円の支配者★リチャード・ヴェルナーⅣ★虚構の終焉at ECO
円の支配者★リチャード・ヴェルナーⅣ★虚構の終焉 - 暇つぶし2ch2:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/06/19 23:58:12
朝日新聞 2001年6月9日
経済対策 景気低迷の元凶は日銀だ
リチャード・ヴェルナー

景気回復のためには、日本型経済を構造改革するしかない、といわれているが、それは大きな誤りだ。
というのも、96年に日本は4%台の高い経済成長を達成したが、それは急に構造改革をしたからではない。
日銀と民間銀行が適切な貸し出し、いわゆる信用創造をしたからだ。
今必要なことは、不良債権を抱えて貸し出しを増やせない民間銀行に代わって、日銀が国債や社債を金融市場から買い上げる、
いわゆる「買いオペ」を実施して、適切な資金を供給することだ。

日銀は3月に量的金融緩和に踏み切ったというが、金融機関同士が短期資金を融通し合うコール市場に資金を
だぶつかせているだけで、本当に必要な中小企業や政府などにカネは回っていない。
これ以上金融緩和を進めればインフレが起きる、と心配する声もあるが、今はデフレの状態。
インフレが心配なら、名目GDP(国内総生産)が4%程度に上がった時点で、資金供給量を抑えたらいい。

バブル経済が崩壊してから10年。景気が回復しかけたと思ったら、失速してしまうのは、日銀の金融政策が原因だ。
政府や財務省が、赤字国債を増発して景気刺激策を打ち出しても、日銀は国債の買い取り要請には応じず、金利だけ引き下げた。
しかし、金利をゼロまで引き下げても、通貨供給量を増やして信用創造しなければ、景気回復には結びつかない。

95年に、大蔵省の要請で日銀が円安に向けて為替介入をしたときも、日銀は米国債を購入する原資を、資金不足の国内市場から調達した。
このため、歴史的な円高になった。じつは90年代、日銀は短期的な景気回復より構造改革を実現するため、故意に本格的な景気回復をサボタージュした。
バブル経済が発生した原因も、低金利政策を長く続けたというより、日銀が「窓口指導」という形で金融機関に対して過剰な貸し出しをさせ、
不良債権を膨らませたからだ。驚くことに、不況とバブルの責任者はほんの一握りの日銀エリートたちだ。
景気回復には、構造改革より、日銀の独立性を制限して、財政政策との整合性を保つようにすべきだ。
さらに、名目GDPを3%にするといった目標を持たせた方がいい。日銀の改革なくして、景気回復はない。

3:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/06/21 22:46:15
日本人が知らない 恐るべき真実
URLリンク(d.hatena.ne.jp) ~
hURLリンク(d.hatena.ne.jp)

『福井日銀 危険な素顔』 からの引用

●福井総裁就任は30年前から決まっていた
●プリンスの条件は能力ではなく、忠誠心
●速水おろし、速水いじめのすさまじさ
●「失業率8%は当然」国民が苦しんでいても何とも思わない人
●福井さんは米国ウォール街の金融財閥の筋書きで動いている
●小泉首相の雇い主は実は福井さんだ
●不況を深刻化させ、企業倒産させる。外資に国を売る気か
●「独立性を高めるために日銀法を改正する」論理の大きな矛盾
●日銀の政策ルーツはヒットラーを生んだ独中銀
●日銀法改正に利用されたブンデスバンクと日銀の差
●日本に日銀法改正を要求していたウォール街の金融財閥
●連銀の捺印なしに発行されたケネディ大統領の通貨
●不況をつくって速水批判。福井さんはメディア操作が実にうまい
●御用学者囲い込みの実態。批判者への巧妙な封印体質
●海外研究者まで日銀よりに誘導。お金を使って批判封じ
●豪華パーティーを開催してメディア操作
●福井体制は政府管理型の金融政策を遂行するのか?
●金融政策は先手必勝。腐ったピザを出しても何にもならない

4:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/06/22 00:35:04
反ロスチャイルドサイト
ここにマネーの歴史が書かれているよ。

URLリンク(www.space-j.biz)

5:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/06/23 00:35:48
THE KEIZAI SEMINAR March 2003 リチャード・A・ヴェルナー
貨幣はどこにいった?

マクロ経済学における最も重要なアプローチは古典派/新古典派経済学理論、ケインズ派理論、
マネタリスト理論、そしてポストケインズ派あるいはフィスカリスト理論によるものである。
他のほとんどの理論はこれらのバリエーションに過ぎない。
しかし、これだけの理論があるにもかかわらず、前回述べたように全ての理論にひとつの共通点がある。
それは、どの理論においても経済の貨幣部門と実物部門の関係をMV=PY(PYは名目GDPを表し、Mは貨幣の供給量を表す)
の交換方程式で表し、貨幣流通速度Vは一定であることを前提条件にしている点である。

現代の主流であるマクロ経済学理論体系はすべてVが一定であることを前提とする交換方程式に基づいているのだから、これは都合がよい。
貨幣流通速度Vが本当に一定であるかどうかを実証することで、全ての理論を一挙にテストすることができるからだ。
これは読者の方々にも簡単にできるテストである。
上記の交換方程式のVを解き(V=PY/M)、名目GDPと貨幣Mの比を求めるのである。ここにひとつ障害がある。
名目GDPは内閣府のホーム・ページですぐに調べられるが、貨幣Mを表すデータはどれを使用すればよいのか簡単にはわからないことである。
選択肢がないためではない。日銀のホーム・ページでは適切と思われる通貨データが山ほどある。
しかし毎月「マネー・サプライ」と発表されるものには、M1やM2+CDのように該当しそうなデータはほんの一握りしかない。
経済学理論を読んでもどれを選べばよいのかはっきりわからない。
それどころか最近の大学の貨幣経済のテキストには貨幣についての明らかな定義がないばかりでなく、
「貨幣を定義づけ、それを測るのは難しい」とさえ書かれている。

6:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/06/23 00:37:49
しかし、従来の交換方程式ではM1あるいはM2+CDが使用されてきた。この慣例に従うとすると、1980年代、1990年代におけるVはどうなるだろうか。
Vは決して一定ではなかったことがわかる。この期間、Vの値は大きく低下した。日本の場合は何かまずいことでもあったのだろうか。
他の国々ではVが一定でうまく機能していたのだろうか。そうではない。
Vの値が低下したことについて、とくに1980年代、1990年代には多くの学術論文が書かれ、Vの低下は「貨幣需要関数の崩壊」
(交換方程式のMを解くと、Mは名目GDPと相関関係がある)あるいは「消えた貨幣の不思議(Mystery of the missing money)」と呼ばれた。
米国、英国、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、日本、韓国、台湾など世界各国で名目GDPより貨幣の増加率のほうが大きくなったのだ。
つまり貨幣流通速度が低下したのである。しかし貨幣はどこへ行ってしまったのだろう。

一定でないVは経済学者にとっては大きな問題となる。これは主要なマクロ経済学理論はどれも適用できないことを意味するからである。
かつてミルトン・フリードマンが物理学的法則に見られる確実性にアプローチするゆるぎないルールとして提唱した交換方程式と、
それによる貨幣経済学が破綻をきたしたのである。



7:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/06/23 00:40:32
取り敢えず、マクロ経済学は、貨幣と経済にはどのような関連性があるか―経済を理解する上で要となる問いに答えてはいないことがわかった。
今までに提供された答えは不正確であり、過去数十年あるいはそれ以上の期間にわたり多くの経済体で起こった事象を説明できるものではない。
加えて、標準的な経済学では重要な問い―
何故1990年代の金利引下げが日本の経済を刺激しなかったのか、
何故金利が経済をリードするのでなく経済に従う傾向があるのか、
何故1990年代の財政刺激が生産を向上させられなかったのか、
何故構造改革が景気低迷を伴うことになったのか、
何故資産価格がまず1980年代に高騰して1990年代に暴落したのか、
何故日本の投資が1980年代に世界中にあふれ1990年代に突然落ち込んだのか、
貨幣とは一体何なのか、どのように定義づけられるのか、
日本やアジア諸国最近の中国の奇跡的な経済成長はどのように起こったのか
―に答えられない。

経済学者はこうした事象を、理論では説明できない「難問」あるいは「例外」と呼ぶ。
彼らはこのような重要な問題があるにもかかわらず、彼らの知る古い、変化のない理論をもってこのまま現状を維持していくことを望んでいる。
残念ながら、多くの例外が明らかとなり、Vが一定ではないことがあまりに明白になった今、現代の経済学理論はもはや崩壊したと宣言されねばならない。

8:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/06/23 00:42:50
クーンやラカトシュのような科学知識の発展を研究してきた思想家によれば、
現在あるアプローチ法、パラダイム、あるいは科学的なリサーチ・プログラムを信じる科学者はなかなかそれを捨てることができないものだ、
と述べる。
彼らの行った過去何年間にもわたるリサーチ、出版物、共同研究者のネットワーク、彼らの評判など、
あまりに多くの既得権によって科学者達は事実を客観的に認めることができなくなってしまうのだ。
人はだれでも過ちを犯したことをそう簡単には認めたくないものだ。
しかし、クーンは標準理論が機能しないことが明らかとなり例外が多くなると、
ついには古い理論は例外とされる事象を説明できる新理論によって破棄されることになる、と論じている。

我々にはそのような理論、マクロ経済学における新しいパラダイムが必要である。
新たな理論を評価する際、それは現在我々が見ている世界に適応するものか、今までの理論では説明のつかない、
いわゆる「例外」を説明できるものか、を考えねばならない。
実証的事実を説明するという重要なことの他に、理論を評価し選択するにあたりもう二つの尺度がある―節減の法則と予測能力である。
前者は「オッカムのかみそり」として知られる形式論理学の基本的原理である。
これは、同じ事を説明できるふたつの理論があればシンプルで仮定がより少ない理論のほうが優れているとした、
オックスフォード大学のウィリアム・オッカムによって広く知られるところとなった。

9:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/06/23 00:44:46
現在の経済学理論は一連の仮定に基づいた非常に複雑なものである。
論文に洗練された数式を駆使すればするほど、より科学的でより価値があると多くの経済学者が信じている。
しかしこの考え方には大きな欠陥がある。数学は形式論理学の一部であり、しかも形式論理学ではその反対のことが言われている。
すでにアリストテレスが彼の「自然学」で示したように、シンプルな理論が複雑なものより優れていると考えられねばならない。
つまり、もし現在の理論と同様の説明が可能でよりシンプルな理論があれば、より優れたアプローチを見つけたことになる。
もちろん現在の理論はそれほどのものを説明していないのだから、さらに多くを説明できるシンプルなモデルを見つけることが望まれる。

理論選択の三つ目の尺度は、ミルトン・フリードマンによって提唱されたもので、
内容にかかわらずその予測が優れている理論が選択されるべきだ、というものである。
この尺度をもって現在の理論を判断するのも難しいことではない。標準理論には惨憺たる予測実績があるのだから。
次回からは理論の評価、選択における以上3つのポイントを全てクリアする新たなマクロ経済学のパラダイムがあるかどうかを考察していく。

THE KEIZAI SEMINAR March 2003 リチャード・A・ヴェルナー 貨幣はどこにいった?

10:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/06/24 00:52:42
THE KEIZAI SEMINAR April 2003 リチャード・A・ヴェルナー マクロ経済における新パラダイム(1)

過去一年にわたり我々は現在のマクロ経済学理論における多くの問題点を認めてきた。
現在の標準的理論では容易に説明のつかない多くの事象
-世界経済に影響を及ぼすかなり差し迫った問題-  が起こっていることがわかった。
全ての理論の最も基本的な部分、経済の貨幣部門と実物部門の関係を説明する理論すら機能していなかったのである。
説明不能な事象があまりに多い今、全く新しいアプローチが早急に必要である。
新たなアプローチが受け入れられるには3つの主な基準を満たさなければならない。
現在の理論では説明のつかない多くの例外を説明できること、そして、これには実際のデータによる統計的適合が必要である。
二つ目に、オッカムのかみそり
-(より少ない仮定に基づく)よりシンプルなモデルが複雑なモデルより優れているという形式倫理学における原理- による優位性があること。
三つ目にフリードマンが提唱する予測能力による優位性、
つまり経済を標準的理論よりも正しく予想できることが必要とされる。

11:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/06/24 00:53:37
基本に帰って

いくつかの基本的な問題は交換方程式に端を発しており、ここから考察を始めるべきであろう。
交換方程式、あるいは貨幣数量説の歴史を見てみよう。現在の等式は本来の等式の近似値に過ぎない。
もともと交換方程式は次の式のように表された。

(1) ΣM = ΣPQ

Mは貨幣供給量である。Vは貨幣の流通速度で、Pは価格レベルを表す。Qは物品あるいはサービスの総額である。
見てのとおり、元々これは全ての取引の総計を表したに過ぎない。右辺は取引の価値総額を表す。
もともとの交換方程式は次のように説明できる。

全ての取引に支払われる貨幣の量はそれらの取引の価値総額に等しくなければならない。

これが真実なのは自明のことである。
次に経済成長の問題を考えてみよう。成長とは期間1より増加した期間2の取引価値を意味する。
従って等式(1)において、前期と比較して変化した量を計算することで次のように表すことができる。

(2) △M = △(PQ)

これは、全ての取引の価値総額が増加するには、その取引のために動いた貨幣量もまた増加しなければならないことを意味する。
日本を例にとるなら、もし取引のために動いた貨幣の総量が増加すれば経済が回復したことを示すことを意味する。



12:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/06/24 00:54:42
次にどのようにMとPQを測るかを見ていこう。
今月はまず等式の右辺を考えてみる。ある一定期間における経済取引の価値をどのように測ることができるだろうか。
現在デイリーベースでこのデータを入手できる機関がひとつある。
日銀の松下総裁(当時)が何年か前の講演で述べたように、日本の経済取引のほとんど、
つまり年間GDPの70%にあたる300兆円が日々中央銀行のオンライン決済システムを通して計上されている。
単純にこのデータを日銀のコンピューター・ファイルから拝借すればよい。

残念なことに、中央銀行はこのようなデータを公表することを拒んでいる。
手作業で記帳が行われた50年前なら中央銀行がこのようなデータを頻繁に公表しないのもわかるが、それを秘密にするのいただけない。
今日では、日銀は例えばインターネットを使いコストをかけることなく、
リアルタイムで一般の人々がデータにアクセスできるようにすることが可能だ。しかし、彼らはそれをしない。

この中央銀行の透明性の欠如によって、交換方程式の支持者たちはすでに何十年も前に取引データの代用として、
古くておおまかな国民所得、生産、支出データを使用すべきだとしたのである。
これがよく知られた交換方程式、PQの代りにPYを使ったものである。



13:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/06/24 00:56:06
しかし、以前指摘したように(Werner, 1992, 1997)名目GDPと取引価値総額がほぼ同じであるという仮定はなりたたない。
不動産や金融資産取引など、かなりの額の取引がGDPには含まれていないからだ。
しかし、当然のことながら貨幣はそれらの取引の支払いにも使用される。

不動産や金融資産取引の価値がGDPと比例して成長するなら問題ないだろう。
しかし、その価値がGDPより早いスピードで増加すると、GDPは取引総額としては信用できないものになる。
そこで、貨幣が名目GDP(PY)に含まれる以外の取引に使われた場合、伝統的な貨幣流通速度Vが低下すると考えねばならない。
このことは資産価格が急騰した多くの国で、経済学者の頭を悩ませ、現代経済学理論の信用を傷つけた「Vの低下」、
「貨幣需要関数の崩壊」あるいは「消えた貨幣の不思議」についての理由を説明している。

もしGDPに含まれない取引が重要であるということであれば、交換方程式はGDPの一部である取引(実質取引)と、
GDPに含まれない取引(ノンGDPあるいは金融取引)とに分けられるべきだ。
この考えは1930年にケインズによって提唱されたものと似ているが、
それは決して実行されることはなかった(その理由については後に考察する)。

14:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/06/24 01:01:32
等式(2)の取引データは、理論上どのようにでも分解できる。
理論上分解した項目に見合う統計データを得られるかどうかは、実験的作業によって明らかになる問題であろう。
取引に伴って動いた貨幣量と取引価値をGDPの一部であるもの(ΔMR と Δ(PRQR))と
GDPに含まれないもの(△MF と △(PFQF))に分割することから始めよう。

(3) ΔM = ΔMR +△MF
(4) △(PQ) = △(PRQR) + △(PFQF)

同時に:
(5) △MR = △(PRQR)
(6) △MF = △(PFQF)

△(PRQR)を全てのGDPに基づく取引価値と定義づけると次のことがなりたつ。

(7) △(PRQR) = △(PRY)

PRがGDPデフレーターを意味する時、等式(7)は名目GDPを意味する。
等式(5)と合わせて考えると、GDPベースの取引に使われた貨幣量の増加は名目GDPの増加に等しい。つまり:

(8) △MR = △(PRY)

これで我々は重要な問題をひとつすでに解くことができた。多くの国で見られる貨幣流通速度Vの低下についてである。
更に進むにあたって、貨幣の測量の問題にあたらねばならない。
今までのところ、貨幣は通常M1あるいはM2が使われているので上記のような分解はされない。
次回はこれが誤っていることを検証しよう。

THE KEIZAI SEMINAR April 2003 リチャード・A・ヴェルナー マクロ経済における新パラダイム(1)





15:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/06/24 18:40:01
2ちゃんえる
ここに住もうぜ
URLリンク(2chl.sakura.ne.jp)

16:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/06/26 00:23:50
THE KEIZAI SEMINAR May 2003 リチャード・A・ヴェルナー マクロ経済における新パラダイム(2)


先月はすべての取引に支払われる貨幣量(ΣM)はその取引価値総額(ΣPQ)に等しくなければならないとする交換方程式を再考した。
つまり、ΣM=ΣPQである。
成長(取引量の増加)とは、取引の支払いのために動く貨幣量もまた増加した時にのみ起こり得る(よって△M=△(PQ))。
取引のために動いた貨幣が増加した時にのみ経済回復が可能となるのだ。
しかし、いかにしてこの取引量が測定されるべきか。
中央銀行が未だ彼らの持つ包括的な取引データの公表を拒んでいるため、
経済学者は取引価値総額(PQ)の代わりに名目GDP(PY)を使うことを余儀なくされてきた。
しかし、不動産や金融取引はGDPに含まれていない。
そこで我々は交換方程式を分解する必要がある
―支払われた貨幣量と取引価値額をGDPの一部(△MR=△(PRY))と、GDPには含まれない(△MF=△(PFQF))ものに分ける―
という考えに至った。
このことから日本を含む多くの国で経済学者を悩ませた貨幣回転率Vの低下はGDPに含まれない取引を無視したことによると学んだ。

17:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/06/26 00:25:27
「貨幣」の誤った定義づけ


今月は、いかにして貨幣を正確に測定するかを考える。
現在までのところ、経済学者は貨幣をいわゆるMの総計、中央銀行が「マネー・サプライ(通貨供給量)」と呼ぶ
M0、M1、M2、M2+CD、M3+CD、M4などを使って測定してきた。
しかしこれらのどれを使っても問題がある。
ミルトン・フリードマンや他の学者が認めてきたように、経済学者は貨幣を民間部門の資産(現金や銀行預金など)と定義づけている。
そのため、これに相当する種々の資産をどこで区別すればよいのかを知る論理的で一貫した方法はない。
貨幣にはM3+CDにおけるように郵便貯金が含まれるべきか。あるいは国債が含まれるべきか。
なぜ不動産は含まれないのか。
明らかに、問題は彼らが単に潜在貨幣を測定しているだけだという点である。
言い換えれば、これらのMの総計は中央銀行によって「マネー・サプライ」として公表されているが、
実際にはそれは民間部門の預金を任意に組み合わせた一部に過ぎず、それ故正しくは「預金供給量」と名付けられるべきである。
伝統的な預金総量の別な問題はそれが分解できないことである
(例えばわれわれが必要であると認めたように、GDPとGDP以外の取引に分解することができない)。
しかし、最も大きな問題は、交換方程式には実際に取引に使われている貨幣が含まれる、ということにある。
しかしM1、M2、M3、のようなMの総量として測定された預金のほとんどはこれにまったく反し、取引に使われない貨幣である。
20世紀の経済学は、一貫して貨幣を誤って定義づけてきたために誤った方向に導かれてしまった。

18:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/06/26 00:26:59
貨幣は誰が創るのか


それではどのように交換方程式の貨幣Mを測定すればよいのか。
実際に取引に使われる貨幣は、いったいどのように増加するのか。
言い換えれば貨幣はどこから来るのか。誰が、どのように創るのか。

これを説明する例として、1913年までの米国のように、中央銀行が存在しない単純な金融システムを考察してみるとよい。
現代の金融システムと同様、ほとんどの取引は紙幣で行われるか、あるいは銀行システムを通して現金が動かない付け替えによって行われる。
では、いかにして紙幣や現金ではない銀行間付け替えが増加し得るのか。
資本市場はいかなる貨幣も生み出さず、単に貨幣を再配分するだけである。
中央銀行の存在しないシステムでは、1世紀ほど前まで世界中で当たり前であったように、民間銀行が貨幣を増やしていた。
我々は使われた実質貨幣量に興味があるのだから、ある観察期間中に銀行システムによって生み出された購買力の増加を測定してみる必要がある。
しかし、いつ、どのように銀行が貨幣を増加したのだろう? 
紙幣を印刷でもしたのだろうか?

しばしば、紙幣や銀行貨幣の量は預金によって増加すると考えられる。
この誤解はたぶん、紙幣が「預金証書」のひとつの形としての役割をもった歴史的な事実によるものであろう。
しかし、預金がされても紙幣や銀行貨幣の実質総額に変化はない。
一方、銀行が貸付を行った時はそれを顧客の通帳の預金残高に計上し、貸付を受けた顧客はその残高を引き出し、のんびりと現金化することができる。
あるいは、銀行が銀行券を発行して貸付を行う。
この場合、貸付のための貨幣は経済体のどこか他の部分からもってきたのではない。
ゼロから新たに生み出されたのである。
これを「信用創造」という。



19:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/06/26 00:28:51
信用創造と景気との関連


こうして銀行システムによって発行された紙幣と銀行付け替えの実質額は、銀行が新たに貸し付けを行った時にのみ増加することがわかった。
△Mは銀行システムにおける信用の純増(銀行の信用創造)に等しいことがわかった。
さて、ここで中央銀行を導入しよう。
中央銀行は法定通貨発行の独占権を奪い、貸し付けを増やすことで新たな購買力を創ることができる。
新たな購買力の創造はある一定期間の取引量を全て合わせることで測定できる。
(ハイパワード・マネーあるいは支払い準備金は中央銀行による新たな購買力創造をすべて支配することはなく、それ故指標を誤った方向に導くことになる)
中央銀行の存在する金融システムでは、つまり、△Mは単純に中央銀行および銀行システムによる実質的な信用創造を意味する。

この段階で我々はすでに更なる結果にたどり着いた。
日本の1990年代における経済取引価値額の低下(いわゆる景気停滞)は、信用創造の低下に伴うものだったにちがいない。
取引価値額が増加するために、つまり景気が回復するために、必要十分な条件は中央銀行と民間銀行による信用創造の増加である。

信用創造は経済学におけるたったひとつの最も重要な概念を表すが、多くの現代経済学のテキストはこれについて言及さえしていない。
ゼロから貨幣を生み出す銀行の能力を認識していないのである。
新しいマクロ経済学のテキストが必要であり、それを筆者が出版したところである。(Werner 2003a, 2003b)
次回は1980年代と1990年代に日本で起こった事象を説明するのに我々のフレームワークを使うことにする。

THE KEIZAI SEMINAR May 2003 リチャード・A・ヴェルナー マクロ経済における新パラダイム(2)



20:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/06/26 03:25:19
これを貼りまくろう

マイケルムーアが9・11の自作自演をようやく認めた。
URLリンク(dokuritsut.exblog.jp)

米ドル札と9・11
URLリンク(syusendou.blog7.fc2.com)





21:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/06/28 01:12:36
THE KEIZAI SEMINAR June 2003 リチャード・A・ヴェルナー
岩田理論と日銀理論―どちらが有効か
非均衡経済学が有効

前回、交換方程式における貨幣量の変化を測定するには信用創造という正しい概念が必要であることを確認した。
つまり銀行および中央銀行がGDPに含まれる取引に使われるマネー(MR)を創出すれば名目GDP(PRY)が増加するのである。
(△MR=△(PRY)であるため)

次に、一般的なマクロ経済学における多くの問題点、とりわけ日本の苦境を分析するために、<マクロ経済学における新パラダイム>
(ヴェルナー、2003)を取り入れる。最初に、信用市場の決定要因を考えてみよう。ここでは信用創造力をもつ2つのタイプの参加者
―中央銀行と民間銀行の2者について考察する必要がある。生保やサラ金を含むノンバンク金融機関のようなローンの提供者、
あるいは政府系金融機関や郵貯は信用創造をすることはなく、単に現在ある購買力を移動させているに過ぎない。
よって我々の分析の対象とはならない(これは日銀が彼らを窓口指導の対象にしない理由でもある)。

22:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/06/28 01:14:06
まず中央銀行の役割を考察しよう。しばしばポスト・ケインズ派と呼ばれる学派は、マネー・サプライは内生的なもので、
それ故中央銀行は経済を循環する貨幣量をマネタリズムが主張するような方法で外生的に決定することはできないと主張する。

信用創造の過程とM1、M2、M3などで表される「マネー・サプライ」の測定値―つまり銀行預金残高がどこから生まれたかを考えると、
預金された貨幣は信用創造に対し内生的であることが明らかである。銀行が貸し出しを増やせば、より多くの預金を無から創造することになるからだ。
従って伝統的に預金を尺度にした「マネー・サプライ」は確かに信用に対し内生的である。

さらに興味深い疑問は、それでは信用創造は内生的か外生的かという点である。ここで再び多くのポスト・ケインズ派の経済学者は、
中央銀行による信用供給は内生的であると主張する。言い換えれば、中央銀行による信用供給量は経済による需要量に一致する。
中央銀行ではしばしば、彼らが新たに創出した購買力を経済のなかでコントロールすることはできない、何故なら金融調節の操作目標は
金利にあるからだと主張する声を聞く。日本においては岩田規久男氏がこの日銀による主張を「日銀理論」と呼んだ。
岩田氏はこの日銀理論には同意せず、日銀はどれだけの資金を経済に注入するかを独断で決められると主張する。

23:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/06/28 01:15:42
論争は白熱したが、これはある意味で両者ともに正しいためである。
中央銀行は、短期のコール市場操作はコール・レートを目標値に安定させようと望んだことによる内生的な結果であると主張した。
確かにそうであろう。しかし、中央銀行の説明に欠落している点は、コール市場操作は中央銀行による全ての取引の一部分でしか
ないということだ。更に、不完全情報により市場の需給は必ずしも均衡しないこともわかっている。中央銀行が短期金利の誘導や
スムージング(平準化)のために実施しなければならないと感じる取引は、短期金利に直接影響を与えることのない国債の売りオペなど、
他の取引によって不胎化され得るのだ。

重要な問題点は中央銀行による全ての信用創造が内生的か、あるいは中央銀行の意志によって決定されるかという点である。
総信用創造量は全ての取引の総量によって測定されるので、中央銀行による総信用創造量は内生的ではあり得ない。
全ての取引の中には、中央銀行が自らの意志で決定する売りオペや買いオペが含まれるからだ。例えば、市場における心理、
需要や季節要因にかかわらず、中央銀行は常に公開市場において市場価格でも市場価格以上でも資産を購入することができる。
またいつでも資産を市場価格でも市場価格以下でも売却することが出来る。

24:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/06/28 01:17:49
もし中央銀行がコール・レートの目標値に影響を与えることなく、実際に信用創造量の増減を調節でき、
創出した貨幣を自由に経済に注入できるとすれば、コール・レートと信用創造量に相関関係はほぼ見られないであろう。
これは簡単に確認できる。グラフの片方の軸に金利を、もう片方の軸に中央銀行の(季節調整済み)総信用創造量をとる(ここでは指数を使用)。
もし信用市場が均衡し、中央銀行がコール市場を通してのみ経済に信用を供給できるとしたら、明らかに両者には反対の関係が見られるはずである。
すなわち、中央銀行が多くの信用創造をした場合にはコール・レートが下がり、逆の場合は上がるはずである。
日本における実際の相関関係はグラフに見られる通りである。

(グラフ)
(ヴェルナー 2003)

例えば1998年の3月、日銀の信用創造は25年来の最高水準であった。
しかし、1年後日銀の信用創造量は著しく落ち込み記録的な水準にまで下がる一方、金利は上昇しなかった(実際には下落した)。
ほとんどどの金利レベルにおいても、日銀は信用供給を増やすか減らすかを選択できるのである。
グラフ内に見られる多くの水平ラインによってそれがわかる。これは明らかに割り当て市場を示唆している。
信用市場において需給の均衡が見られない故である。中央銀行はほとんど意のままにコール・レートを設定し、信用を供給できる。
主張されているように信用市場は需要によって決定されるのではなく、供給によって決定されることがこのデータからわかる。
こうして日銀理論は明らかに誤解を招いた。中央銀行はどれだけの貨幣を創出し、経済に注入するか自由に決定できたのである。
適切な理論は非均衡経済学である。来月は更なる発見を考察し、民間銀行の信用が内生的か外生的かを検討する。

THE KEIZAI SEMINAR June 2003 リチャード・A・ヴェルナー
岩田理論と日銀理論―どちらが有効か
非均衡経済学が有効

25:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/06/30 23:10:31
THE KEIZAI SEMINAR July 2003 リチャード・A・ヴェルナー
政策委員会は本当に日銀の金融政策を決定しているのか

先月は交換方程式における貨幣量の増加を測る正しい概念は信用創造であることを証明した。
つまり、もし銀行と中央銀行がGDP取引に使われる貨幣(MR)を創出すれば、名目GDP(PRY)が増加する。
(何故なら△MR=△(PRY)であるから。ヴェルナー、2003)
また、中央銀行の信用創造を分析するに際し、中央銀行は常に買いオペを増やすことも減らすこともでき、
信用創造の全体額を意のままに決定できることがわかった。

ここには政治的に非常に大きな意味がある。
今まで、中央銀行のスタンスは短期金利目標(アメリカではフェデラル・ファンド・レート、
日本ではコール・レート)によって判断されると考えられてきた。
中央銀行によって供給される信用量(貨幣量)は短期金利と反比例するという独特の相関関係にある、
つまりコール・レートが低ければ日銀は多くの資金を供給しているのだと、誰もが思い込んできたのだ。
しかし、もしコール・レートと中央銀行の信用創造量になんの相関関係もないという事実を前回発見しました。
そうすると金利は実際の金融政策のスタンスを反映していないことになる。
それは驚くべきことではない。
なぜなら我々の交換方程式には説明変数としての金利は含まれない。
言い換えれば、成長は金利がどうであれ、信用創造が増加したときにのみ達成できるのである。
低金利か高金利かは中央銀行のスタンスについて何も語ってはくれない。
これはどこの国にもあてはまることだ。






26:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/06/30 23:12:31
この発見は誰が金融政策を決定するのかという疑問に深く関わるものである。
例えば、新日銀法が施行された時、日銀は新しい政策委員会は以前の委員会とは異なる機能を持つ、
すなわち1947年の発足当時から単に日銀マン達の決定に黙って判を押すだけのスリーピング・ボード
「眠れる委員会」として知られた政策委員会とは違うのだと主張した。
それ以来、日銀は実際の金融政策を政策委員会で討議し決定している。
しかし、2001年3月まで政策委員会は金融政策の手段として金利のみを対象としてきた。
金利は信用創造量量と安定した相関関係などないのに、である。

だが2001年3月以降日銀の金融政策の新たな柱として量的目標が導入された。
この新たな操作目標と他の経済的変数、例えば中央銀行の総信用創造量にはどのような関連があるのか。
日銀によって公式に発表された目標となる資金量とは、中央銀行における民間銀行の当座預金残高および
特定資産の購入総額(いわゆる債券の買い切りオペなど)である。
後者については、これが中央銀行による総取引の一部を成すにすぎないことは明確だ。
これは単にグロスの数字であることを忘れてはならない。
しかし、日銀は日々膨大な売りと買い、両方向の取引に従事している。
その結果、公的に目標とされているグロスの買い総額の効果を、
似たような額の他資産の売却によって簡単に打ち消すことができる。
これは、外為法によって財務省が指示する為替介入にも同じことが言える。
不胎化された為替介入に効果がないのは周知のことだ。
従って、日銀に財務省の外為政策に対する異議があればいつでも、
ほぼ同等の額の他資産を売却することで、指示されたどのような額の不胎化にも対抗できたのである。
つまり、ある特定資産のグロス購入額をとやかく言うのは見当違いなのである。
なぜなら、問題なのは全ての資産取引の純増減額(買い、売りの両方を含む)であり、
それが日銀のネット信用創造量を測っているからである。

27:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/06/30 23:14:17
中央銀行に置かれている銀行の準備預金はどうだろうか。
4月8日、日銀は新たに就任した総裁、福井利彦氏の下で目標当座預金残高を17兆円から22兆円の範囲と定めた。
これは奇異とも言える大きな額で、明らかに日銀は、
「一層潤沢な資金供給」のためにできることは全てする、という4月8日の公式発表で示された姿勢をアピールした。

ここで再び、客観的かつ科学的な研究者としては当然のことながら、こうしたことを額面通り受け入れる前に実証的テストを行ってみたい。
日銀は準備預金を増やせば信用創造量を増やせるのだろうか。
そのようなことは決してない。
準備預金の変化と日銀の信用創造とは何ら相関関係はない。
では準備預金の増加はGDPの成長と関係があるのだろうか。
グラフを見ればわかる通り、そのような関係はない。
1980年代、日本経済が急速に成長したとき、準備預金は低レベルのままであった。
銀行が余分な資金を中央銀行に寝かしておきたくないと望んだからに他ならない。
1996年には名目GDPの成長率は4%に達し、準備預金の変化はやはり緩やかなままであった。
1998年GDPの成長が止まると準備預金が上昇し始めた。
2000年度のGDPの回復は準備預金の低下を伴った。
その後準預金が劇的に上昇し、2002年第1四半期に400%の上昇を記録したのだが、これと同時にGDPの成長率は最も落ち込んだ。
つまり、日銀の公式金融政策の目標である高レベルの準備預金残高は、明らかに名目GDPの落ち込みを伴うのである。
こうした事実に鑑みて、日銀が4月8日、福井総裁の下で「一層潤沢な資金供給」をすると発表したにもかかわらず、
実際の準備預金の上昇率は4月末で8.3 %にとどまり、昨年3月末の前年比435.4%とはかけ離れた数値となったことに安心させられる。
ちなみに真の金融政策スタンスを測る中央銀行の総信用創造量は、やはり福井総裁の下で4月に落ち込んでいるのである。

28:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/06/30 23:15:29
さて、公式発表された金融政策の目標、つまりコール・レート、準備預金、債券のグロス買い入れ額と、
日銀の真の政策スタンスを表す金融政策の変数、つまり、信用創造量には何の相関関係もないことがわかった。
政策委員会は目標とする変数として中央銀行の純取引総額―本当に重要な要素―について討議したことがあるのだろうか。
議事要旨にはその記述はない。
しかし、先月考察したように、この取引額は毎月変動するものでその変動は完全に日銀次第なのである。
誰かが日銀の真の金融政策、すなわち日本経済を決定してきたのだ。しかし、それは政策委員会ではない。

これは日銀法に背く行為と考えられるべき問題ではないか。
さらに東京地検は日銀の計画的な詐欺行為と義務の不履行の可能性について調査すべきである。


THE KEIZAI SEMINAR July 2003 リチャード・A・ヴェルナー
政策委員会は本当に日銀の金融政策を決定しているのか

29:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/07/03 01:57:49
URLリンク(www.veoh.com)

Linkin Park 『What I've Done』訳

すべての魂は見抜いているよ・・・あんたが何をしてきたのか
もうこれ以上の猶予はない、最期の時は迫っている
いったいどうやって原爆投下を釈明できるのか
対立を煽り、真実を隠し続ける、闇の政府
穢れた金で、汚染された地球と自然
一体お前は、何をして来てくれたのか
嘘と矛盾で塗り固められた近代文明
それでも母なる地球と自然はすべてを受け容れてくれるのか
この怒りをどうやって鎮めればいいのか
嘘と矛盾で塗り固められた近代文明
すべてを消し去るしかないのか
類の築き上げてきた文明、いつ頃からおかしくなっちまったのか・・・
戦争・麻薬・石油と欲望に飲み込まれた現代の大都市はどうだい?
過去を清算するのか?この地上を清めればいいのか?
真実の目を摘み・・・
それでも、母なる地球と自然はすべてを受け容れてくれるのか
嘘と矛盾で塗り固められた近代文明
この怒りをどうやって鎮めればいいのか


30:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/07/03 01:58:14
いつの間に彼らを独裁者に仕立て上げたのか
その独裁者に武器を売り、金を貸して大儲けしたのは誰なのか
もう、原爆の実験はいいよ、うんざりだ
アフガニスタン空爆はパイプラインを通すため、それと、アヘン独占のため?
9.11の嘘にはもう飽きたよ、ブッシュとビンラディンはビジネスパートナーだろ
なんであんな演出にまんまと乗ってしまったのか
どんな苦しみも、受け容れなきゃいけない もう一度やり直すためにはね
戦争、石油、そして麻薬・・・そんなもので金儲けをするなよ
ローマクラブ、300人委員会の人たちは、ビルダーズバーグ会議とCFRで何を決めているの、フリーメンソンとイルミナティと結託して、陰の政府で何してるの
ロックフェラーに糸を引かせて、ブッシュや小泉を操って 一体何をして来てくれた
一体いつまで続けるつもりだ
嘘と矛盾で塗り固められた近代文明
この怒りをどうやって鎮めればいいのか
嘘の情報で世界を洗脳し 罪のない子供たちに何をさせるのか
先ずは、お前が原爆を捨てろよ
俺は、魂を売り渡さない。真実の目を守る。
そして、今、立ち上がるんだ。


31:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/07/04 00:38:16
THE KEIZAI SEMINAR August 2003 リチャード・A・ヴェルナー
銀行貸し出しはいかに決定されるか


前回までの分析で、コール・レートの引き下げや、中央銀行における準備預金残高の引き上げ、そして特定債券の買いオペが、
経済によい影響を及ぼし有益な通貨政策となるという日銀の主張について実証的分析を行ってきた。
その結果、この日銀の言い分を裏付ける証拠は何もないことがわかった。
経済にとって重要なのは信用創造の純増(創出された新たな購買力であり、
これが通貨政策の真のスタンスを測るものとして考えられるべき)である。
政策委員会は今までのところ信用創造量についての審議は行っていない。
それ故実質的には通貨政策を立案していないと言わねばならない。

これは信用市場がいかに決定されるかを調査しようと試みたことから判明した結果である。
当初我々は中央銀行の役割に焦点を当て、中央銀行の貸出量は中央銀行の意のままに決定されるという結論に至った。
しかし、信用を創造しそれを市場に注入できるのは中央銀行だけではない。
第二のプレイヤーとして民間銀行が存在する。
そこで今月は民間銀行による信用(貸出)市場がどのように決定されるかを探る。

32:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/07/04 00:39:06
これについても、銀行の貸出市場は常に需給が均衡している、
つまり借り入れ需要がある分だけ常に銀行が気持ちよく貸し出しをする、と主張する学派がある。
これを支持する学派は自らを「ポスト・ケインズ派」経済学者と分類する。
中央銀行で働くエコノミストもまた公式文書ではこの見方を支持する傾向にある。
銀行の貸出市場は需要サイドによって決まるという、いわゆる「日銀理論」が明言する通りである。
日銀理論によれば、銀行の貸出量が前年度比で連続65カ月低下しているのは、
借り入れ需要の落ち込みによるもので、銀行側の供給不足によるものではないということになる。

33:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/07/04 00:40:42
もしこの理論が正しいのなら、借り入れ需要が景気循環を促進し、名目GDPと資産価格を決定する重要な変数となる。
それでは、何が借り入れ需要を決定するのか。
こうなると、ポスト・ケインジアンや中央銀行のエコノミスト達はややあいまいになり、
銀行貸し出しは「アニマル・スピリット」や「期待」に内生的である(決定される)などと言うのである。
科学的な研究者としてはこの見解を裏付ける事実を検証したいところである。
しかし、このようなあいまいな概念を意義ある方法で検証するのは事実上無理がある。
とは言うものの、ポスト・ケインジアンの見解に十分な現実性があるかどうかを実証的に探る方法はある。
このポスト・ケインジアンの主張する原理を適用するためには2つの条件が当てはまらねばならない。
信用市場における需給が均衡していること、全ての借り入れ需要は貸し出しによって満たされなければならないことの2点である。
言い換えれば、もし信用市場が均衡することなく、借り入れ需要が常に満たされるわけではないという証拠があれば、
ポスト・ケインジアンおよび中央銀行のエコノミストの言い分を退けることができるのである。
イギリスの思想家、J.S.ミルは、「全ての白鳥は白い」という仮定を否定するのに必要なことは
1羽の黒い白鳥を見つけることだと指摘している。
同様に、信用市場が需要によって決定されるという仮定を否定するには、
銀行が常に誰にでも要求されるだけ貸し出すわけではないということを証明すればよいのである。
これを証明するには、銀行に融資を断られた人がたった1人いれば十分である。
実際、貸し出しが割り当てられてきた(特に中小企業には)ことについては様々な国際的研究がなされ、
多くの実証的証拠が収集されている。
一度でも銀行に融資を申し込んで断られた人は、銀行は借りたい人に常に貸し出しているわけではないと立証できる。

34:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/07/04 00:41:44
演繹法によっても答えは得られる。
完全情報を含む数多くの前提条件が有効であって初めて、ワルラスの均衡は信用市場に存在すると仮定される。
完全情報や全てを知り価格を決定する競売人が存在するとの前提を少し緩めてみると、市場は均衡し得ないことがわかる。
需給が均衡しない市場では割り当てが起こる。
割り当てられた市場は価格ではなく量によって、
すなわち需要か供給のいずれか少ない方が支配力をもつという「ショートサイド原則」によって決定されるのである
(これは非ワルラス的結果を導く不均衡経済学による原則である―これについては、例えばMuellbauer and Portes(1978)がある)。
完全情報の存在を裏付ける証拠もない。
逆に貨幣の存在は情報が不完全であることを証明している。
信用市場ではそれ故割り当てが起こるのである。

35:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/07/04 00:42:49
「通常」ならば借り入れを受けられる人に、銀行が貸し出しを行わないときにのみ信用割り当てが起こるという声もある。
しかし「通常」という状態は銀行が借り手について完全情報をもっている
(従って借り入れを受けるに足る全ての人に貸し出しを行なうことができる)ときと定義される。
つまり、いわゆる「通常」の状態は現実にはあり得ないのである。
Stiglitz and Weiss (1981)も銀行は常に信用割り当てを行なうと考えられる、何故なら彼らは完全情報などもっていないからだ、と述べている。
取締役は有限責任しか負わないという法の下では、リスクの高いプロジェクトを抱える企業家はそれでも銀行融資を得ようと試みることだろう。
このように借り入れに対する実質的な需要は比較的大きいので、銀行が、資金の需要曲線と供給曲線が交差するまで金利を上げるのは合理的ではない。
つまり、逆選択とモラル・ハザードが不良債権のリスクを高めてしまうのである。
結果として、利潤極大化を図る銀行は信用割り当てを行なう。

36:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/07/04 00:44:29
次のようなシンプルな言い方をしてみよう。
貸し出しを行なうかどうかは誰が決めるのだろう―借り手か貸し手か。
査定と最終決定は常に貸し手によって行われる。
貸し出しの決定は銀行によって行われるのである。
銀行が信用市場を決定していることを立証するのに我々が知らねばならないことはこれだけである。
これより複雑などのような仮定―例えば銀行貸し出しは需要によって決定されるといった内容―
は別の方法で証明する義務(責任)がある(しかし、それは不可能だろう)。

得られた実証的証拠と、上記の点をふまえると、信用市場は供給サイドによって決定され、グランジャー因果テストでも
明らかであったように因果関係は信用変数(M)から取引変数(例えば名目GDP)へと向かうと結論づけねばならない。
従って、信用創造の総量は、常に量で割り当てられる経済における最終的な予算制約となる(Werner (2003)参照。
このことは、日本で、あるいは他の国でも、かつて信用収縮があったかという論争にも決着をつけることができる。
もし信用収縮が信用割り当てと定義されるなら、それは常に存在することになる。     


THE KEIZAI SEMINAR August 2003 リチャード・A・ヴェルナー
銀行貸し出しはいかに決定されるか

37:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/07/04 00:48:13
これって著作権法違反じゃね?
本の中身全部張る気かよ

38:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/07/04 10:02:15
本じゃないだろ。
セミナーだろ。

39:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/07/06 22:00:22
アメリカ合衆国憲法 は政府貨幣を認めている。
第一条 〔立法府〕 第八節 連邦議会は次の権限を有する。
 (五)貨幣を鋳造し、その価値および外国貨幣の価値を定める
(参照: URLリンク(japan.usembassy.gov)

アメリカでは通貨発行権は議会の専管事項であると憲法で定められています。
現在のドルは違憲通貨です。
国際金融資本はどうどうと欺瞞を働く。

40:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/07/07 01:18:19
世界はここまで騙された。

人間は無知の知という哲学の基本を常に意識するべし。
知的に謙虚にならないと傲慢になり権力者が作り出す常識に騙される。

41:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/07/07 20:52:45
688 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/07/07(土) 06:50:49 ID:stmyLRWF
9.11陰謀説否定している側の根拠って何?
大まかでいいので教えて


689 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/07/07(土) 09:21:33 ID:o6O4jtML
>>688 
前にも説明したと思うが、陰謀説否定派というのは丁度、中世の頃に天動説を信じていた連中の様なもんだよ。
とにかく「バチカンの言う事が間違っている筈が無い! キリスト教は無条件に正しい!」とか、
「地動説を説くガリレオ・ガリレイは、バチカン程に権威が無いから、正しい筈が無い!」とかいった考え方なんだよ。

だから「米政府が、何千人もの米人を死なせる筈が無い! 米政府がわざと自分の国防総省に戦闘機を打ち込む筈が無い!」と、
陰謀説否定派は、あたかも信仰やイデオロギーの様に、魂の髄まですっかり信じ込んでしまっている。
「じゃ~、米政府がそんな事をしない保証がどこに有るんですか?」と問われたら、客観的根拠は何も持ち合わせていない。

その一方、陰謀説というのは丁度、地動説の様なもんで、ちゃんとした科学的根拠に基づいている。
WTCに突っ込んだ旅客機燃料の温度だけでは、あの大きなビルの鉄筋を全部殆ど粉々に解体は出来ないとか、
ペンタゴンに突っ込んだ旅客機のエンジンにしては、小さ過ぎるエンジンファンが写真に写っている」など、
もう数えきれない程に山積した証拠に基づいている。

また、陰謀説否定派というのは、ちょうど、O.J. シンプソンの刑事事件裁判の黒人陪審員達みたいなもんだ。
あれだけ山積していた証拠には見向きもせず、そういう「証拠」は全部、黒人蔑視主義のロス警察の捏造だと言い出す。
確か、現場にシンプソンのDNAの証拠があれほど有ったのに、それらも全部捏造だと言い張ったと記憶している。

要するに、陰謀説否定派に共通して見られる態度は、証拠と言われるものに目を向けて自ら直接には判断せずに、
権威者だけを間接的に信じて、「陰謀説は、大手新聞の一面記事になっていないから、信じなくて良い」とかいう態度だ。

どうだ、これくらい説明しても、未だ納得がいかんか? 



42:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/07/09 23:47:31
「素人以上プロ未満」のための経済・金融入門 
  三菱UFJリサーチ&コンサルティング 調査部長 五十嵐敬喜
  (WBSのレギュラーコメンテーター)

P177~P178 銀行が持つ信用創造機能

 銀行が果たしている重要な経済的機能として、「金融の仲介」があると言われています。平たく
言えば、預金を集めてそのお金を貸し出すという役割です。手元にお金が余って運用したがって
いる人と、お金が足りなくて調達したいと思っている人を「仲介」するのが銀行だというわけです。
 この説明が嘘だとまで言う気はありませんが、しかし誤解を招きやすいと私は思っています。と
いうのは、これだと厳密には因果関係を逆にとらえてしまっているからです。銀行が果している
機能の正しい記述は、「銀行は、まず貸し出しをして、その結果として預金を創造している」です。
それはどういう意味でしょうか。

43:42の続き
07/07/09 23:55:06
 銀行が取引先企業に貸し出しをする場合を考えて見ましょう。この銀行は例えば貸出金1億円を
この企業の当座預金口座に振り込みます。ではその1億円はどこから来たかといえば、どこから
でもなく、銀行が貸し出しによって創り出したのです(注)。こんなふうに無から有を生じさせることが
できるのは銀行だけで、銀行が持つこの機能を「信用創造機能」と呼びます。


(注)銀行のバランスシートで考えれば、資産側に「貸出1億円」、負債側に「当座預金1億円」と
記入すれば済むのです。この1億円の預金は元々誰かのお金だったのではなく、銀行が自らの
帳簿にそのように記帳するだけでこの世に誕生したものです。「最初に預金を集めて、そのお金を
貸し出しに回している」わけではありません。

44:43の続き
07/07/10 00:01:17
 当然ですが、こうして生み出された預金は使うことができます。この企業が、1億円の手形を振
り出して支払い決済に充てたとすると、その手形を受け取った企業は自らの預金口座に入金するで
しょう。すると1億円のお金が最初の銀行から次の銀行に移動し、預金の持ち手も変わって、めで
たく支払い決済が完了するのです。

日銀当座預金
 
 このように、預金はすべて銀行の信用創造によって生み出されるのですが、
・・・以下略、支払い準備の説明などが続く・・・・。

45:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/07/14 01:34:51
「人質に取られ壊滅しつつあるアメリカ経済:米国経済は人工的生命維持装置の上にある(リチャード・クック)
Global Research のレギュラーライタ,リチャード・クックの最新論文
"The Crashing U.S. Economy Held Hostage : Our Economy is on an Artificial Life-support System" を全訳した.

