/11/22 04:36:46
( ´・ω・`)<沈黙の兵器は、電気工学やロケット工学を応用して、経済をコントロールするらしいお。

★阿修羅♪ > 他には無い情報 資料室 > 資料2:静かなる戦争のための沈黙の兵器
●世界経済をコントロールする科学を確立する
 ハーバード経済調査研究所(一九四八~)<略>目的は、<略>世界経済をコントロールする科学を確立することにあった。<略>
経済は目標に誘導されるミサイルに置き換えられてきた。<略><経済的モデル>
URLリンク(www.asyura2.com)

パンローリング > BOOK > ウィザードブックス > ロケット工学投資法
<略>ウィザードブックシリーズ Vol.27 <略>ジョン・F・エーラース(John F. Ehlers)<略>
トレーディングシステム世界上位ランキング常連(URLリンク(www.futurestruth.com) 参照)で、<略>
物理科学におけるデジタル信号処理技術をトレーディング分野に適応化したものだ。<略>
URLリンク(www.panrolling.com)



悪魔の経済学 お金にだまされるな!!-浅野浩明-著-Yahoo!ブックス
<略>「沈黙の兵器」真の解説書。実は、経済現象を運動方程式や電気回路方程式を用いて定性的・定量的に分析するための理論書であった。<略>
第1章 『沈黙の兵器』は物理法則で書かれた経済理論書だ!-バブルとビッグバンの真相を読み解く
第2章 陰謀のシナリオをあらかじめ知るための裏読み-経済システムのモデル化を逆手にとった防衛方法<略>
URLリンク(books.yahoo.co.jp)

Amazon.co.jp: 悪魔の経済学-お金にだまされるな!!:本:浅野 浩明
<略>「沈黙の兵器」真の解説書。実は、経済現象を運動方程式や電気回路方程式を用いて定性的・定量的に分析するための理論書であった。<略>
URLリンク(www.amazon.co.jp)

経済学と物理学-同型対応(イソモルフィー)による学際研究-livedoor BOOKS|ビジネス・経済・マネー|金融・マネー・税金|経済学
第2部 物理学の基本的概念からの同型対応(イソモルフィー)によって得られる経済学の諸概念(自然空間はなぜ3次元か?
<略>地球とその重力の経済学的意味付け 電気の経済学的意味付け 熱の経済学的意味付け
URLリンク(books.livedoor.com)

238:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/11/24 04:52:19
FRBを廃止せよ
URLリンク(www.asyura2.com)


239:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/11/29 00:30:06
マネーサプライが発表される度に思うのだが、クレジットクランチなんて状況では全くないね。
10月の結果が出揃った。

ユーロはM3で前年比12.3% URLリンク(jp.reuters.com)
アメリカはM2で年率6.3% URLリンク(www.bloomberg.com)
 (但し、直近の週平均は下げておりクレジットクランチが始まっている疑いはあるのかな?)
日本はM2+CDで前年比1.9%(笑)。


ヴェルナーはMで示されるマネーサプライはあてにならないというが、ここまで差があると信用創造量で見ても差があるんでしょう。
しかし、日本は低すぎ、EUは高すぎ。

240:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/12/01 10:25:17
アメリカの銀行貸出はわかるデータないの?

241:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/12/01 12:17:28
>>240
>URLリンク(www.federalreserve.gov)

242:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/12/03 22:43:17
民主党は1820年代に分裂したトーマス・ジェファーソンの民主共和派の流れを汲み、アンドリュー・ジャクソンを領袖に結党された「民主共和党」が前身である(Wiki)

トーマスジェファーソンは中央銀行システムの導入と戦い、合衆国銀行を葬った。
 「通貨を発行する民間の中央銀行は、人々に自由にとって、常備軍以上の大きな脅威である。」
アンドリュージャクソンは政治生命をかけて、中央銀行システムの導入と戦い、第二合衆国銀行を葬った。
 "the bank is trying to kill me, but I will kill it"

しかし、結局は連邦準備制度(FRS)が成立し、民主党はその結党の目的を忘れ中央銀行を受け入れてしまった。
そして今、共和党のロンポールがFRSを廃止しようとして、大きな支持を得ていることには歴史の皮肉を感じる。

ジェファーソン、ジャクソン以上に、その戦いは熾烈なものになるかもしれない。

米議会、オンライン思想犯罪を取り締まる「反急進」法案を可決か?
11月29日16時30分配信 CNET Japan
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)

 これを適用すれば、Al Gore氏は国内テロリストということになる。Gore氏は2006年、「わが国の政府執行部門は多くの数の米国民を盗聴しており、
あつかましくもこれを継続する一方的権利を擁すると主張している」と発言している。大統領候補のRon Paul氏ももちろん該当するだろうし、
Gore氏よりも罪が重いかもしれない。このほかにも、アメリカ自由人権協会(American Civil Liberties Union:ACLU)の支持者、電子フロンティア財団(EFF)の支持者、
自由論者などの厄介者が対象になるだろう。



243:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/12/04 16:46:10
へー、ヴェルナーのスレなんてあったんだ。これは良スレ。

244:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/12/04 16:56:49
社保庁に巣食う自治労とは・・・・・

1.端末機操作は、専門職化せず、一般職員が行う
2.端末機の運用時間は、現行の勤務時間内とする
3.窓口装置を連続操作する場合の1連続作業時間は、
 50分以内とし操作時間50分ごとに、15分の操作しない時間を設ける
4.窓口装置の1人1日の操作時間は、平均200分以内とし、最高300分以内とする
5.窓口装置の1人1日のキータッチは、平均5000タッチ以内とし最高10000タッチ以内とする。
 また、各職員及び毎日の作業量はなるべく平均化するよう努めるものとする
6.端末機の操作にあたり、ノルマを課したり、実績表を作成したりはしない
7.端末機の機種の変更、更新、その他必要な事項については、その都度、事前に協議を行う

1.現行の50音配列キーボードに加え取り替えが容易なJIS配列キーボードを配布する
2.キーボードの使用については、操作者の判断による選択とし、一方的に押しつけるものではない
3.職業病予防の観点から、45分操作15分休憩、1日あたりの総操作時間、
 キータッチ数の制限など、覚書を守れる職場体制を確保する
4.キーボードの変更によってもたらされる入力作業量などの点検や労務管理強化は行わない
5.この装置によって、入力業務り民間下請化を進めるものではない
6.今後とも、オンライン関係についての国費協議会からの要求の実現にむけ、誠意をもって対処する

1.昼休みにおける窓口対応は、地域住民のニーズ、地域の実情等を考慮し、
 職場で対応できる必要最小限の体制で行うものであること
2.オンライン稼動時間の変更は、現行の勤務形態を変更するものではなく、
 勤務時間内で対応するものであること
3.休憩場所の確保など環境整備に配慮するとともに、
 行政の混乱を招くことのないように責任ある対応を図るものであること
4.問題が生じた場合は、別途協議するものであること

税金で養ってもらいながらこんなことをいう連中。
これが民主党とズブズブの最大の支持団体www

245:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/12/04 18:17:56
この本おもしろいね

問題はこの本が正しいのか、それともアンチ日銀で他の目的があるのか

246:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/12/04 23:49:02
依然としてドル崩壊というシナリオもあるが、
下の記事はもしかしたら、救済ゲームの始まりと暴落ゲームの終わりを示すものかもしれない。

>週内にもまとまる連邦政府と金融機関の借り手対策

この全貌がどのようなものになるか。最初に報道されたような単なる金利減免ではないであろう。

下記は、一見、借り手保護に見える見事なレトリックだが、住宅ローン会社が被るはずだった損害を納税者負担に転嫁する仕組みではないだろうか?
そして、住宅ローン会社が護られれば、簿価の1/10まで落ちているものもあると言われる各種証券の評価額も大幅に戻すであろう。
その時、ルービンとポールソンの古巣が、再度大勝ちしていることが眼に浮かぶようだ。ワーテルローの再来かも。

仮に暴落ゲームが終焉したとしても、米実体経済が大きな傷を背負ったことに変わりは無いのだが。



米、サブプライムで州に借り手救済促す・免税債で借り換え支援
URLリンク(www.nikkei.co.jp)

【ワシントン=藤井一明】ポールソン米財務長官は3日の講演で、信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)の借り手を
救うため、州政府に期限付きの免税債の発行を提案した。州が起債で調達した資金を借り換え支援などに活用する仕組み。
週内にもまとまる連邦政府と金融機関の借り手対策に州などを巻き込み、総合策に拡充する狙いがある。

 ポールソン長官は「州と地方政府に対して、免税債の対象に住宅ローンの借り換えを一時的に含めるよう提案している」と表明した。
長官が借り手の支援策で税制の活用にまで踏み込むのは初めて。現行法では、免税債は初回の住宅購入や特定の地域での
住宅購入の支援策にしか活用できないことになっている。 (18:31)

247:b
07/12/07 18:38:48
サブプライムのカラクリを解説してみるか。
カラクリってほどじゃないかも知れないが。安物のカラクリだから。

まあ全体像はバブル期の不動産向け融資の奨励と同じようなものだが、
新たな仕掛けとしては、債権を複雑なデリバティブにすることによって金融機関がその危険性を見抜けなかったという説明を受け入れやすくするとか(長いな)、
あるいは変動金利によって破綻が起きやすくするとかだろうな。

