07/09/25 05:30:48
>>172
ロン・ポールの指摘
>ある経済学者の試算として、ポール議員は、M3は、年率12%で増加していたと述べている。
は驚きです。中国とかの高度成長の国レベルの増え方ではありませんか。
日本の場合はM2+CDを重要指標にしていますが直近で1.8%です。→URLリンク(rank.nikkei.co.jp)
ロン・ポールの批判
>本来成り立たない投資(malinvestment)を行った企業、リスクの読みちがえを行った金融機関は清算(リクイデート)させるべきであって、
>中央銀行の救済は行うべきではないという立場だ。
は道理としては肯けるもので、本来アメリカはこれを護るべきだと思いますが、
>しかし、ポール議員の提案は痛みも伴う。この苦い薬を飲むことがアメリカにはできるだろうか。
これが全てですね。アメリカだけの問題ではなく中央銀行システムを採用している国」、つまりほぼ世界中の問題です。
『公益保護』という鎧をまとうことに成功しているのです。
リチャード・ヴェルナーの説、『バブルがはじけたらマネーを刷れ』、は今の貨幣制度に依拠すれば正しいと思いますし、
今まさに欧米の中央銀行が実施しているのですが、同時に貨幣制度と中央銀行制度そのものを疑うきっかけになります。