米国連邦準備制度に代表される中央銀行システムが世界の諸矛盾の根源であり,
戦争と貧困の最大の原因であることが次第に理解されるようになってきた.
すでに共和党の大統領候補の一人であるロン・ポールは「連邦準備制度の廃絶」を公約として打ち出している.

この時期にこの種の論文を提起する理由は,
年金問題(累積公的債務問題=財政破綻問題を含め)を最終的に解決するためには「政府貨幣の発行」に関する議論をクリアする必要があると考えているからである.
政府は年金支給年齢を65歳から70歳あるいはそれ以上に遅くすることを目論んでいるが,クックはそんなに働く必要はないと主張する.」

本文:URLリンク(exodus.exblog.jp)

参考:
レス3:「政府紙幣」は発行できない! - 政府紙幣が無視し続けられる理由
URLリンク(sun.ap.teacup.com)
米国の「デフォルト宣言」→新世界通貨体制
URLリンク(sun.ap.teacup.com)

46:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/07/14 04:03:33
第16代大統領リンカーンは、
ニューヨークを拠点に再び財政介入の度を強めていた国際金融カーストに逆らい、
大統領権限による法定紙幣(グリーンバック)3億4600万ドルを発行し軍備調達に充てました、
12%の金利を要求していたNYの金融屋を蹴ってコストなしのドル紙幣を正当に流通させた事で
彼らの利益を大いに収奪したと判断され、暗殺指令がそこで避けられないものになったわけです。
URLリンク(www.tiger-bud.co.jp)


47:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/07/14 21:38:05
ルーズベルト「世界に偶然なんてない、すべては計画されているのだ」

48:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/07/18 02:12:17
「100年も前から右翼・左翼家たち両方らが、例えばカストロが我らロックフェラー族を
政治・経済界における極度の支配があると暴露して攻撃している事実を突き止めていた。
 またあるものは私と一族を、米国の利害に真っ向から反する方向に影から動かしつづけているもの、
我らが国際的政治・経済的統一のための、”One World"への世界規模の基盤設備を作る陰謀をたくらんでいると指摘する。
もしそのように非難しているのであるなら、私はそれらの有罪を認め、誇りとする。」
「回想録」
David Rockefeller 自身の自叙伝から



49:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/07/23 21:59:29
日銀は何故ここまでの量的な引き締め政策を行っているのだろうか?

50:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/07/26 01:13:01
鉄骨溶解説でほぼ自由落下速度の垂直倒壊を説明できるんでしょうか?
URLリンク(www.youtube.com)

この女性が鉄骨が溶ける温度の中で生きていたと言うんでしょうか?
URLリンク(italy.indymedia.org)




51:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/07/26 01:19:15
>>42
良くわからん。
銀行もまず庶民の預金がなきゃ貸さないんじゃないだろうか?

52:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/07/27 00:12:58
>>51
なるほど、釈然といきませんよね。
昔のように銀行が自前の銀行券を発行して貸していた時代に生まれれば理解は容易だったでしょうが、
今では法と情報通信が発達により全ての民間銀行券は預金に姿を変えたので分からないですよね。
我々が生まれた時からそうだったですから。
(今でも香港で三種類の銀行券が流通しているのを見ると最初は面食らいますが3分もあれば事態を受け入れます)。


銀行は単にお金を仲介しているように見えます。
私が銀行に貸した(預金した)お金は、全て他の誰かに貸されています(或いはそう見えます)。
私が銀行に貨した(預金した)お金は、既に貸されていて銀行にはありません。
ところが、私はこの預金残高を使って物を買うことが出来ます(私が預けているお金は別の人に貸されているのに!)。
これが預金の特殊な機能で、例えば私があなたに貸したという借用証書や国債などの債券ではこうは行きません。
預金は他の有価証券と異なり、それ自体がマネー(通貨)として機能するのです。

あなたがA銀行に預金するという行為は、他銀行(例えば日銀)が創造したマネーをA銀行が創造したマネーと交換することです。
あなたがA銀行からお金を借りるという行為は、A銀行が創造したマネーを借りるということです。
マネーサプライ(金融機関と中央政府を除いた経済主体が保有する通貨の合計)が増加するのは後者であることは明らかです。

しかし、銀行が創造するマネーの量には制限があります。
その制限は法定準備金と支払い準備から来ます。

53:名無しさん@そうだ選挙に行こう
07/07/29 15:12:22
>>52
日本の法廷準備金は1.2パーセントくらいだからほとんど貸出の制限にならないんじゃないの?


54:名無しさん@そうだ選挙に行こう
07/07/29 15:13:57
ところで今話題のサブプライムローンだが、現在の段階では銀行のバランスシートを圧迫するほどの問題ではない。
そのため大きな金融不安や景気後退には発展しないだろう。

55:名無しさん@そうだ選挙に行こう
07/07/29 15:49:31
すばらしい動画です


邪悪な国際銀行家が世界を動かす(字幕付き)
URLリンク(jimaku.in)

56:名無しさん@そうだ選挙に行こう
07/07/29 19:59:20
>>53

ええ、そう思います。1.2%でも影響はあるでしょうが主に支払い準備の方がメインでしょう。
支払い準備とは、預金者がお金をおろしに来る時に備えて現金を準備しておくことです。
預金者数が十分に大きければ大数の法則が働くので、この支払い準備率は個々の銀行が統計から求め設定します。
おそらく5%とか10%とかになるでしょう。

例えば法定準備と支払い準備の合計を預金の10%とすれば、
銀行は入手した日銀マネー10に対して預金100を創造することが出来ます。
(この辺りを個別銀行のバランスシートで確認したければ、資産勘定の現金預け金と負債勘定の預金を比較します。)
このあたりの事情は世界初の中央銀行(イングランド銀行)が設立された頃と本質的には何も変わっていません。
当時の英国の地方銀行はゴールドかイングランド銀行券を一定比率もつことで自前の銀行券の発行が可能でした。

57:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/01 01:38:21
>>56
質問なんですが、銀行は貸し出しと共に預金を作りますよね。

借方 貸付金  貸し方 預金

その預金を預金者が取り崩した場合、バランスシートの処理はどうなるのでしょうか?
貸付金が減ることはないですよね。

そこら辺が詳しく掲載されている参考資料などあれば教えて頂きたいのですが。

58:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/01 01:47:37
>>57

資産勘定の内の現金預け金(現金+日銀当座預金+他行への預貯金)が減ります。
預金は預ける人もいて、おろす人もいるので大部分が相殺されますが、
仮に取り崩し側に偏って準備率(現金預け金/預金総額)が低下して来たら必要に応じて銀行間市場を通じて他の銀行の余っている
ハイパワードマネーを借ります。ハイパワードマネーとは日銀が発行しているお金で日銀券及び日銀当座預金を指します。
ちなみに日銀の行なっている金利政策とは、この銀行間市場の代表的な金利(無担保O/N金利)を操作することです。

59:58
07/08/01 01:51:03
参考資料に関しては『コールローン』と『コールマネー』をググると良いと思います。
銀行のバランスシートの動きが分かると思います。

60:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/04 02:48:31
ツインタワーはいいとして、
飛行機あたってないWTC7の崩れかたはありえんだろ

URLリンク(www.youtube.com)
URLリンク(www.youtube.com)
URLリンク(www.youtube.com)
URLリンク(www.youtube.com)


61:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/05 02:50:29
「不景気が終わらない本当の理由 リチャード・A・ヴェルナー 
 あとがき から抜粋」

20世紀が始まったいま、世界の人々は深刻な脅威に直面している。
とてつもなく権力が拡大した独立性の強い中央銀行が民主的な機関に投げかける脅威だ。

一般の人たちに聞いてみたら、マネーを創出し配分する当の機関にこのような権力と独立性を与えた方がいいと答える者がいるだろうか?
ロードアクトンは権力は腐敗し、絶対権力は絶対的に腐敗すると警告した。
マネーの全てを握る機関を必要なチェックもバランスもなしに放置しておくことが賢明だろうか?
その仕事のゆえに、いとも簡単に権力の魅惑に負けてしまう恐れのある機関を、である。

わたしは、日本の市民一人一人が、日本に起こっている、それどころか世界に起こりかけている事態に気づき、行動を起こすことが焦眉の急であると思う。
日本国民にはそれができるし、また実際にするだろうと信じたい。


62:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/05 02:56:15
「不景気が終わらない本当の理由 リチャード・A・ヴェルナー 
 あとがき から抜粋」

わたしたち一人一人には、未来の世代に対する責任がある。
まだできることはたくさんあるが、しかし急がなければ時間がなくなる。
これらの問題について、一人一人ができるだけ多くの友人と話し合い、
メディア関係者に問題の所在を知らせ、地域の政治家や選挙区の議員に接触し、
野党の候補者にも働きかければいい。

民主主義とは人民による支配のことだ。
だが人民の一人一人が責任をもって行動するときにのみ、民主主義は実現する。
そうでなければ、将来の世代はみなさんに尋ねるだろう。
どうして何もしなかったのか、と。

63:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/05 03:00:34
>>61
×20世紀
○21世紀

64:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/05 03:02:02

URLリンク(www.anti-rothschild.net)

65:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/05 04:16:54
民主主義の終わり

URLリンク(alternativereport.seesaa.net)

66:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/05 05:17:53
9.11テロは国際金融財閥の自作自演

証拠
■9.11テロ検証動画 Loose Change 2nd Edition (日本語版)
URLリンク(video.google.com)
■別の9.11テロ検証動画 911 Eyewitness Japanese (日本語版)
URLリンク(video.google.com)
■フランスのルモンド紙の報道
URLリンク(www.eurozine.com)
■WTC7の疑惑を総括-動画(16分)
URLリンク(video.google.com)
(911スレ過去ログ保管庫)
URLリンク(www.geocities.jp)


67:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/09 00:40:49
真実の持つ難点は、それがたいてい不快で、しばしば面白くないことである

                                                 H・L・メンケン

68:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/11 13:30:01
連邦準備制度理事会について語る次期大統領候補のローン・ポール議員
URLリンク(www.youtube.com)

ニューワールドオーダーの存在を国民に訴えたローン・ポール議員
URLリンク(www.propagandamatrix.com)

ブッシュ大統領はニュー・ワールド・オーダーを実現しようとしていると語るローン・ポール議員
URLリンク(www.youtube.com)

ケネディー暗殺は米政府によるものだと語るローン・ポール議員
URLリンク(www.liveleak.com)



69:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/13 01:28:21
歴史修正プロジェクト みんなで見直そう!ユダヤ&国際金融資本の歴史

URLリンク(www36.atwiki.jp)



70:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/14 22:57:03
○ユースタス・マリンズ曰く。

  「(アメリカ)合衆国を統治する権力を握っているのは、
  暗殺団である。ふだんは舞台裏に隠れていて、手に負え
  ない者が出てくると、暗殺指令を下す力をもっている連
  中である。

  われわれは二人の(アメリカ)合衆国大統領、アブラハ
  ム・リンカーンとJ・F・ケネディが暗殺されるのを見
  てきた。暗殺された理由は、この二人が合衆国財務省に
  利子のつかないドル紙幣を印刷せよと命じたからである。
  ……」(『世界権力構造の秘密』、三百三十四頁)

○ 「(アメリカ)合衆国の統治権力は政府機関でも法律で
  も政党でもない。……」

○これはマリンズの言う通りである。

○しかし、このような事実を日本人に知らせる学校、教師、
 マスコミ、宗教家……などは、唯の一つもない。


71:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/16 00:35:56
>>59
質問
中央銀行と民間銀行だけがお金を作れるシステムっていつ出来たの?
また銀行だけがバランスシートで預金を作れるようになったのはいつ頃?