実はこのサブプライム問題の危険性はかなり前から指摘されてきたんだが、あまり指摘されては困る。
時期が来るまではできるだけみんな安心してもらって、株も住宅も上がり続けないと困るのだ。
そして、その時期が来たら初めてサブプライム問題がいかに危険な問題かを告げる。
これを呪文のように、何度でも唱える。
呪文を唱えながら通貨の供給を絞るとさらに効果があるだろうね。

しかし、金利上昇→破産→住宅投げ売り→住宅価格の下落という悪循環が問題なら、金利繰り延べしたら良いんじゃないのか。
金融機関だって、借り手に破産されるくらいなら少々金利が少なくなる程度はどうってこと無い。
助かるのは借り手と金融機関だけじゃない。証券投資家だって助かる。いやそんなことより、世界経済全体が救われるのだから、金利を政府が補填したって良いくらいだ。

だから、金利繰り延べ策が発表された。
最初から言えばいいだろ、と思う人も多いはずだが、まあ、決定するのに時間がかかるのはやむを得ないんだろうな。
というか、これも時期が来るまでは、ということかな。


248:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/12/07 22:08:54
住宅バブルではないとPRしていたFRB前議長グリーンスパンちゃん
いつからか急に、やっぱバブルで危険とPRしていたFRB前議長グリーンスパンちゃん

249:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/12/08 12:05:52
FRSがRMBS(住宅ローン担保証券)を無制限に買いオペすれば金融機関は救済できる。
しかし、それはFRSの資産が劣化することを意味するし、政治的にも出来ないだろう。
そこでやるとしたらこうだ。

(1)国か政府が新たな債券を発行し、そのお金で住宅ローンの借り手に借換をさせる。
(2)RMBSはパススルー方式だからこれを行なうと金融機関の資産RMBSは現金にかわる。
(3)金融機関はその現金で(1)の債券を買う。この時FRSも買いオペで支援することで値を吊り上げる。
(4)どこかのタイミングでこの債券バブルを潰して再び儲ける。

こうすればRMBS資産の劣化で窮地に陥っている金融機関を救済でき、芋づる式に危機が解消されていくだろう。
この枠組みではFRSが保有するのは公債だから劣化はしない。
もちろん、損をする投資家や破産する個人がいなくなる訳ではない。
真に貧しい人は救済されないことになっているし、債券市場操作でコネの無い投資家は破産していくだろう。
しかし、当面の暴落ゲームは底を打つ可能性がある。

やるかどうかは分からないが準備は整った気がする。

250:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/12/08 12:17:11
×(1)国か政府が新たな債券を発行し、そのお金で住宅ローンの借り手に借換をさせる。
○(1)国か州が新たな債券を発行し、そのお金で住宅ローンの借り手に借換をさせる。

251:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/12/09 03:30:41
『通貨とクレジットの管理が政府に返還され そしてそれが
もっとも際立った神聖な責任として認められるまで
議会主権と民主主義について話すことは
無効で無益なものである
一旦 国がクレジットの管理を手放したなら
国の法律を誰が作るとかは問題ではない
一度 高利貸しの手に入ってしまったら
どんな国でも破壊されてしまうだろう』
--- ウイリアム・リオン・マッケンジー・キング 元カナダ首相
(カナダ銀行を国営化した) ---


252:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/12/11 02:39:42
(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル! 国際金融機関こえー。

タイガービル > 挑戦者の主張 #14違法のFRB(連邦準備理事会)
 …FRBはコストなしで信用を供与し抵当設定した国債をドル札…に両替して流通させます、国民は納税によってドル札を…連邦政府に償還する、
そして連邦政府は国庫からFRB株主に国債の利子を支払うカラクリなのです。…
 金利が…高いほど、また財政赤字が…続くほどFRBの利益が増大するのは自明の理であり、…
何故財政赤字…国債…垂れ流し…、…放置しているのかがこれで分ります。
URLリンク(www.tiger-bud.co.jp)

日本国家戦略研究所 > ニュースレター > 2005年10月CONTENTS > 「国際金融勢力と戦争」 主任研究員 岩大路邦夫
■FRBは民間所有の株式会社
 …ニューヨーク連邦準備銀行が金利を設定し公開市場操作…によって合衆国の通貨…をコントロール…。…
ニューヨーク連邦準備銀行は20万3053株を発行し、ロックフェラーとクーン・ローブが支配するナショナル・シティ・バンクが3万株…。…
J・P・モルガンのファースト・ナショナル・バンクは1万5000株…。…この2つの銀行が1955年に合併し…、…4分の1近くを所有し、…コントロールするようになった…。
 …ロスチャイルド・ファミリー、…ラザール・フレール、クーン・ローブ商会、ウォーバーグ商会、リーマン・ブラザース、ゴールドマン・サックス、ロックフェラー・ファミリー、J・P・モルガン財閥である。…
これら株主達を見るとユダヤ系財閥が圧倒的に多いことが分かる。
 …アメリカ政府はFRBに対して…経営内容の監査などもできない。…大統領がFRB議長を任命するのだが、…「承認」する…のが実際…。…
URLリンク(www11.plala.or.jp)

ジャパン・ハンラーズと国際金融情報2006年12月3日アントニー・サットン『ウォール街とボルシェヴィキ革命』を読む。
<米公式文書と米財界人の回顧録を駆使した、真実のロシア革命史>
…ロシア革命を成功させたのは、…ウォール街の巨大銀行家たちの…資金だった。…その一部は、1919年…ラスク委員会…で明らかに…。
…依拠した資料の多くは政府の解禁された公式文書であり、…フーバー研究所の資料庫に眠る貴重な資料、私信などである。…
ウォール街は、…1930年代には、ヒットラーのナチス・ドイツを支援する。…
URLリンク(amesei.exblog.jp)

ジェラス・ゲイ > 戦争関連アーカイブ記事 ブッシュとナチスの結託 政府公文書で確証
URLリンク(homepage.mac.com)

253:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/12/11 20:27:08


    ∧__∧
    (´・ω・)  新世界秩序なんて、いやどす
    ハ∨/^ヽ
   ノ::[三ノ :.、
   i)、_;|+く;  ノ【マスコミに代わり】年次改革要望書を読み解くスレ5
     |!: ::.".T ̄ スレリンク(seiji板)
     ハ、___|
""" ̄"""""" ̄""" ̄""" ̄"

254:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/12/13 01:22:25
ついに中央銀行が伝家の宝刀を大っぴらに抜くようだ。
コソコソはやっていられないということであろう。
12/17から何が起き、どうなるかが注目だ。
各国政府から独立した中央銀行連合のパワーを垣間見ることになるであろう。

米FRB、欧州中銀などが緊急流動性供給・サブプライム対策
URLリンク(www.nikkei.co.jp)

【ワシントン=小竹洋之】米連邦準備理事会(FRB)、欧州中央銀行、イングランド銀行(BOE)など世界の
中央銀行は12日、米低所得者向け住宅融資(サブプライムローン)問題での金融市場の動揺を防ぐため、
緊急で流動性を供給すると発表した。世界の中銀の協調行動は極めて異例。12月17日から実施する。

 金融機関が幅広い担保を使って流動性の供給を受けられる枠組みが柱。中央銀行間で外貨を供給する
ことも含まれる。 (12日 23:35)

255:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/12/13 10:24:55
>>254
おおっ!? なんだなんだ

256:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/12/16 10:04:25
>>252
( ・ω・) < 資本主義を築いたのがユダヤ系の人だから、植民地主義や新自由主義の中枢でユダヤ系の人が、力を持つのは当然な希ガス。
      \日本も大東亜戦争が無かったら、中東みたいになってたかもね。

株式日記と経済展望 外交/2007年12月08日 高まるイスラエル・ロビー批判 泥沼イラク戦争威信失墜に危機感(12月8日 東京新聞 朝刊)
 …「イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策」(邦訳は講談社)。シカゴ大のジョン・ミアシャイマー教授と、ハーバード大のスティーブン・ウォルト教授の共著だ。…
 …原型…は昨年三月、ハーバード大ケネディ政治学大学院…発表…。
 彼らの定義によると、イスラエル・ロビーとは「米国の外交政策を親イスラエルに方向付けるため活動する個人や組織の緩やかな連合」。
同書では、その中核の米イスラエル公共問題委員会(AIPAC)や新保守主義派(ネオコン)による圧力が米国の外交政策をゆがめ、イラク侵攻を進めたと断言。…
 …反イスラエル言論の監視など学会、メディア、議会、政権への影響力にも触れている。…
「イスラエルは使途を説明しなくてもよい米国の唯一の被援助国」という実態についても言及…。
 …ジミー・カーター元大統領が書いた「パレスチナーアパルトヘイト(人種隔離)ではなく、平和を」…。
カータ-氏は「一部のイスラエル人は自分たちにパレスチナの土地を奪い、植民地化する権利があると信じている」と断言。…
 そのカータ-政権で国家安全保障担当大統領補佐官を務めたズビグニュー・ブレジシンスキー氏…は、…
「親イスラエル圧力団体(ロビー).からの働きかけ」と指摘する。…
URLリンク(blog.goo.ne.jp)

ヘブライの館 > 2F > ユダヤ問題特集 > 第7章 現在も続くジオニストたちの反セム主義活動
 …イスラエル指導者(ジオニスト)たちは、アラブ世界に激しい偏見を持ち、スファラディ系ユダヤ人たちを“下等民族”とみなしている…。…
イスラエルの初代首相ディビッド・ベングリオン…「モロッコから来たユダヤ人…好きではない…」…
4代首相ゴルダ・メイア…「…アラブ諸国からのユダヤ移民…を適切な文化レベルまで引き上げてやらなければならない。」
イスラエル外相を務めたアバ・エバンは、…「…心痛むこと…アラブ…ユダヤ移民たちが、…文化レベル…落としてしまわないか…。」
 …血を辿ると何のつながりもない…ヨーロッパのユダヤ人たちの正統な先祖は、8世紀に改宗したハザール人…
URLリンク(rerundata.hypermart.net)

257:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/12/16 10:08:17
>>252 >>256
( ・ω・) < ソ連の委員の人たちのメンバーが偏り杉(禿藁

ヘブライの館 > 屋上 > ヘブライの広場 > 覆面会議室 > 「ロシア革命」とユダヤ人の関係について
■■第2ラウンド
 1920年ニューヨークのロシア人の亡命団体である「ユニティ・オブ・ロシア」は、ソ連の支配者達の人名録を出版しているが、
それによると当時のソ連政府の各委員会に占めるユダヤ人の数及びパーセンテージは次の如く…。
ソ連政府の委員会(総数/ユダヤ人数/%)
人民委員会(23/17/77.2) 軍事委員会(43/33/76.7) 外務委員会(16/13/81.2) 財務委員会(30/24/80.0)
司法委員会(21/20/95.0) 教育委員会(55/42/79.2) 社会委員会(6/6/100) 労働委員会(8/7/87.5)
赤十字委員会(8/8/100) 地方委員会(23/21/91.0) 新聞記者(41/41/100) URLリンク(inri.client.jp)
イギリスの新聞『モーニング・ポスト』が、「ロシア革命」直後に掲載した革命の中心メンバーの一覧表によると、50人中44人までがユダヤ人であった。
参考までに、ソ連の高級委員の中のユダヤ人についての本名と偽名(ロシア名)のリスト…。
◆レーニン(ウリヤーノフ)  ◆トロツキー(ブロンシュタイン)  ◆メシュコフスキー(ゴールドバーグ)  ◆カーメネフ(ローゼンフェルト)  ◆ジノビエフ(アプヘルバウム)
◆ラジェヌキイ(クラッシュマン)  ◆ステクロフ(ナハムケス)  ◆ラデック(ゾーベルソン)  ◆ダーセフ(ドラプキン)
◆スハノフ(ギンメル)  ◆ゴーレフ(ゴールドマン)  ◆マルトフ(ゼデルバウム)  ◆ボグダノフ(シルバースタイン)  ◆リトヴィノフ(フィンケルスタイン)
■■第3ラウンド
 …革命後、ユダヤ人は「ロシア正教会」の90%を破壊…。…しかし、シナゴーグ(ユダヤ教会)だけは無傷でした。
URLリンク(inri.client.jp)

258:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/12/16 19:54:45
17日からの資金供給はFRBだけで見ても強力。
額が大きく年内に200億ドル×2=400億ドル。
ターム(期間)物であり期間が1ヶ月前後で、これは金融機関から見れば、まあまあ安定した資金調達となる。
(エンド日には再供給があるであろうという期待感も生じるだろう。)
CDOも担保に加わるのが大きく、流動性に寄与していなかったものがキャッシュに変わるというのは大きい。
そして通常の公開オペが21のプライマリーディーラーしか参加出来ないとは知らなかったが、今回の入札は広範囲に参加できる。

FRB 12月17日のターム物入札 最低入札金利は4.17%
URLリンク(www.gci-klug.jp)

FRBは金融機関の信用収縮回避のための流動性供給策を発表したが、
12月17日に実施される第1回目の入札の詳細を発表した。

最低落札金利 4.170%
期間 28日間(12月20から1月17日)
入札総額 200億ドル。
最大落札額 1社辺り20億ドル
最低落札額 1社辺り1000万ドル


URLリンク(nikkei225kuroiwa.blog90.fc2.com)

(1)年内2回実施。初回は200億ドル、期間28日。2回目は最大200億ドル、期間35日
(2)通常の公開オペは、21のプライマリー・ディーラーと呼ばれる大手金融機関しか参加できないが、TAFには地銀など中小規模の金融機関も参加できる。
(3)受け入れる担保については、米国債や住宅公社の保証付き住宅ローン担保証券に限らず、高格付けの債務担保証券(CDO)にも広げる。
(4)公定歩合貸しと異なり匿名でも参加できる。

259:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/12/18 02:02:36
>>258

ところで、資金供給というのは中央銀行が民間銀行から買いオペをすることで供給するんだよね。
短期市場を安定させるためとはいえ、公定歩合を上限金利にして借り入れが可能なはずなのに、
なぜ、短期市場に資金を供給する必要があるのだろう?
短期市場で借りられない銀行は中央銀行から借りればよいのに。

260:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/12/18 02:25:59
>>259

ロンバート貸し出しというのが公定歩合貸しになるんですがあまり好まれないようです。
何故かは良く分かりませんがググれば分かるでしょう。
今回は匿名で出来るってなっているのも面白いですね。

ターム物入札も貸し出しの一種です。
役立たず資産になったはずのCDOが担保に使えるってのが大きいですね。
しかも貸し出し期間が1ヶ月であり、それが終わった時(1月)に再び入札が行なわれる予定なんですよね。
FRBが400ドル(約4兆4800億円)、ECBが200ドル、スイス国立銀行が40億ドルの計640億ドル。
イングランド銀行が113億5000万ポンド(約2.6兆円)。
あとカナダも(金額は不明)。

これだけのお金を借りてどう使うのか?ってとこですよね。
単に資金繰りに使われるだけなのか(短期市場でデフォルトが生じることを予想した供給という説もあります)。
しかし、もしかしたらこのお金で何かの市場にバブルが生じるんじゃないかと思います。

261:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/12/18 02:44:55
×FRBが400ドル(約4兆4800億円)、ECBが200ドル、スイス国立銀行が40億ドルの計640億ドル。
○FRBが400億ドル(約4兆4800億円)、ECBが200億ドル、スイス国立銀行が40億ドルの計640億ドル。

262:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/12/20 23:28:57
米大統領選に異変? 泡沫候補が“旋風”…ネット検索1位 
URLリンク(news.goo.ne.jp)



263:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/12/26 01:34:22
○アメリカは没落しつつある。

○しかし、アメリカは、計画的に、没落させられつつあるのだ。

○その計画を立て、それを実行しつつある、その勢力は、何者か。


264:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/12/29 12:51:24
日本の大手メディアでロン・ポールを取り上げた記事を初めて見た気がします。
さすがにロン・ポールがFRBの解体を主張しているとは書けないみたいですが(^^;)。

「泡まつ候補がネットで1日過去最高の7億円ゲット 米大統領選」
URLリンク(sankei.jp.msn.com)


265:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/12/29 16:00:19
うたかただけじゃなく、ほうまつとも読むんだなあ

266:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/12/30 00:12:22
米国とイスラエルが世界を支配しているのか、彼らこそ世界から孤立しているのか(天木直人のブログ)
URLリンク(www.amakiblog.com)
 
我々は考え方を改める時期に来ているのではないか。
米国とユダヤ金融資本が世界を支配している、だから彼らを批判する事は得策ではない、
皆がそう思っているに違いない。
しかし、米国とイスラエルは圧倒的な国際社会の中の、たった二つの国である。
孤立しているのは米国とイスラエルなのだ。
世界の良識ある有力者が声をあわせてその事を本気で言いだせば、世界は一変するに違いない。
それは反ユダヤ主義でもなんでもない。
平和と人権尊重を求める普遍的な人類の良識が発する声である。


267:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/12/30 16:06:45
FX初心者向けの質問スレ作ったので、初心者の人は下記スレで質問して。
興味ある人、どんどん来て

【入門】FX初心者専用質問スレ【基本】
スレリンク(livemarket2板)

268:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/12/30 21:45:02
太田龍 時事寸評から抜粋

○何百人何千人何万人と言う現代日本の「エコノミスト」には分らない。
○恐慌は戦争と同じく、
○貨幣の発行権を独占するイルミナティ国際金融寡頭権力によって、
 人工的に発動される。
○しかし、そのためには一つの前提條件が必要だ。
○世界の基軸通貨(貿易の決済のためにもっぱら使用される通貨)を設定し、
○そしてその基軸通貨となる通貨の発行権を握ることである。
○十九世紀には英国ポンドがそれであった。
○そして、このポンドを発行しているのは、株式会社、私有私営の営利企業
 としてのイングランド銀行である。
○このイングランド銀行に、英国通貨の独占的発行権を与えた(一六九四年)
 のは、
○オランダから来た、かくれもないフリーメーソンのウィリアム三世である。
○そして、このイングランド銀行の株式の過半数は、アムステルダムを中心
 とする国際ユダヤ金融閥が所有する。


269:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/12/30 21:45:19
○二十世紀、一九一三年、
 米国FRBの成立と共に、ロスチャイルドを中核とする国際ユダヤ金融
 寡頭権力が、米国の通貨ドルの独占的発行権を掌握した。
○かくして、
 イルミナティは、ドルを使用して二十世紀に二つの世界大戦、そしてその
 あとの米ソ冷戦、一つの世界大恐慌(一九二九年~)を演出した。
○一九二九年の世界経済大恐慌のからくりは、本当に子どもでも分るほど
 単純である。
○一九二〇年代、イルミナティは、米ドルをジャブジャブと発行し、
○かくして米国経済はバブルと成った。
○そして、イルミナティの指令一下。
 ドルの発行(印刷)を減少させた。
○計算通り、米国ニューヨーク、ウォール街の株式大暴落、
○そして長期の経済大恐慌である。
○この二十年、イルミナティは、FRBに命じて米国経済の未曾有の規模の
 大バブルを演出させた。
○この人工的政策によって
 ウォール街の株は二千ドル程度から、一万ドルを越え、一万何千ドル……
○イルミナティの指令が出されると、FRBはドル発行の圧縮に転じ、
○そしてニューヨークの株式は、
○十分の一以下へ大暴落するであろう。
○この衝撃は、
 一九二九年など、比較にならないものと成るであろう。



270:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/12/30 23:06:33
今年は激動の年で、いつ金融クラッシュが起きても不思議ではないような報道がなされたが、なんとか回避した。
中央銀行の共同介入には大きな意味があったのだと思うが、その効果の詳細はもっと後にならないと分からないのだろう。
確かに中央銀行の操作で信用収縮は防ぐことが出来るようだ。これに関してはヴェルナーの言う通りだった。
しかし、単なる先送りのようにも見える。来年はヴェルナー理論を実践した場合の結果が見られるのかもしれない。

もう一つ、ヴェルナーは予言めいたことを行なっている(2001年 円の支配者)。
いずれ意図された金融危機が起き、それが統一通貨創設へのきっかけになるということを遠慮がちに。。。
こちらが見られるのかもしれない。

271:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/12/31 21:05:53
ついに日本の債券市場の規模が(1ヶ月を残して)1京円を突破。
信じ難い伸び方だ。
これは既に発行された債券の売買に費やされたお金であることがポイントであり、
    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^
即ち新たに経済に新たに注ぎ込まれたお金ではなく、債券の保有者が変わる為に費やされたお金だ。
デフレの結果であると同時に原因でもある。

1999年1-12月 3,837兆円
2000年1-12月 4,061兆円
2001年1-12月 4,058兆円
2002年1-12月 4,058兆円
2003年1-12月 3,666兆円
2004年1-12月 5,110兆円
2005年1-12月 6,481兆円
2006年1-12月 9,153兆円
2007年1-11月 1京1,149兆円

今年の債券売買高、初の1京円突破・背景にサブプライム
URLリンク(www.nikkei.co.jp)

272:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/01/04 00:11:01
毎度のことながらユーロ刷り過ぎ。
何故、これと日本を比べた話題がないのかが不思議。

11月ユーロ圏マネーサプライM3伸び率、前年比12.3%=ECB
URLリンク(jp.reuters.com)

273:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/01/05 01:36:11
ユーロ圏の消費は今後も順調だろう。

274:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/01/05 19:49:07
FRBによるTAFは2月以降も継続されるという観測。
原油・金・穀物のバブルが進んでおり、今後はより一層進むと思われる。
原油枯渇や食糧問題というのは説得力を持ってはいるが、今のはバブルの疑いがあり、そうであれば一度はハジけるので要注意。
今後の注目は大手金融機関の破綻騒動(国有化、合併)の再燃と公的資金注入議論がいつ盛り上がるか。


1カ月物の供給規模1.5倍に拡大=米FRB、資金逼迫に対処
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
・昨年12月に開始した1カ月物資金入札(TAF)について、毎回の入札での資金供給をこれまでの200億ドルから1月は300億ドルへと1.5倍に増額すると発表した
・FRBは、「短期資金市場の圧力増大に対処する必要がある限り、TAFによる資金供給を続ける」として、2月以降も継続する方針を示唆した。 

実体経済揺さぶるマネーの反乱 高まるインフレ圧力
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
・株式やドル資産から逃げ出し、原油や金、穀物など現物資産の裏付けがある市場に流れ込んでいる

275:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/01/09 00:01:24
基本形<多分、回避される信用収縮シナリオ>

銀行が不良債権処理を行なうとは、つまり自己資本を削って不良債権と相殺すること。
この時、自己資本比率規制が悪魔の仕掛けになる。
BISで定めた自己資本比率は大雑把には、
                  ^^^^^^^
 自己資本比率=自己資本/貸し出し ・・・ あくまで大雑把な話

例えば自己資本比率8%の銀行が1兆円の不良債権を処理するとする。
すると自己資本が1兆円減る。
自己資本比率8%を保とうとすると貸し出しを12.5兆円削らなければならない。
つまり経済から12.5兆円の融資を引き上げる(例えば借換えを拒否する)。
融資を引き揚げられた会社は倒産し、再び不良債権が生じる。
これがループすることで信用収縮が拡大し経済がズタズタになる。

これが最悪のシナリオ。
勿論、こんなことにはしないだろう。

276:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/01/09 00:30:14
<回避シナリオ>

回避シナリオとしては
"銀行に儲けさせる" か、
"自己資本を創造し不良債権と相殺する" ことを考えるだろう。

同じように自己資本比率8%の銀行が1兆円の不良債権を処理するケースで考える。
今度の方法は出資証券か株を発行して新たな自己資本1兆円を確保し、これで清算するというもの。
こうすれば貸し出しを減らす必要が無くなり、信用収縮を防ぐことが出来る。

しかし、問題はそんな銀行に誰が出資するのか?ということ。
現在FRBによるTAFが行なわれており、金融機関は幅広い資産を担保にキャッシュを得ることが出来る。
このお金を???ファンド(基金)に投資する。
そして、このファンドが、このお金で銀行の増資を引き受けるものとする。

金融危機が解消すれば、銀行の株価が上がり、ファンドには利益が出るだろう。
この結果、このファンドに投資した銀行も元本を回収しし、おまけに運用益を得ることが出来る。
このお金でTAFの返済を行なえば、魔法のように全てが片付いてしまう(様な気がする)。

もっとも、このシナリオは金融危機の解消を市場が認知し、株価が上昇しなければ成り立たない。
これを行なっているうちにどこかの金融機関が破綻して金融株が下落すればシナリオが崩れてしまう。
しかも、TAFの期間は1ヶ月であり、ローリングするとしてもいつまでこの制度が実施されるか分からない。
だからこれは空論である。

しかし、例えば国や保険機構を介在させれば、同じようなことをもっと安全に行なえるかもしれない。

277:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/01/11 01:07:52
先日、民主党が国会で、911の偽造の証拠を沢山出しました

URLリンク(benjaminfulford.typepad.com)


278:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/01/11 02:01:52
国会で911陰謀説が議論された!(2008年1月10日)
URLリンク(video.google.com)

URLリンク(video.google.com)

URLリンク(video.google.com)


279:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/01/11 20:53:57
>>277
へ~、今日イラン国営放送でやるつもりなんだ?
       ^^^^^^^^^^^^^
こういうの、ヴェルナー理論とは(直接は)関係ないけど、まあいいや。
広い意味では何事も関連しているかもしれないしね。


ところで、話を戻して、
最長の好景気だと言われているが、
信用創造がこうも伸び悩んでいるのだから名目GDPの伸びが鈍いのも肯ける。
金利ではない緩和策を打ち出さないと、まずい水域だね。

銀行貸出残高、07年は0.8%増
URLリンク(www.nikkei.co.jp)

280:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/01/12 09:27:31
景気後退のフラグは既に7ヶ月前から立っていたようだ。
タイムラグが半月としてこれから次々に顕在化してくるだろう。

企業向け融資減少続く、銀行慎重に・素材高騰で中小打撃
URLリンク(www.nikkei.co.jp)

・銀行融資の7割を占める国内企業向け貸し出しの減少が鮮明になってきた。
・2007年11月末時点の法人向け貸出金残高は269兆円で前年同月と比べ1.2%減った。
・減少は7カ月連続。
     ^^^^^^^^^

281:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/01/12 18:46:14
予定の行動とはいえ次々に手を打ってくる実行力は大したもの。
1ヶ月物の貸し出し金利をFF金利よりもインフレ率よりも低く実施する。
経済合理性の無い救済としか言えない行為だが、別に批判はされないようだ。
そのうちに不良債権や金融株を買ってもFRBが行なえば誰からも文句は出ないんじゃないかな?

FRB、14日のターム物資金入札の最低応札金利を3.88%に設定
URLリンク(jp.reuters.com)

282:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/01/13 21:36:32
08年の日本経済は厳しいものがあります。

(1)マネーサプライ速報

前年比

      M2+CD      M1   M3+CD
2006年   1.1        3.1     3.6
2007年   1.6        -0.1     2.0
--------------------------------------
 1-3月   1.0       -0.1     4.0
 4-6月   1.5       -0.5     1.2
 7-9月   1.9       -0.1     1.4
10-12月   2.0        0.2     1.7

(2)貸し出し動向

     銀行・信銀計   外銀

7-9月   0.5       -21.3
10月    0.7       -14.0
11月    0.6       -7.0
12月    0.1       -3.8

283:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/01/14 22:56:59
三角合併でハゲタカが買いあさるための準備か。

284:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/01/19 00:20:33
諮問会議廃止、国民新が法案・骨子まとめる
URLリンク(www.nikkei.co.jp)

国民新は「国民の負託を受けていない民間人が国の政策を勝手に決めている」(亀井久興幹事長)と批判してきた。


21世紀版「前川リポート」・諮問会議、成長持続へ改革案議論
URLリンク(www.nikkei.co.jp)

17日に開く諮問会議の会合で民間議員が検討を提案し、了承される見通し。


経済財政諮問会議メンバー
URLリンク(www.keizai-shimon.go.jp)

285:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/01/20 00:53:21
こないだフジテレビでバブルへGOやってたけど、
あれってまんざらネタでもなかったぽいなw

286:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/01/20 14:56:10
日本人が知らない 恐るべき真実
URLリンク(d.hatena.ne.jp)

