07/10/10 01:31:47
>>187
そうなのです。
何故、未だに消費者信用残高が伸びているのか理解出来ませんが、事実としてクレジットは創られている。
そしてワザワザ借りたこのお金は間違いなく消費されていることになります。
アメリカの消費者ローンの在り方を良く知らないので、貸し渋りが起きない理由は謎ですが、
今の所、少なくとも消費者向けローンにおいては信用収縮など起きていないのではないかと思います。
報道で信用収縮と言われているのは金融機関同士の決済システムが不安定になったことを指しているだけで、
それを放置すれば確かに信用収縮につながるかもしれませんが、信用創造の反対語としての信用収縮は
起きていないと思います。
ヴェルナーは銀行貸出しが生じた時にクレジットが創られ、これが経済の第一変数になることを主張します。
貸し出し統計では慣例的に不良債権処理した分を貸し出し残高から減算しますが、新たに生み出されたお金は
貸し出し増額分そのものに等しいから、不良債権処理を減算しない数値を見るべきだということも示してくれました。
そういう観点で視れば、貸し出しが減っておらず、ましてや不良債権だって救済されるかもしれない(と考えている)
アメリカは依然としてバブルの真っ最中なのだと思います。
しかし、・・・なんでまだ貸し出すんだろう?これは謎だ。。。