72:58
07/08/16 01:41:09
>>71

紙幣という意味では宋10~13世紀「交子」、元(13~14世紀)「紙幣」、日本17世紀のはじめ頃「山田羽書」があるようですが、
これらは中央銀行に繋がりませんね。

ヨーロッパでは17世紀半ばに金細工師が金属の預り証(ゴールドスミス・ノート)を流通させたのが先駆けとされています。
そして中央銀行はWIKIによると世界最古の中央銀行はスウェーデン・リクスバンク(1668年)となってますが、
イングランド銀行(1694年)が有名ですよね。

イングランド銀行は72万ポンドの資本を到達しただけで、政府に金利8%で120万ポンドを融資したそうです(明らかにお金を創ってますね)。
そして他の地方銀行は金貨やイングランド銀行券を一定量所有することで各々独自の銀行券を発行することが出来たそうです。
これが元祖中央銀行システムと言って良いでしょう。

銀行券が預金通貨に置き換わるには通信の発達が必要です。
いつ、ってのは明確にはないと思いますが、銀行券の発行が法的に一元化された時期なら調べることが可能です。
例えば日本では1882年(日銀)、米国では1864年(国法銀行)や1913年(Fed)ということになるようです。
ここから先は自行銀行券は発行出来ず預金通貨による決済(預金振込みによる決済か小切手引き落としによる決済)に移行したことになります。


ちなみにネットで、「信用創造の原型はバビロニアの時代にありバビロン捕囚でユダヤ人に伝わった」という説を見掛けたことがあります。
真偽の程はわかりませんが聖書におけるパンと魚が増える寓話が信用創造を示唆している気がして私は少し信じています。

73:58
07/08/16 02:11:00
銀行が通貨を創っているというのは非常に釈然としない気持ちになります。
銀行が各々銀行券を発行している時代ならともかく、実感が沸かないのです。
そういう意味で>>42-44に挙げた銀行に近いところの名の知れたエコノミストの記述は大変に貴重です。

それと経済学や金融の本には銀行が通貨を発行していることは一応書いてあったりします(是非、数冊立ち読みしましょう)。
例えば無から通貨を創りだしているといっても富を創りだしているわけではない、と解説しているものもあったと思います。
その通り、B/S上の資産と負債が同時に発生するのでこの時点では±ゼロ、富は創りだしてません。
しかし、そこに利鞘が発生するじゃないか!って本に向かって(高名な先生に)突っ込みたくなります。

74:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/16 02:30:27
>>72
ありがとうございます。
ゴールドスミスの歴史に関しては検索で調べると色々書いてありますね。

現在のような形態の銀行の誕生は、中世末期のイギリスであったと、Wikipediaにロンドンのゴールドスミスの話が書かれている。

Chronology of Monetary History 1600 - 1699で、Glyn Daviesの”A History of Money: From Ancient Times to the Present Day”からの抜粋テキストがある。

1633-1672 内外の硬貨の取引や金庫サービスを行っていた英国のゴールドスミスたちが次第に銀行家へと発展していく。

1633 ゴールドスミス (金細工商)が発行する証書が預かり証としてだけではなく支払い能力の証明書として使われるようになる。

1660頃 ゴールドスミスが発行する証書がイギリスにおける紙幣として使われ始める。

1668 Pepysの2月29日の日記に、彼が父親に600ポンドのゴールドスミス・ノートを送ったことを書いている。

1672 すでに巨額にのぼる金をチャールズ2世に貸していたゴールドスミスたちが、王からの追加ローンを断ったところ、王は返済をストップしてしまった。その結果、1670年代後半から1680年代にかけて王に金を貸していたゴールドスミスの大手のいくつかが破産した。



75:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/16 03:18:35
>>72
>ちなみにネットで、「信用創造の原型はバビロニアの時代にありバビロン捕囚でユダヤ人に伝わった」という説を見掛けたことがあります。
>真偽の程はわかりませんが聖書におけるパンと魚が増える寓話が信用創造を示唆している気がして私は少し信じています。

バビロニアの頃からあったんですか?
興味深いですね。
統治者の技術ですか。
中国も宋の時代にマネーを創造するシステムを作り出していましたね。

聖書のパンと魚が増える寓話ってどんなのですか?




76:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/16 04:48:19
大津警察署の犯罪者警察官達(前出徹など)の犯罪を滋賀県警に訴えたら大津警察署の犯罪者警察官「寺前重男」「鳥羽道弘」「石崎義宣」「前出徹」「加茂雄二」「四倉仁」「山本明夫」「赤木昭一」「堂坂俊雄」等が傷害、暴行、ストーカー、嫌がらせ等をして私を脅迫している

77:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/16 21:08:16
円の支配者(2001年) P327

 スウェーデンの中央銀行が80年代、90年代にとった量的緩和政策を見ても、あるいはアメリカや
アジア諸国、日銀の政策を見ても、中央銀行がバブル破綻につながるブームを生み出したというのは
歴史的な事実である。そして現在のアメリカでも同じことが起ころうとしている。アラン・グリーンスパンは
資産価格の上昇を懸念していると言うが、景気をスローダウンさせると称して金利を上げるたびに、
彼は中央銀行の信用創造を拡大してきた。ほんとうのところは、アメリカのFRBが現在の資産バブルを
創り出した張本人なのだ。

 他の国のマネーのプリンスが誰で、彼らの世界的な目標がどこにあるのかは、本書の範囲を超える。
だが、プリンスたちが全世界で権力の拡大をめざしていることは明らかだ。集中化と通貨圏の創設は
この目的にかなっている。だからこそ、ヨーロッパのセントラルバンカーは進んで欧州中央銀行を創設
した。いま、マネーのプリンスたちは世界的な資産市場バブルを創りかけている。バブルのあとに何が
起こるかは、もうわかっている。では、なぜマネーのプリンスたちは史上最大のブームを仕掛けている
のか?自分たちの権限を拡大させるため、それだけだ。歴史的な世界的金融危機が起これば、危機の
解決策は単一通貨の創設しかないと主張できる。単一の中央銀行にコントロールされる通貨である。

78:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/17 02:50:05

今のところ、欧米もアジアも信用創造は順調に推移している。
サブプライムに端を発した一時的な調整にすぎないと思う。
サブプライムも銀行はリスクヘッジをかけている。
そのリスクを引き受けたノンバンクが破綻しているだけ。
一時的な調整にはなっても、世界経済の良好なファンダメンタルを変えるほどのショックは与えないだろう。

79:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/19 23:20:43
ルース・チェンジ「ファイナル・カット」驚愕の内容!?
URLリンク(www.asyura2.com)
投稿者 神様 日時 2007 年 8 月 19 日 10:57:48: .SgApArfvR98Y

URLリンク(mp3.wtprn.com)
URLリンク(mp3.wtprn.com)
URLリンク(mp3.wtprn.com)
今年の9月10日にニューヨークで開かれる911真相究明大会で公開される予定のルース・チェンジ「ファイナル・カット」では、911が政府による自作自演攻撃だった事が疑いの無い事実として証明されると噂されている。
URLリンク(www.asyura2.com)
その他にも大統領選を控えた大統領候補にゲリラ的な活動を続ける911グループも現れている。
我が国の大メディアが今年の9月11日の911真相究明ニューヨーク大会の報道をするかは、疑問だが過去最大の大会になるのは、まず間違いないだろう。
URLリンク(wearechange.org)
URLリンク(www.prisonplanet.com)

2001年9月11日に悲惨な出来事がアメリカを襲い、強権的な政府に押し切られる形で他国の政府を滅ぼしていった独裁政権のプロパガンダから目を覚ましたアメリカ人が全米各地で抗議行動を起こしている。
URLリンク(journalof911studies.com)
URLリンク(www.st911.org)
URLリンク(911scholars.org)
URLリンク(dc911truth.org)
URLリンク(www.ts911t.org)
URLリンク(www.visibility911.com)
URLリンク(www.yourbbsucks.com)<)
来年の秋に任期が切れるブッシュが政権を去れば全米各地で訴訟が相次ぎブッシュ大統領やチェイニー副大統領、ラムズフェルド元国防長官を筆頭に重要閣僚などが牢獄に入る恐れがある。



80:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/23 02:00:52
ケネディ大統領暗殺真犯人=シオニスト・イスラエルとロスチャイルドの
極悪犯罪者のアジェンダは、「シオニスト奴隷制世界帝国」


ケネディ大統領暗殺は、イスラエルの核武装に断固反対し、米国憲法の規定通りに、憲法の規定に従って、米国
通貨発行権をFRBなどというロスチャイルドの私的金融財閥から米国議会に取り戻すべく、行政命令で政府独自
の通貨発行を出来る行政命令にサインした直後に、ロスチャイルド家の使用人で英国諜報部MI6の陰の長官サー・ウィリアム・ステイーブンソン
の統括の下でFBI第5課のブルームフィールド少佐が実行責任者で、CIA や ダラス市警察
や 米国海軍(遺体の処理/ベセスダ海軍病院)ら軍部らの協力の下で、狙撃手がダラス市警察R.ホワイト警部、亡命キューバ人ら数
人の一斉射撃6発で、シオニスト・ユダヤによる公開処刑で実況生中継による見せしめのテレビ衛星放送の世界
への映像配信の仕掛けによって、現職米国大統領をユダヤ・シオニストによる第1回目の「自作自演の体制内クーデター」
によって、米国政府を倒した事件であった。

 URLリンク(www.asyura2.com)

 URLリンク(bookweb.kinokuniya.co.jp)

81:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/23 17:39:38
>>42
>銀行が取引先企業に貸し出しをする場合を考えて見ましょう。この銀行は例えば貸出金1億円を
この企業の当座預金口座に振り込みます。ではその1億円はどこから来たかといえば、どこから
でもなく、銀行が貸し出しによって創り出したのです(注)。こんなふうに無から有を生じさせることが
できるのは銀行だけで、銀行が持つこの機能を「信用創造機能」と呼びます。

こんなことができれば銀行自身が倒産することなどないのでは。



82:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/23 21:45:26
>>81

B/S(バランスシート=貸借対照表)で考えて見ましょう。
銀行は企業に貸し出したので資産として『貸し出し』1億円が載ります。
この時、企業に貸した『預金』1億円とは、要求があれば銀行が企業に現金で支払わなければいけないので明らかに負債です。
すなわち貸し出しが行なわれる時、銀行のB/Sには

<資産> 貸し出し(債権)  |<負債> 預金

が同時に創られるのです。(注)

こうして銀行は貸し出し金利と預金金利の利鞘で利益を得るのですが、債権が大量に回収不能になったら債務超過になります。
債務超過が続けば倒産します。
それとBIS規制もあります。自己資本比率が4%を下回ると国営化されたりします。


(注)
先にお金を預かって貸す場合でもB/Sは同じです。金融仲介という言葉からはそれが連想されます。
しかし本当は貸し出すときに預金を創っているのだということを>>42は説明しているのです。
こういうことが出来るのは預金がお金と同じ決済能力を持っているからで、預金と貸し出しの両方を行なう銀行だけが可能な技です。

83:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/24 17:44:41



84:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/24 17:45:26



85:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/24 20:26:04
>>82
無から有が作り出されるのは理解できた。
しかし預金を自分で作れるとなると、預金を集める必要性がないような気がする。
何故、銀行は市場から預金を集めようとするのだろうか?


86:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/24 21:44:36
>>85
>何故、銀行は市場から預金を集めようとするのだろうか?

無から創り出せるといってもこのマジックには種銭が居るのです。

>>72 >そして他の地方銀行は金貨やイングランド銀行券を一定量所有することで各々独自の銀行券を発行することが出来たそうです。

を思い出して下さい。

日本で強制通用力を持っているのはあくまでも日本銀行券であり、商業銀行の預金がお金として機能するのはいつでも日本銀行券と交換出来る
約束と便利な決済システムの二つから成り立っています。
つまり銀行は要求支払い準備としての日本銀行券を一定比率確保するいなければなりません。
もう一つ、銀行は日銀当座預金に預金に一定比率の準備金を積み立てることが義務付けられています。これを法定準備金といいます。
この、支払い準備と法定準備の為に銀行は預金総額の一定比率のハイパワードマネー(日銀券と日銀当座預金)を必要とします。
このハイパワードマネーこそがマネーサプライのピラミッドの源であり、信用創造をする上での種銭なのです。
このハイパワード・マネーを増やす方法はいくつかありますが、その一つが『預金をしてもらう』ことです。
(続く)

87:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/24 21:45:51
×つまり銀行は要求支払い準備としての日本銀行券を一定比率確保するいなければなりません。
○つまり銀行は要求支払い準備としての日本銀行券を一定比率確保していなければなりません。

88:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/25 01:32:57
以下、準備率=支払い準備率+法定準備率=10%として話をします。

銀行が発行できる預金の総額は保有するハイパワードマネー(日銀券や日銀当座預金)に制約されます。
これを増やす方法はいくつかあります。


一つ目は日銀に借りる(オペもありますがここでは省略)。
二つ目は窓口やATMで日本銀行券が預け入れられる。
三つ目は他の銀行に振り込む額より他行から振込まれる額が上回る。
四つ目は他行で余っている準備金を銀行間市場(典型的にはコール市場)を通じて借りる。


銀行が一つしか無い場合は預金による決済は帳簿上の数字の移動だけで終わります。
AさんがBさんに1万円払うとは、Aさんの口座から1万円を控除してBさんの口座に1万円加算すれば終わりです。
この前後で銀行のバランスシートは変わらず、時と共に利鞘がうまれていくだけです。

現実には銀行は複数あります。AさんとBさんが口座を開いている銀行は別であったりします。
それぞれの銀行をBa、Bbとしましょうか。
AさんがBさんに1万円払うと、互いの口座の数字の移動が起きるまでは一緒ですが、この後にBaがBbに1万円支払うことになります。
そして、ここも大切なポイントですが異なる銀行間の決済は普通ハイパワードマネーで行なわれます。
(具体的には日銀当座預金口座を使って行なわれる)

実際には両方の銀行に莫大な数の預金者が居て、各々決済しており、そのお金の流れは双方向であるので、大部分は相殺され
残った差額のみがハイパワードマネーで決済されます。

いずれにせよ、BaからBbにハイパワードマネーが動いた場合、Baの準備率は低下し、Bbの準備率は上がります。
そこでBaはBbから短期でハイパワードマネーを借りることになります。この時の代表的な金利がコールレートです。


まとめると、預け入れや他行からの振込みでハイパワードマネーが集まれば、創れる預金通貨が増えたり、
準備率不足が生じている銀行にコールレートで貸すことが出来る、というメリットが生じるということです。

89:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/25 12:55:45
911真相究明活動家のアーロン・ルッソが死亡した【緊急速報】
URLリンク(www.asyura2.com)
投稿者 これは大変だ 日時 2007 年 8 月 25 日 11:49:07: Kq60bFHMy4Bd.