ユダヤ・ロスチャイルドの世界支配について書いています。


ロスチャイルド一族が世界を支配していると言っても、ほとんどの人は「そんなバカな」とか「くだらない陰謀論だ」と思うことでしょう。
その原因は、ほとんどの人が“おカネのことを知らない”ためだと思います。
「おカネのことぐらい知ってるよ」と思われることでしょう。
しかし、本当におカネの仕組みを理解している人は、この世にほとんどいないのが実状です。

287:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/01/20 17:29:05
>>286
>しかし、本当におカネの仕組みを理解している人は、この世にほとんどいないのが実状です。

確かにその通りですね。
私は円の支配者を読む前には信用創造すら知りませんでした。
信用創造について調べた所、一見するとヴェルナーの説明と全然違うので疑問に感じました。
しかし、良く考えるとヴェルナーが言っている事と同じになるので驚きましたね。

民間銀行も通貨を発行していることは実は経済学や金融の本にも書いてあるけれど一般には理解されていないと思います。
知識として知っている人も、比喩的なものだと理解しているのではないかという気がします。
銀行振り込みによる決済の仕組みとか中央銀行による資金供給の仕組みとかは普通は知りませんよね。
身近な所では公的資金による資本増強の仕組みっていうのも我々の日常的な通念とはかけ離れた本当に驚く話です。
そういうのを知った後に陰謀論(金融財閥の戦略論)について書かれているものを読むと、一概に否定出来ないものを感じます。

マネーに関する話(銀行の歴史、国債の歴史、中央銀行に関すること、金融ファミリーの戦略)を読むのは本当に面白いです。

288:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/01/20 19:45:44

【円高↑】「円に魅力があるわけではないが…」 他に行き場のないマネーが仕方なく辿り付く“円”…経済停滞すると買われる「不況通貨」
スレリンク(newsplus板)

289:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/01/20 21:42:54
2008年センター試験 政経
第4問 問2
一般的に中央銀行が行なう政策として正しいものはどれ
①デフレが進んでいるときに通貨供給量を減らす
②インフレが進んでいる時に預金準備率を引き下げる
③不況期に市中銀行から国債を買い入れる
④好況期に公定歩合を引き下げる

どれが正解?

290:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/01/20 22:03:00
>>289

へー、こんな問題が出るんだ。ちょっと驚きです。微妙な設問。遠まわしに日銀批判?とも思ってしまったり。。。

(1)は一般には×。しかし日銀は2006年度デフレなのにマネタリーベースを大幅に減らしている。これは皮肉???
  参考 URLリンク(rank.nikkei.co.jp)

(2)も一般的には×。ちなみに最近の先進では預金準備率による操作は一般的でない。中国では行なわれている。

(3)これが多分○なのだが、微妙な設問だな。
  建前論としては不況だから買い上げるって訳ではない気がする。
  あくまでも通貨供給の為であろう。
  但し、20世紀初頭に、このオペレーションをすると景気刺激の効果があることが偶然分かったことになっている、のは歴史的事実。
                                                   ^^^^^^^^^^^
(4)これも一般的には×。ちなみに日銀は公定歩合という言葉を廃止している。
  ヴェルナー理論では金利はあくまでも二次的なパラメーター。

291:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/01/21 22:22:49
不動産バブルの崩壊をきっかけに順調だった実体経済への融資までも絞られたことで不景気になってしまった日本。
欧州でも同じことが起きつつあるのかもしれない(今の所はマネーサプライは激しく伸びている)。
日本で起きた事が早送りで起きている。
沈むのも底を打つのも早いのかもしれない。
今年中に公的資金による資本増強まで行ったりして。。。


企業向け融資、欧州各行の厳格化続く・サブプライム拡大で
URLリンク(www.nikkei.co.jp)

【フランクフルト=石井一乗】米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題の広がりを受け、
欧州の銀行が企業向け融資基準の厳格化を進めている。
欧州中央銀行(ECB)の調査によると、ユーロ圏の銀行の約4割が2007年10―12月期に基準を強化し、
08年1―3月期についてもなお3 割が貸し出しに慎重な姿勢を強めている。

 ECBは4半期ごとに、ユーロ圏主要行の融資姿勢を調査。今回は89行を対象に1月8日時点で実施した。
企業向け融資基準を過去3カ月間で見直した銀行の割合は、昨年10月時点の調査の31%から41%に増加。
2003年4月時点(46%)に次ぐ高水準となった。中小企業向けについては28%が、大企業向けについては45%がそれぞれ厳しくした。

292:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/01/22 22:23:51
今日はTVで金融マジックの一旦が語られそうになった。
報道ステーションで渡辺大臣が公的資金による資本増強は実はコストが発生しないと言いかけたのだ。
こういう金融マジックを公共の電波に乗せるのはタブーに近いのでは無いかと思うのだが、おそらくやろうとしていた。
残念ながら古館とミスター円によって阻まれてしまった。

293:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/01/22 23:09:24
緊急利下げで時計の針を進めた。
効果は直ぐに剥落するだろう。
昨今のやり方を見ると、どうもショックドクトリンの方のシナリオではないかと思う。
円の支配者を読み直そうと思う。

第18章 『セントラルバンカーが暮らしを支配する』
第19章 P337~P338 世界通貨

294:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/01/23 10:06:55
>>292
おれも見てた。面白かったよね。

295:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/01/23 21:09:19
>>294

渡辺大臣を招いておいて訴えたいことを言わせずにかぶせて来た古館と榊原には本当に腹が立ちました。
彼の話の続きを是非聞きたかったのです。
殆ど理解されないであろう『公的資金による資本増強』という話をどこまでどうやって話そうとしたのか。
非常に残念でならないです。

渡辺大臣には今の危機はどうやれば解消出来るのか良く分かっているようで、いろんな意味で歯痒そうでした。
しかし、バーナンキだって当然分かっていて、国民の抵抗力が無くなることを含めて機が熟するのを待っているのだという気がします。
そうだとすれば怖い話です。

渡辺大臣は外貨準備の運用方法も考えているような発言もしており、勝手に期待してしまいます。
今の地位を失わなければ良いのですが。

296:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/01/23 21:29:17
確かにもうちょっとつっこんだ話は聞きたかったですね。
まあ、ああいう経済話を地上波のあんな番組で聞けただけで面白かったす。

ただ、渡辺喜美氏はどうしても「中川秀直のURを外資に切り売り計画」の片棒担ぎに見えちゃうので
あまり印象良くないです。実態は知りませんが。

297:295
08/01/23 22:39:57
>>296

渡辺大臣に対してあまり知らないんですが、私は反自民なのでややネガティブに感じています。
それでも昨日の件に関しては渡辺大臣の肩を持ちたくなります。
誰であろうがわざわざ招いたのだからとりあえずは耳を傾けるべきだと思いました。
それが大臣であれば尚更ですよね。

>まあ、ああいう経済話を地上波のあんな番組で聞けただけで面白かったす。

同感です。何を言い出すんだろうとちょっとドキドキしました。

298:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/01/25 00:50:36
下記の提案が実現すれば有力な解決策になると思います。
所詮は金融機関の救済なのですが、表面的には借り手保護であるように見える巧妙なやり方だと思います。
この提案を前向きに捉えるのか、それとも潰しにかかるのかで、基本スタンスが明らかになる予感がします。


サブプライム債権を公的資金での買い取り提案 米議会
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)

 【ワシントン=渡辺浩生】米上院銀行委員会のドッド委員長(民主党)は23日、低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)問題の
解決に向けて、公的資金によるローン債権の買い取り機構の設置を提案した。今後米政府、議会と実現に向けて調整に入る。
サブプライム問題で本格的な公的資金投入案が議会有力者から提案されたのは初めて。

 ドッド委員長が民主党のリード院内総務に書簡を送り提案した。それによると、機構名は「連邦持ち家保護機構」で、政府は100億~200億ドル
(約1兆~2兆円)を拠出する。

 機構は、返済の滞ったローン債権を債権者から買い取り、割り引いたうえで借り手に譲渡する。その際、借り手は連邦住宅局(FHA)の保証で
返済可能な長期固定ローンを組んで資金を借り入れる。ローンの差額は公的資金で補(ほ)填(てん)される。借り手の返済負担額は大きく軽減される
ため、住宅差し押さえの危険を回避できるとしている。

 返済不能になった借り手の持ち家差し押さえ急増は住宅価格を押し下げる大きな要因で、今後の金利上昇で差し押さえの危機に直面する借り手は
推定200万人に上るとされ、抜本的な解決策が急がれている。

 ドッド委員長は記者会見で、同機構によるローン債権買い取りによって「人々が家に住み続けることができる」と強調。24日にポールソン財務長官と
会って、同機構の設置を要請する見通し。


299:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/01/28 14:51:31
次のFOMCで利下げがあることがバレバレな気がするんですが、良いのでしょうか?
テレフォン・パンチというか。。。
決定会合が見せ掛けの場ということがミエミエというか。。。

     FRB新融資の
最低応札金利   FF金利
12/11              4.25%
12/17   4.17%
12/20   4.15%
1/14   3.88%
1/22               3.5%
1/28 3.1%


FRBの新融資、28日に入札
URLリンク(www.nikkei.co.jp)

 米連邦準備理事会(FRB)は25日、新融資制度の4回目の入札手続きを発表した。
最低応札金利を年3.1%に設定し、28日に入札を実施。期間28日の資金300億ドル(約3兆2000億円)を金融機関に供給する。
29日に落札結果を公表し、31日に決済する。(ワシントン支局)

300:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/01/29 23:16:24
最近の記事を読んでいると、どうも次期日銀総裁は武藤さんに決定したような感じだ。
中央銀行に関する報道は(ロスチャイルド系の)ロイターを見るに限る、と思っている。
こうなるとヴェルナーの主張が今も生きているとすれば副総裁に就任する日銀プロパーが実権を握ることになる。
ところが副総裁人事に関しては全く聞こえてこないから面白い。
ヴェルナーが次のプリンスと呼んでいたのは山口泰だったか?