とても悲しいです。
私達は、とても大きな財産を失いました。
彼の功績に敬意を称え黙祷を捧げます。
感謝を込めて我が英雄アーロン・ルッソ
URLリンク(www.prisonplanet.com)

アメリカの現状を憂い彼は、「真実を語る事」で残りの人生をアメリカ国民に捧げた。本当の愛国者でした

彼の命を懸けた最後の作品【アメリカ・自由とファシズム】
URLリンク(www.freedomtofascism.com)



90:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/25 13:04:36

外需頼み経団連頼みのゆで蛙。

91:b
07/08/25 14:42:50
ヴェルナー『円の支配者』は理論的にはおかしなところは全然無い。
まず、 本書に書かれた経済理論は、以下の2点がポイントかと思う。

   1.通貨供給量こそが経済活動と密接な関係があり、それに比べると金利は二義的なもの。
   2. 「通貨供給量」の正しい測定法は、中央銀行と民間銀行のそれぞれの信用創造額(=貸付)の総和を測ること。

上記の1,2は、多数派とは言わないまでも、教科書にも載っているくらい有力な説。

 また信用の役割を重視する人々は、貸出し制限(credit rationing, 信用割り当て)によって、利子率が金融政策の指標としてあまり役に立たないものとなっていると指摘する。
 貸出し制限(信用割り当て)とは、民間が現行の利子率の下でより多くの資金を借りたいと思っているにもかかわらず銀行が貸出しを制限することを言う。
 (『ドーンブッシュ・フィッシャー マクロ経済学下 改訂版』 p564)


92:b
07/08/25 14:46:27
ここで、貸し出し制限は民間銀行についてのものと断っているのは、実は奇異なことだ。
というのは、ドーンブッシュ・フィッシャーは、民間銀行の意思によらない貸出し制限の例を示しているからだ。

 なぜ(1989-91の)クレジット・クランチは発生したのであろうか。
 まず第一に、金融監督当局が銀行の経営破たんを恐れて監視基準を強化し、銀行に危険な融資を行わせないようにしたからである。
 (『ドーンブッシュ・フィッシャー マクロ経済学下 改訂版』 コラム p567)

本文とコラムの内用に齟齬があるのは、あるいは著者の配慮によるものかもしれない。
いずれにしても、注意深い読者ならば、中央銀行による貸出し制限の可能性や、研究者が中央銀行性善説に傾きがちな要因にも気づくであろう。
中央銀行性善説については、LTCM処理のあからさまなクローニーイズム、二重基準を知っていれば、これは嗤うべきものであることは言うまでもない。

ということは、ヴェルナーの著書を読まなくても、ポピュラーな教科書を読むだけで、以下の陰謀論的な部分も自然に展開できることになる。

  3.銀行家に仕える古典派/新古典派エコノミストは、通貨供給量よりも金利を重視することで真実をゆがめている。
  4.中央銀行は、通貨供給量の増減を通じて経済活動を制御しているが、この操作を隠蔽している。


93:b
07/08/25 14:59:07
ヴェルナー説への疑問もある。

ヴェルナーは「日銀は、窓口指導の件で、政治家・大蔵省を騙し続けた。」と言う。
しかし、日銀から大蔵省にもれる可能性は小さかったとしても、民間銀行の各頭取から大蔵省、ないし政治家(大蔵省とは太いパイプがある)に伝わらないことはあり得ない。
政治家・大蔵省はわかっていても抵抗できないと見る方が納得しやすい。
ヴェルナーはあえて(無用な物議をかもさないために)そのように主張したのかも知れない。

また、ヴェルナーは非常に過激な暴露をしていながら露出が多い。暴露しているのは、失われた十年が日銀によって意図的に引き起こされたことだけではないのだ。
『円の支配者』p283において、「FRBは銀行に莫大な利益を上げさせようと決めた。」の書き出しのあと、FRBによる相場操縦とインサイダー取引奨励に言及している。日銀についても、同様な相場操縦とインサイダー取引奨励を指摘した。
これで、日銀や大手マスコミに無視されているだけで済んでいるらしいことは、不思議なことではある。


94:b
07/08/25 15:06:14
ドーンブッシュ・フィッシャーと書くと一人の著者の姓名のように見られるが、
実は、ルーディガー・ドーンブッシュと、スタンレー・フィッシャーの共著である。

ドーンブッシュ=フィッシャー と書く方が適切だった。注意されたい。


95:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/25 15:12:14
good point!

ヴェルナーの一見意外に見える金融論的な主張は実は全く正しく、
そうであれば陰謀論的なところもトンデモとは言い切れない。
金融に関しては偶発史観だけで考える方が不自然だからね。

むしろ謎なのは"無事である"ことなんですよね、これほどのことを声高に主張していて。

そもそも彼のポジションって何なのだろう?
政治家として世直しを目指しているわけではないしジャーナリストでもない。

彼は正義感で告発したのか?
純粋な学究?名声?
投資会社としての宣伝?
それとも何らかのポジショントーク?
バックがいる?

その辺りは確かに気になる。

96:b
07/08/25 15:54:26
>>95
thnx

まあ、発見したことは名声抜きに他人に伝えたいというのもあるのかな。
それ以外のことは想像がつかない。
植草はりそなインサイダー暴露にからんではめられたという見方があるが、
それが本当なら何でこの人は無事なのかということにもなる。

ヴェルナーに似かよったポジションというと、ベンジャミン・フルフォードという人もいる。
この人の場合は911暴露が広範囲で起きているという不思議な絵図の一コマなんだが。

それから、ヴェルナー説に納得するなら、普通の場合は世界観を変えないといけないだろうね。
金融の歴史だけでなく、あらゆること ─ 日本の近代史や、エイズ、狂牛病に至るまで─
について見直す必要があるだろう。

97:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/25 23:17:57
植草氏といえば彼の攻撃対象は小泉であり竹中であり財務省である。
彼の著作『知られざる真実』の中にヴェルナーの『円の支配者』(2001年)が登場する。
彼は財務省がこの本を世論操作として利用したとしている。
確かに日銀批判の書であり大蔵省を見直す本ではあった。

勿論、FRBなどにも言及しているヴェルナーが単なる財務省の手先とは考えないが、その著作を
財務省が利用したということはあるのかもしれない。

98:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/26 01:23:33
>>97
植草の理論では、現在の世界情勢を分析できません。
つまり陰謀論の理論としては完全な落第点。

99:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/26 01:26:16
>>96

何かしたら、貴方みたいな人間でも本当のことを言ったからだ、と思うわけ。
何もしなくて無視するのが一番だった。
実際、彼の告発から5年間、彼の理論は無視され続けたじゃないかww

100:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/26 02:56:22
ヴェルナーが黙殺されるのには幾つかの理由があるんじゃないかと思います。

一つは日銀はあまり公の所で中央銀行が行なっていることを議論したく無いでしょう。
概念的なことはともかく具体的なことはなるべく一部の人の理解に留めて置きたいと考えるはずです。

二つ目はヴェルナーは日銀職員のインタビューのメモや録音を所有していることを示しています。
いざとなったら(訴訟にでもなったら)それを示すことが出来ます。

三つ目は日銀の窓口指導が貸しすぎを抑えるためというのは名目で実際にはノルマであったことは検索でも確認できます。
少なくともその部分は真実であり、そうなると関係者、特にバブル発生当時の営業局長であった福井さんの責任論が出るでしょう。
接待や天下りの実態も相当ひどいようで、ここはあまり表立って議論したくない所でしょう。

四つ目は、やはりこの手の話題は専門的過ぎて、一時的な関心はひいても読者は本当かどうかを判断出来ない。
静かにしていれば忘れられる話題であるし、陰謀論の所は状況証拠であり立証も反証も困難だということが大きいと思います。


日銀としては反論出来る箇所も多々あるのでしょうが、全体としては議論したくない部分が多いのではないでしょうか?
なにせヴェルナーは日銀に居たのですから、いろいろと聞き出すことが出来たはずです。
ですから黙殺するしかないのだと思います。

101:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/26 10:50:55
こういう専門的で大がかりな嘘については黙殺するのが一番良い。
そうすれば、世間の話題からいずれ消え去ってしまう。

102:101
07/08/26 10:53:51
日銀の嘘という意味ね。

103:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/29 00:35:18
日銀にとって都合の良いことに、ヴェルナーの著作は2003年を最後にばったりと途絶えてるんだな。
だから黙殺するだけで済む。

104:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/30 00:59:24
英語版は2005年も出版されているけどな。

105:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/30 01:26:08
陰謀論云々はともかくとして、日銀の行動が不可解なのは同意せざるを得ない
わざとやってんじゃないかとしか思えない

106:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/08/30 09:39:31
アメリカの3人のラップ歌手が911のペテンを告発

アメリカで最も有名な3人のラップ歌手、
モス・デフ、イモータル・テクニックとエミネムが、
911のペテンを告発する歌
《真実をしゃべれ、ニガ!》を作った。

(《ビンラディンが計画したのではなく、
それはおまえだった、ニガ!
ブッシュがタワーを崩落させたのだ》と歌う)
URLリンク(www.voltairenet.org)

エミネムによる911のアメリカ自作自演を追求したビデオ

TELL THE TRUTH - Mos Def - Immortal Technique - Eminem
URLリンク(www.youtube.com)


107:b
07/09/02 11:37:14
ヴェルナー流に見れば、サブプライム問題は株を下落させる口実なんだろうな。

貧乏人向けのローンがいくら焦げ付いたって、
経済全体を揺るがすような規模じゃないだろうというのが第一の疑問。

まあ、貧乏人向けと限ったわけでもないらしいが、
このローンの焦げ付きはずいぶん前から心配されていたのに
(例えば、去年出版の『高橋ジョーセン2007年日本経済』なんかに書いてある)
NYは上げ続けた。

まあ、クローニー筋以外にはカラ売りで儲けさせないために
紙幣印刷機をフル回転させてカラ売り筋の首を絞め、
踏み上げたところで、マスコミに不安説を大きくとりあげさせながら、
政府筋が相場を売り崩したということだろう。


108:日本銀行24のヒミツを復刊させよう!
07/09/02 12:07:42
ドイツ人エコノミスト、リチャード・A・ヴェルナー氏が4年前に出した、
『知れば知るほどコワくなる! 日本銀行24のヒミツ ―不況をつくり、
悪化させたのは日銀だった!』が、いま復刊ドットコムでリクエストされている。

同書はヴェルナー氏の主張を、経済通でなくても容易に理解できるよう
まとめた2003年刊のムック。だが出版時は、初版が刷り上ったところで
「何らかの」圧力がかかりストップ、全冊印刷所から倉庫に直行となり
長らく絶版状態だったといういわくのある本だ。

中略)

本書ではその点を克服するため、カラーイラストや図解を多用。
「信用創造」の仕組みやその絶大な力、さらに民間銀行の担当者を
締め上げ「信用創造」量を自在にコントロールする手口まで、
極めてわかりやすく説明されている。実は初版の一部が古本業界に
流出し、独立党でも数人がオリジナルとコピーを所持しているが、
仮に自他共に認める経済音痴であっても確実に理解できる内容なのは
間違いないところ。現代社会が抱える最大の癌細胞「中央銀行」を
理解する上で、必携の一冊だ。

ということで、投票はこちらで。
           ↓
URLリンク(www.fukkan.com)

独立党HPより連載

109:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/09/02 12:58:47
「おかねのしくみ」~世界はこんなにもチャチなトリックで出来ている!!
URLリンク(vision.ameba.jp)


110:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/09/04 23:54:27
>>109

良く出来ていますね。
何の予備知識も無く見た人がどう思うのか知りたい所ですね。

111:b
07/09/05 00:20:35
しかし、大昔の話はどうでもいいんだけど、
ヨーロッパで紙幣の発行権をみすみす金細工師に取られてしまったのは
王様がバカだったから、というわけでも無いだろうな。
仮にそうだったとしても、国で頭の回転が一番速い男が宰相として王室を支えていたわけだし
専門分野での最高の頭脳を集めることもできた。

たぶん王様が気づいたときにはもう既に遅かったということとか、
ヨーロッパが分裂していたということが関係してるんだろう。

バランス・オブ・パワーがイギリスのためにあったというわけではないかも知れないし、
近代の革命の意味合いも、一般に思われているものとはかけ離れたものかも知れない。


112:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/09/05 01:42:40
>>111

実際には英国政府も紙幣を発行しました。
最初はチャールズ二世の時で、これは不換紙幣でしたが流通しなかったようです。
1696年には金兌換の財務省札に変わって、これ広く受け入れられたようです。
ところが、この通貨の管理責任を負ったイングランド銀行が、財務省札ではなく自行の銀行券を普及させていったようです。
その方が銀行は儲かりますからね。
それから後は中央銀行システムが増殖し世界の隅々にまで浸透していく歴史です。

113:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/09/06 01:53:49


114:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/09/06 01:57:43
>>111
ロシア帝国は中央銀行制度を取り入れていなかったと思う。

115:b
07/09/06 23:38:23
ヴェルナーの妄想?が正しければ、イギリス革命もフランス革命もロシア革命も、金細工師の子孫たちが起こした革命ということになるんだろうな。
で、政府が紙幣を発行していた帝政ロシアは金細工師にとっては危険な存在だったわけか。


116:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/09/07 00:32:49
>>115
後はFRB創設以前のアメリカ政府もな。

117:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/09/08 01:53:30
円の支配者(2001年) P327

 スウェーデンの中央銀行が80年代、90年代にとった量的緩和政策を見ても、あるいはアメリカや
アジア諸国、日銀の政策を見ても、中央銀行がバブル破綻につながるブームを生み出したというのは
歴史的な事実である。そして現在のアメリカでも同じことが起ころうとしている。アラン・グリーンスパンは
資産価格の上昇を懸念していると言うが、景気をスローダウンさせると称して金利を上げるたびに、
彼は中央銀行の信用創造を拡大してきた。ほんとうのところは、アメリカのFRBが現在の資産バブルを
創り出した張本人なのだ。

 他の国のマネーのプリンスが誰で、彼らの世界的な目標がどこにあるのかは、本書の範囲を超える。
だが、プリンスたちが全世界で権力の拡大をめざしていることは明らかだ。集中化と通貨圏の創設は
この目的にかなっている。だからこそ、ヨーロッパのセントラルバンカーは進んで欧州中央銀行を創設
した。いま、マネーのプリンスたちは世界的な資産市場バブルを創りかけている。バブルのあとに何が
起こるかは、もうわかっている。では、なぜマネーのプリンスたちは史上最大のブームを仕掛けている
のか?自分たちの権限を拡大させるため、それだけだ。歴史的な世界的金融危機が起これば、危機の
解決策は単一通貨の創設しかないと主張できる。単一の中央銀行にコントロールされる通貨である。

118:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/09/08 04:16:06
銀行業(クレジットの創造業)を平易に解説した動画(字幕)。
こういうのを一般の人に知らせる必要があると考える人は少なくないようだ。

URLリンク(jimaku.in)

119:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/09/08 15:03:32
2007年写真週刊誌【FRIDAY】9月21日号(最新号)
⇒巻頭グラビア:<あの大惨劇から6年>9・11の真実「WTCテロは陰謀だった!」の衝撃

【大惨劇から6年】
「航空機の激突では倒れないビル」に【アメリカ】物理学者が新学説
【9・11の真実】「WTC《世界貿易センター》テロは陰謀!」の【衝撃】《特殊爆薬の痕跡!》

21世紀とは、まさしく「テロの世紀」なのだ─。この暗いメッセージを世界中に告げることになった、阿鼻叫喚の地獄から間もなく6年が経つ。
しかし、この大事件をめぐっては今も明かされない真実が存在する。
“富める米国の象徴”は、なぜ崩れ落ちたのか。その答えの端緒を掴んだ!

「ツインタワーは、飛行機が激突した衝撃と火災で崩落したのではありません。『爆発物によって爆破された』……

URLリンク(www.bitway.ne.jp)

今年2007年のFRIDAYやってくれました!


120:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/09/08 15:25:30
WTC陰謀論のことをヴェルナースレに書き込むのはどうかと思いますね。
フルフォードとかのスレに書き込んだらいいのではないしょうか?

121:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/09/09 01:56:07
>>86
> 無から創り出せるといってもこのマジックには種銭が居るのです。

ありがとう。大変勉強になります。

貸し付けると同時に預金を作り出すことになる銀行のシステムでは、
預金を作り出した後にその預金の1%を法定準備金にすればいいのではないかと思う。
そうすると一般消費者から預金を集めなくて良い。

貸し出しの場合の預金はすぐに引き出される可能性があるからそれは出来ないのか?

貸し出しによって作られた預金は、法定準備金に含めることが出来なくて、
市場から預金されたマネーは法廷準備金にすることが出来るの?

122:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/09/09 11:00:17
>>121
>貸し出しによって作られた預金は、法定準備金に含めることが出来なくて、
>市場から預金されたマネーは法廷準備金にすることが出来るの?

Yes. その通りです。
法定準備というのは銀行が独自に創り出すお金の量を制限する為の制度なのです。


補足として日銀が発行するお金についておさらいしましょう。
日本における法貨は政府が発行する鋳造貨幣(硬貨)と日銀が発行する日本銀行券(紙幣)です。
このうち硬貨は比率が小さいので、法貨とは日銀券のことであるといって良いです。
もう一つ、最も大事な日銀当座預金(*1)があります。これは紙幣ではなく帳簿上(メモリー上)の数字ですが日銀券と同じ機能を持ちます。
この日銀券と日銀当座預金を併せて日銀信用とかハイパワードマネーとかマネタリーベースとかベースマネーといいます。
法定準備金として積み上げられるのはこの日銀信用だけです。



*1:日銀当座預金とは

日銀が特定の金融機関向けに開設している口座で金利はつきません。
日銀がお金を創る時、通俗的には紙幣を刷ると表現しますが厳密には日銀当座預金を加算するというのが正しいです。
例えば日銀が金融機関にお金を貸す時、紙幣を刷って渡すのではなく日銀当座預金を加算します。
金融機関はこのうち紙幣として必要な分のみをおろします。この時、日銀は日銀当座預金を控除し、紙幣を発行するのです。

123:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/09/09 15:55:23
>>122

貸出金によって作られる預金は法廷準備金に含めることが出来ないということだと、
市場から預かった預金とバランスシート上では、どのように区別をつけるのでしょうか?



124:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/09/09 18:01:12
それは簡単です。

貸し出しによって創られるお金、つまり預金はその銀行にとっては負債です。
日銀信用、即ち現金や日銀当座預金はその銀行にとっての資産です。
B/S上、間違えようがありません。

具体的には
前者は資産勘定の『現金・預け金』に含まれます。
後者は負債勘定の『預金』です。
参考 URLリンク(www.smfg.co.jp)


多分、A銀行の預金が振込みでB銀行の預金へそのまま移動するように思っているのでしょうが、それは
錯覚で、このように異なる銀行間の決済はある程度まとめてから日銀当座預金で行なわれます。つまり
他行から自行への振込みの方が超過になると自行の現金預け金が増加し、有利になります。

125:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/09/09 18:24:06
少し補足しましょう。架空の銀行の誕生から視ていきましょう。

(1)10億円の出資金を募った。
 資産                資本
  現金預け金 10億円       出資金 10億円

(2)いろんな人に合計100億円を貸した
 資産                負債          
  現金預け金 10億円       預金 100億円
  貸出し金  100億円     資本
                     出資金 10億円

(3)他行への振込みが10億円超過した。
 資産                負債
  現金預け金  0億円       預金  90億円
  貸出し金   100億円    資本
                     出資金 10億円

上記はこの銀行にとってピンチ、というか、ほぼ終わっている状態です。
こうなる前にコール市場で借ります。

(4)コール市場で10億円を借りる。
 資産               負債
  現金預け金  10億円     預金    90億円
  貸出し金   100億円     コールマネー 10億円
                   資本
                     出資金  10億円

(1)~(4)の流れを理解しないと政策金利や量的緩和政策についても理解出来ないと思います。
またサブプライムローン問題で銀行間市場が麻痺した時に中央銀行が慌てたのも分かるでしょう。
銀行業って言うのは本質の部分が詐欺(的)なので連携が崩れると一瞬で危機が生じ得るのです。

126:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/09/11 00:54:13
>>124

銀行が市場からお金を預かったときのバランスシートは

資産 現金  負債 預金

と言うことですよね。




127:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/09/11 01:09:12
Yes.

128:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/09/11 01:50:10
>>125

自分の勘違いがわかりましたw
負債の預金が資産の現金預け金の覧に計上されると勘違いしてしまいました。

現金預け金の覧に計上されるのは、現金やコールレートで調達したお金なわけですね。



自分が聞きたかったのはマネーサプライが先に作られ、ハイパワードマネーが後から作られるようになる。
その時に市場からの預金や、コールレートからお金を借りてくる必要があるということですね。


129:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/09/11 02:00:22
もちろんマネーサプライが先に作られ、ハイパワードマネーが後から作られるようになる、という点に関してはケースバイケースだと思いますが。
例えば、銀行貸出が健全なときに、ハイパワードマネーを増加させれば銀行貸出を増加させ、マネーサプライの増加につながる。
量的緩和政策のように銀行貸出が出来ないときにハイパワードマネーを増加させても銀行貸出が増加しないので効果がほとんど無い。

一般的には準備預金の積み立て日が15日遅れているために、貸出が行われた後に積み立てる。
つまりマネーサプライが作られてから、足りない準備金は市場やコールレートから調達してくる。
マネーサプライが先で、ハイパワードマネーが後であると。



130:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/09/12 01:02:49
>>129

そうだと思います。

信用創造が進む(マネーサプライが増える)と超過準備金がタイトになって来る →
コールレートに上昇圧力が働く →
中央銀行はコールレートの誘導目標を決めているので供給オペをする →
マネタリーベースが増加する。


という流れが本流だと思います。
オペレーションの解説を読めばよりハッキリします。

131:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/09/14 01:58:56

数百人?数千人?の巨大な911真相運動グループがNYに集結して行動を起こす。
革命前夜のような雰囲気。

URLリンク(www.asyura2.com)
投稿者 B.J.Thomas 日時 2007 年 9 月 13 日 02:17:22: WXAtymX0xLLSc


132:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
07/09/15 16:19:46
信用創造と銀行間取引のことが頭に入った状態でサブプライムローン問題を眺めると
金利政策というのは結局は金融資本を護る為の巧妙な仕組みなんだなあだとつくづく感じます。
金融業がお金に目がくらんで、分かっていながら高リスクな取り引きを行なったのがサブプライムローン問題です。
高リスクな取り引きですから、うまくいっている間は大きな利益がでるかわりにリスクが顕在化したら危機に陥る。
分かっていて何故こんなことをするのでしょうか?

相手の金融機関が損失を負ったに違いないと思えば誰も短期資金を出したがりません。
するとコールレートは上昇し、中央銀行が示しているコールレートの誘導目標を上回ります。
中央銀行はこれを解消すべく"金融調整"を発動します。
市場から資金調達出来ないような危ない(と市場に視られた)金融機関に中央銀行が融資をすることになるのです。

金利政策とは、
[目的(建前)] お金の価値を安定させる。
[  方法  ]  コールレートの誘導を通じてマネーサプライを間接的にコントロールすることによる。
[の誘導方法] 資金供給と吸収
[副作用? ] 失敗した金融機関を中央銀行が(裁量的に)救済することになる(公益保護の建前)。
         その為、金融市場関係者にモラルハザードを引き起こす。
         高リスク取り引きを行なうインセンティブを与え、バブルを引き起こし易くしている。


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