インタビュー:次期日銀総裁に武藤氏が有力候補=自民・林氏
URLリンク(jp.reuters.com)

301:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/01/30 20:56:07
『貸出と預金(特に定期預金)との密接なリンク』
とは何を指しているのだろうか?
貸出とのリンクが弱まることが問題だと言うならば、そもそもヴェルナーが言うように貸出側でカウントすれば良く、
更に貸出先別で考え、不良債権処理による歪みの無い統計値を併記して公表すれば何かが見えてくるだろう。

「マネーサプライ統計」の見直しに関する最終方針
URLリンク(www.boj.or.jp)

P13
「もともとM2+CDは90 年代後半以降、実体経済とのリンクが弱まり、役割や有用
性が低下したが、それ以前は実体経済の予測変数として非常に有意義であった。
その背景には、貸出と預金(特に定期預金)との密接なリンクがあったことが
知られている。…(中略)…貸出とリンクしない200 兆円もの預貯金をマネー
ストックに含めることは、実体経済へのリンクを自ずと弱めることになるため、
将来にわたってM3同様にM2の公表を続けてほしい」

302:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/01/31 07:07:02
(1)
武藤って人はどういう経歴の人?
財務省?

(2)
草思社が民事再生法を申請したって知ってた?

303:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/01/31 20:52:57
>>302

(1)に対し、
 ググって頂いた方が詳しいことが分かると思いますが元財務次官のようですね。

(2)に対し
 知っています。再建を祈っています。
 『円の支配者』と『マネーを生み出す怪物』の2冊を持っています。
 後者はより陰謀論的に見えますが、著者自身が語っているように過去の研究者の集大成であり、
 出典もしっかり示してあり、しっかりした本です。

304:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/01 00:05:43
虚構の終焉も絶版だし、円の支配者も絶版になるのかな?
とても残念なことだ。

305:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/01 03:21:13
ヴェルナー氏は今どこにいるの?
上智大学にもいないようだし。
2003年から全く発言しなくなったのは、何故?
ものすごい人なのに。

306:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/01 22:48:51
>>305

世界が今のような状態なので続編を出せばベストセラーになるのではないでしょうか?
2001年に発刊された『円の支配者』における彼の主張のうちの一部を抜粋すれば、

(1)日銀の言う量的緩和(超過準備金目標)には意味が無い。
(2)金利はファイクで経済の信用創造量が第一変数。Mのつくマネーサプライ指標は切れ味が悪い。
  信用創造が増えれば景気は回復する。
(3)極論すればお金を創って銀行の不良債権を清算すれば金融危機は直ぐに解決する。

です。
その後の経過を見ればこれらは全て正しかったことが分かります。

(1)は誤解されている気がします。ヴェルナーの『信用創造量を増やせ』という主張と日銀の量的緩和政策は同じものではありません。
P9ではっきりと否定しています。ヴェルナーの政策をやった場合も日銀当座預金は増加するでしょうが逆は真ならずです。
日銀の量的緩和政策の中身は一部は正しく、一部は無意味だったということになるでしょう。

(2)は疑いようの無い事実で統計値はもとより日銀短観にある『借り手から見た貸し出し態度』を見れば一目瞭然です。

(3)に関してはさすがのヴェルナーも政治的に実現不可能と考えていたと思います。
ところが日本政府と預金保険機構と銀行と日銀の連携により『公的資金による予防的資本増強』という名目で
(極めて巧妙に一般の人に気がつかれない形で)実現しました。そして、その後は速やかに危機が解消して行きました。

307:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/01 22:52:45
但し、ヴェルナーが善人かどうか、とか、どういうポジションに居る人なのかっていうことは
良く考えないといけない気がします。

308:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/02 01:14:08
>>305

イギリスにいます

309:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/06 17:43:39
依然として公的資金による資本増強策が見送られ続けている。
もちろん、政治的に難しいと言うのも事実。
しかし、今回の危機がショック・ドクトリンである可能性は常に頭に入れておく必要性がある。
G7で言及するか、それとも見送るか、というのは一つのポイントだと考える。


「資本増強」案が浮上=銀行の不良債権問題で-東京G7共同声明
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)

2月6日17時1分配信 時事通信

 9日に東京で開かれる先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)の共同声明
「金融機関の資本増強の必要性」という文言を盛り込む案が浮上していることが6日、明らかになった。
米国の低所得者向け高金利型(サブプライム)住宅ローン問題を契機に、
住宅ローン債権などを組み込んだ証券化商品の価格下落が止まらず、投資した金融機関の不良債権は増加。
G7各国は、バブル崩壊後の日本が経験した金融システム不安を教訓に、
金融機関が損失拡大に備えて早めに資本を積み増すことが市場の不安を抑える有効策になるとみている。
 ただ、資本増強の必要性を打ち出せば、
「サブプライム関連の損失拡大で資本不足に陥っている銀行があるのではないか」との不安をあおることになりかねない。
このため、G7は市場への影響を慎重に見極め、「資本増強」に言及するか最終判断するとみられる。

310:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/06 23:12:29
>>309
こんなもん、勝手にこっそりやっちゃえばいいのにな。
誰も気にしてないんだし。
で、「サブプライム、意外と平気でした♪」なんつって。
カネなんかその程度のものなんだから、さっさと始末つけろっつーの。

311:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/06 23:14:14
>>309

日本のバブル崩壊を参考にして、アメリカも意図的に破壊するかもしれないね。
とにかく、事の推移を見守っていくしかない。

312:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/06 23:14:15
>>309

日本のバブル崩壊を参考にして、アメリカも意図的に破壊するかもしれないね。
とにかく、事の推移を見守っていくしかない。

313:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/07 00:50:29
>>311
日本のバブルを参考って、あれもシナリオ書いたのはダメリカだろ。
たぶん参考にしてるのは1930年前後の大恐慌政策だよ。

ただ見守るんじゃなくて、昔のバブルを調べるのが良いんじゃないかな。

314:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/07 00:54:47
9日には分かることですね。
WBSで竹中が公的資金注入に対して肯定的な見解を示さなかったところを見ると、
それがワシントンと7つの頭を持つ中銀連合の意思なんだろう、という気がする。
心あるエコノミストなら金融危機と銀行と中央銀行(バーゼル)との関連を説明すべきだ。

・信用創造とは平たく言えば銀行が預金という通貨を創って貸しているということ
・信用創造量の制約条件は以前は準備率だったが今ではバーゼル規制、即ち自己資本比率の場合が多いこと
・故に銀行の資本の毀損が信用収縮のスパイラルの引き金になる事
・それを抑えるためには資金供給オペではダメで資本を創造してあげなければならないこと
・公的資金による資本増強とはインチキによる資本創造であること

315:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/07 00:57:29
バーゼルⅠは自己資本比率が低かった、言い換えれば貸し出し好調だった邦銀を潰すためのもの。
バーゼルⅡは中身の分からない証券を保有している銀行がターゲット。
バーゼルこそが元凶。

316:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/08 21:55:56
G7声明に先駆けて公的資金を否定か。
実に立派な態度だ、と言いたいとこだが偽善だろうな。
銀行制度というインチキは良くて公的資金による資本増強というインチキはダメという線引きはナンなのか?
やりたくなったらやるくせに。


米財務長官、米金融機関の資本強化促す・「公的資金」は否定
URLリンク(www.nikkei.co.jp)

 【ワシントン=実哲也】ポールソン米財務長官はワシントンで日本経済新聞と会見し、
信用収縮の広がりを懸念する声が市場で高まっていることについて
「金融機関にできる最善のことは損失を素早く明らかにし、資本を調達することだ」と述べ、
米金融機関の資本増強が経済回復に重要との見方を示した。
公的資金の注入論では「(ほかの国はともかく)米国には当てはまらない」と指摘、
あくまで自助努力による資本強化を促す考えを強調した。

 ポールソン長官は公的資金の投入が不要な理由として、
「米金融機関は素早く損失を明らかにし、資本増強に動いている」ことを挙げた。
ただ、「資本調達の必要性は強調し続けている。資本が十分でないという疑いがあれば、
手に入る間に資本を獲得すべきだ」と述べ、米金融機関に積極的な増資を働きかける考えを示した。 (21:01)


317:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/08 23:09:07
マネーは銀行からの借金だというが借金以外のマネーはあるの?

318:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/08 23:43:02
>>317
その前に、ややこしいことを言うようですが
マネーは銀行から借金する時に生まれますが、マネー自体は銀行(及び中央銀行)の債務です。
預金(銀行にとっての債務)が決済に使える(=マネーとして働く)ってのが味噌ですね。
融資が行なわれる時、無から貸出しと預金が対創造されます。
この対創造って概念こそが聖書以来のユダヤの奥義、強みと言えるのではないでしょうか。

本題に戻ると、
そもそも元々はマネーは借金以外の方法で生まれていました。
ゴールドそのものをマネーとして使ったり、
ゴールド(などの資産)を裏づけに券を発行すれば良いですよね。
その場合、ゴールドスミスは券と引き換えに預かったゴールドをちゃんと金庫にしまっておかなければいけません。
(ところが預かっているはずのゴールドを内緒で貸し始めた。これが銀行業の先駆けでしたよね。)

今でも中央銀行はその気になれば債権(債券)以外を裏づけにマネーを発行することが出来ます。
銀行が保有する株を買ったことだってあります。
民間銀行も銀行法が許す範囲で運用対象(=マネーの裏づけ資産)を選ぶことが出来ます。

319:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/09 03:10:22
>>317
なるほど。債権を裏付けにした発行でなければ借金ではないですね。
ありがとうございます。
ただ、実際のマネーのほとんどを債権を担保にした発行と、貸し出しによる預金創造によっているのは戦略でしょうか?
借金によって社会を強制的に働かせ続けるための。

またもう一つ質問ですが、日銀の当座預金に預けられた法定準備金は自己資本の分子に含まれるのでしょうか?
もしそうなら、日銀の量的緩和は自己資本比率の面から見れば、明らかにプラスになったとは思うが。


320:ラビ・ヒットラー
08/02/09 06:19:06
国際金融家や資本家たちが国家に対して金を貸すのと交換に通貨発行権と
徴税権(国民から税金を巻き上げ国の財政にする)を国から略奪し、その
隠れ蓑にしたのが銀行というシステムです。世界中の中央銀行のほとんどが民間であるのは
こうした理由からです。イングランド銀行やFRB(米国連邦準備)の歴史を
調べれば全くその通りなのです。

国民を借金漬けにし、徴税という形で財政を運営できれば、国の権力者たちも
安心して政治(戦争など)が行うことができます。

本来の政治の形である、国家と国民が「銀行」という化け物によって
乗っ取られたわけです。無から有を作り出す「信用創造」などというのは
手品というより単なる「インチキ」にすぎません。

ここまで言ってしまうと、「陰謀論者」と言われてしまいますが、
これが人類の真実でしょう。

ヴェルナーはあくまで経済学者なので、どうしてもここまでの
「陰謀論」のアプローチが取れないので、そこが長所でもあり短所でもあり
読者の理解を妨げているようです。









321:ラビ・ヒットラー
08/02/09 06:27:03
陰謀論的視点で『円の支配者』やヴェルナーの一連の本を読むとわかり
やすいでしょう。日銀はロスチャイルドの日本支店である、とはっきりと
見えてきます。ヴェルナーの日銀のプリンス人事の謎はそうしないと
解けないわけです。

ヴェルナー信奉者で陰謀論が苦手な人は、逆に純粋に経済学の視点で
からユースタン・マリンズやグリフィンの本を読むと逆に面白いでしょう。

どちらのアプローチからでも信用創造や銀行、複式簿記の仕組みは
わかるでしょう。

322:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/09 11:02:03
>>320>>321
>ヴェルナーはあくまで経済学者なので、どうしてもここまでの
>「陰謀論」のアプローチが取れないので、そこが長所でもあり短所でもあり

同感です。私は長所の部分を評価します。おかげで単なる陰謀論と一線を画しており価値がありますよね。
確かに分かり易いとは言えません。
私も原注を読んだり、日銀HPで資金供給オペレーションの解説を読んだり統計を見たり、
手当たり次第に経済・金融の本で信用創造について読んだりしました。またネット上で金融機関に勤めていた
人々が窓口指導はノルマだったと愚痴っているのを散見出来ることで、ようやく本当らしいと感じました。
信じるまで、理解するまでにかなりハードルの高い内容になっており、5回くらいは読み返しましたね。
それでも読むたびに発見があります。

グリフィンの『マネーを生み出す怪物』を読んだ後は一気に理解は進みましたが、
ああいうのだけではどうしても嘘くさいですよね。
あなたの言うとおり、これらは補完的な存在だと思います。
ユースタス・マリンズの本は非常に面白そうだと思っていますが、まだ読んでいません。
そろそろ購入してじっくり読もうと思います。

ちなみにこれらの予備知識を得た上で聖書を読むと面白いですよ。
マトリックスのセリフだけを抽出したものもね。

323:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/09 11:21:38
>>319
この手の話はバランスシートで考えなければいけません。
資本を増やす方法は利益を出すか増資しかありません。
資産を現金化したり負債で調達しても、それは資本を増やしていません。
故に通常のオペレーションや借り入れでは(その時に利益が生じた場合は別として)資本は増えません。

仮に、銀行の新発の株や新発の出資証券を日銀が購入すれば、それは資本増強になります。
そういうオペレーションを堂々とやるのは政治的に難しいでしょう。
但し、劣後ローンという形での融資は、ある範囲内で資本としてカウントしてくれるようで詳しくはググってみてください。

公的資金注入は大きく3通りくらいの方法があるようですが、その中でも資本注入はクリエイティブです。
国民負担になっていないと言うのは本当でしょう。
公的文書で分かり易くプロセスを説明しているものが見つからないので確信は無いのですが、ググって
解説しているものを読んだ限りでは、これは金融マジックの応用だと思いました。

324:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/09 12:42:39
>>323

普通の国債買いオペによる準備預金の増加は自己資本比率を増加させないと言うことですね。

もう一つ聞きたいのは、Aさんがお金を100万円を銀行に預けると、
 
  資産              負債
現金預け金100万          預金100万

になりますが、この現金預け金は自己資本比率を高めるのでしょうか?

325:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/09 14:20:24
>>324
なりません。
先ずはバランスシートの普通の解釈から押さえましょう。そんなに難しくはないです。
尚、資本は純資産と名を変えたようですが、資本で行きます。

右側に書いてあるのは『資金の調達手段』です。返済義務があるのが『負債』、無いのが『資本』です。
『資本』とは『株式発行で~円を入手しました』とか『利益として~円が積みあがりました』という”帳簿上の記録”です。
そして左側はその資金によって持っている『現金』や『実物』や『金融商品』や『権利』です。
故に 資産=負債+資本 が常に成り立ち、だからバランスシートと呼びます。

<本題>
お金が預けられた場合は
『預金』という調達手段で『現金』を得ました、というだけで資本は変わりません。

銀行貸し出しの場合も『預金』という調達手段で『債券』という資産を得ました、と言っているので資本は代わりません。
期末に 当期剰余金=『債券の金利』-.『預金の金利』-各種経費 がプラスになったら資本が増えます(配当金ゼロとした)。
逆に債権がデフォルトしたり、保有する証券の価値が減じたりして当期剰余金がマイナスになったら資本が減じます。

326:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/09 14:22:39
しかし、銀行が新株を発行して、それでお金が手に入った場合は、

資産                 資本
現金預け金 100万円        株式資本 100万円

となって、これは資本を高めます。ここまでが基本。資本は『調達手段』で数える、と覚えましょう。
で、バーゼルⅠが何を自己資本として認めるかは手元の本を見ながら書くと、

 Tier1と呼ぶ、 ・株式資本 ・資本準備金 ・利益準備金   及び
 Tier2と呼ぶ  ・株式含み益の45% ・貸倒引当金 ・劣後ローンなどです。
 Tire3と呼ぶ  ・短期劣後債  ・・・ 後で追加された。

Tier2やTier3はTier1と同額までは算入出来る、となっています。
BISⅡはちょっと待って。。。

尚、間違っているといけないのでググったりして確認下さい。
例えば今ググッたらこことかありますね。
URLリンク(www.1alike.com)

327:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/09 19:52:55
G7閉幕。
やはり声明に『公的資金』は採択されなかった。
不良債権問題の経緯を説明した日本の財務省は違和感を感じたかもしれない。
とはいえ、ここまではごもっとも。
リスクは認めたとはいえ、表向きは4%台の成長を予測しているわけだからね。
しかし。。。

328:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/10 11:33:49
>確かに分かり易いとは言えません。

そうか?オレは今まで経済とかに特別関心があったわけじゃないが、TVに登場するアナリストとか
非常に胡散臭いと思ってて、一度市場に出回る金がどうやって生み出されてるのか疑問に思ったら
後は理解するのには時間はかからなかった。ヴェルナーの本は読んだことがないので、そこを
入り口にしちゃってたらどうか分からんが。

FRBをぶっ潰すと言ってたロン・ポールの支持者にもかなり問題の本質を理解してる人がいるようだし、
日本でも結構上の世代には「銀行に就職する」ってことが普通に「卑しいことをする」と同義と捉えられてた
時期がかなりあったようだし、問題の根幹部分を理解するのはそんなに難しくないでしょ。

329:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/10 11:51:54
>>328
仰りたいことは分かります。
お金のマジック自体はそんなに難しいことではありません。
が、2001年に出版された円の支配者はそこだけを分かり易く書いたという性格の本ではないのです。
一読することをお勧めします。戦前の日本の経済構造から紐解く、高尚な本に仕上がっています。
そのおかげで後半は陰謀論的だという批判はされましたが単なる通俗書でなく有識者にも広く読まれました。
本屋でベストセラーのコーナーに置いてあるなど相当売れましたが、ブームまでは行かなかったと思います。
しかし、頭の隅に引っかかっている人は多いと思います。
今はグリフィンの本やグーグルビデオが出回っているので理解し易いでしょう。
この環境下でヴェルナーが続編を書けばブームになるんじゃないかと思います。

330:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/10 11:56:29
付け加えるなら、今の日本ではデフレと不況が同義語であるかのように使われていますが、当時はその前の時代です。
今は逆に完全に同義語として使われすぎており、問題ですね。

331:328
08/02/10 13:50:50
素人なんで下らんこともついでに聞かしてもらうわ。

>単なる通俗書でなく有識者にも広く読まれました

これ、もちろん経済学者とか大学院生とかにはとっくに周知の事実だったわけでしょ?
で、彼らは一体何を勉強してるふりしてるわけ?図書館行って、(博士)論文とかパラパラめくったこと
あるけど、経済学ってのは数値をこねくり回して机上の空論を作りあげる学問なわけ?
もちろん世界銀行とかは、高学歴者をクルートしてるわけだから、学校にいるうちから「グル」になってる
人は沢山いるだろうけど、良識のある学者、学生は何してるの?

332:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/10 15:53:10
>>331
横レスだが、読んでもないのに質問するってのはそもそもヘンだよな。
それに、

>後は理解するのには時間はかからなかった。

本当に理解したのか?理解したつもりになってるだけじゃないのか?という疑問も浮かぶが。

まあ、人のことは言えないけどな。

『円の支配者』によれば、カネの出所を抑えている連中は万能に近い力を持っているわけだから、良識のある学者がいたとしても、声を上げることは許さないだろうと思う。
ということは逆に、ヴェルナーとは何者か、という疑問が生じてくるわけだが。
この本にものすごい説得力があることは認めるが、日本語を母国語としない若者が日本の国家財政の秘密を見抜いてしまったことには恐れ入るし、だいたい何故その存在が許容されているのか。
本書が、それこそ胡散臭い桝添のような学者に支持されたのは何故か、とか、疑問だらけになってくる。


333:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/10 18:22:14
>>331
円の支配者には経済学に対する批判も出てきます。
とにかく一読しましょう。引用するには長すぎますから。

>>332
同感です。
何度も繰り返して読んでいるうちに、この人はそもそも中央銀行の機能を熟知した状態で
日銀に潜入してきて調べていたんだな、と感じるようになります。
終わりの方は日銀の批判ではなく中央銀行そのものの批判ですね。
この時点のポジションも不明です。
また、この人自身が書いているように、かつては大恐慌におけるFRBのあり方を批判したグリーンスパンが
FRBの総裁に納まっている。同じように、かつてはマモンのプリンス(P35参照)を非難していたたヴェルナーが、
現在も同じ立場をとっているのかどうか、非常に気になる所です。

334:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/10 18:36:48
いずれにせよ、円の支配者は良書だと思います。
普段は現金による小額決済しか庶民の目には映りませんが、
経済全体で見れば預金通貨による高額決済が殆どなんですよね。
経済活動は結局は銀行のバランスシートの中で起きている数字の移動に収斂するってことですよね。
ですからサブプライムローン問題とかも事の起こりは複雑ですが、実体経済との関わりは銀行を通じて現われるはずです。
それと銀行システムという共同幻想における物理法則を決めるのはバーゼル規制であること。
そこは間違いなく、これだけ押さえておくだけでも随分と霧が晴れた感じになります。

335:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/10 20:33:05
グリーンスパンは分厚い上下巻の著書と日経の1ヶ月連載を読む限り、
「上」の人間がFRBを任せるのにこれ以上ない最適な人物だな、と思った。

336:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/10 21:44:15
ほら始まった。こうして実体経済に波及していく。
融資を引き揚げられた企業は倒産し、新たな不良債権が発生し、銀行の資本を毀損する。
それが更なる融資の引き上げを呼ぶ。資本の毀損の10倍以上の融資が引き揚げられるからだ。
この信用収縮を止めるには銀行のバランスシートを改善するか、バーゼル規制を一時凍結するしかない。


米で貸し渋り広がる、米銀が融資基準・条件を厳格化
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

 【ワシントン=矢田俊彦】米連邦準備制度理事会(FRB)が4日発表した銀行の融資に関する調査で、
米国内の銀行が個人や企業に融資をする際の基準や条件を厳しくしていることがわかった。
低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」問題をきっかけにした貸し渋りが広がっていることを示した。

 調査は、四半期に1度実施しており、アメリカで営業している79の銀行(米銀56行、海外の銀行23行)
を対象に1月中旬までの3か月間の融資姿勢を聞いた。

 企業向けの融資では、米銀の3分の1、海外の銀行の3分の2が融資姿勢を厳格化させたと答えた。
 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 理由(複数回答)としては、8割以上が「景気見通しの悪化」を挙げた。「(資本不足など)銀行側の経営悪化」も2割以上あった。
サブプライム問題による損失の拡大で、融資を慎重にせざるを得ない銀行が相次いでいるとみられる。

 商業用の不動産融資も、米銀の8割が融資条件などを厳しくしたと回答し、1990年の調査開始以来、最も高い比率となった。

 個人向けでは、サブプライムローン以外の優良な顧客向けの住宅ローンでも、米銀の5割以上が融資の条件を厳しくしたと答えた。
(2008年2月5日10時26分 読売新聞)


337:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/11 00:09:16
>>336

シティーバンクのようにアブダビなどから増資を受ければ自己資本比率は高まるんだよね。
世界でアメリカの銀行を支える方向に向かうかもしれない。
今後の行く末を見守るしかないね。

338:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/11 01:34:45
>>337
アメリカの銀行は困ってないよ。少なくともシティーとかメリルリンチのようなクローニー銀行は少しも困っていない。
「大損した」「経営が傾いた」というように受け取ってほしいということだ。

339:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/11 19:16:48
銀行の評価損が他の利益でカバーできれば信用収縮にはならないと思います。
成長が鈍化する程度でしょう。
銀行が融資を引き揚げ始めるかどうかが決定的な違いを生むはずです。
まだ、どうなるか分かりません。

しかし、シティはアブダビから12%というとんでもない金利でようやく増資を得たのです。
目先の資本問題を防ぐためには仕方が無いことなのですが、こういう高コストでの増資は事業を圧迫することになります。
このあたりのこと、日本ではどうであったかを知りたければ

 ゴールドマン・サックス 三井住友 優先株 増資

でググるといいですね。こういうことも知っておくべきでしょう。

もう一つ、証券の評価による資本問題は不良債権問題と根本的な違いがあります。
もしも、信用収縮が起きずに、証券の流動性の問題も解決したら、逆に突然巨額の利益を計上し始めるハズです。
ですから今回のG7で『公的資金』に言及するかしないかっていうのは注目の的だったはず、だと思います。

340:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/11 19:38:41
全国銀行協会マトリックスと郵貯マトリックスの合体。
一度システムを合体させた後で再び郵貯を国有化したら面白い。
マモンのプリンスは動揺するだろうな。


銀行とゆうちょ送金可能に・09年1月にも、システムを接続
URLリンク(www.nikkei.co.jp)

 全国の民間金融機関とゆうちょ銀行の間での振込(送金)が来年1月にも実現する見通しになった。
全国銀行協会(奥正之会長)が自らの決済システムにゆうちょ銀の接続を認める方針を固めたため。
長年、国の郵政事業と民間のシステムは別々に運営されてきたが、昨年10月の民営化に合わせ、
銀行・ゆうちょ双方の利用者にとって利便性が向上する仕組みに改めることが重要と判断した。

 送金は全銀協が運営する全銀システム(全国銀行データ通信システム)が仲介する。
現在、ゆうちょ銀のシステムと全銀システムは接続していない。このためゆうちょ銀から振り込めるのは
シティバンク銀行や新生銀行など個別に提携した一部の口座に限られ、3メガバンクなど大半の金融機関
へは送金できない。 (07:01)

341:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/13 23:07:24
日本人が知らない 恐るべき真実
URLリンク(d.hatena.ne.jp)

さて、『アメリカ:自由からファシズムへ』の日本語字幕版が完成しました。
反ロスチャイルド同盟オリジナル翻訳第三弾です!

URLリンク(video.google.com)
URLリンク(video.google.com)
URLリンク(video.google.com)
URLリンク(video.google.com)
URLリンク(video.google.com)
「自由の国」「民主主義の国」という仮面を剥ぎ取って、アメリカの真の姿を描くアーロン・ルッソ渾身のドキュメンタリー映画です。
米国の属国状態にある日本にとって、その“知られざる”実態は必見です!
米国の要望に従って行われている日本の構造改革の先に何があるのか?
与党の推し進める対米追従路線は、私たちを何処に導くのか?
さらに、世界はこの先どうなっていくのか?
そして、私たちはどうするべきなのか?
それをこの映画は教えてくれます。
是非ご覧になってください!





342:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/14 22:22:16
GDP速報値(前期比)

実質GDP-4Q(速報値)             0.9%
名目GDP-4Q(速報値)             0.3%
GDPデフレータ-4Q(前年比/速報値)   -1.3%!!!!!!

とんでもない結果である。
金融政策を誤まっていなければどれだけの成長をしたかということだ!!
よってたかって日本の一人勝ちを防ごうとしているかのようだ。

343:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/14 23:52:46
今日はバーナンキ証言。
昨年7月のバーナンキ証言を発端に始まった金融危機。
更に加熱させるのか、それとも沈静させるのか?
これも注目点。

344:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/02/15 22:39:08
マモンの預言者による御神託です。


米金融の貸し渋り憂慮=自助努力の資本増強を要請-財務長官、FRB議長
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)

米経済、リセッション寸前の状態にある=グリーンスパン氏
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)

・米経済がリセッション(景気後退)に陥る「寸前にあることは明らか」との見方を示した。
・金融機関は貸し出しを制限しており、サブプライムモーゲージに支えられた住宅価格が安定するまで、
 厳しい借り入れ規制は続くとの考えを示した。


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