07/09/23 21:08:06
>>166
多くの人が重要なポイントではないと考えているのかもしれませんが、
私としては単なる揚げ足取りのつもりではありません。
経費とある種のオペによる損失は決して小さいものではないからです。
見解の相違なので、これを最後のレスと致します。
日銀が直接国債を引き受けるならあなたの言う通り、我々の税金が日銀に支払われ、その大部分が帰ってきます。
しかし、日銀は市場を経由して国債を入手しますので取得原価が利息の計算に影響します。
(特にH16年から日銀の会計法が変わって国債の利息の評価額が小さくなりました。)
その結果、実際に国庫から支払われる利息、即ち我々の実際の税負担よりも会計上の利息は小さくなります。
他にも他の各種のオペレーションで損をすることで最終利益は減ります。
国庫が支払う国債の金利は最初から決まっていますが、国庫に戻ってくるマネーは不定です。
日銀の国債保有残高と国庫返納金の関係を書いて終わりにしましょう。
(単位 億円)
年度 国庫返納金 国債残高(内 長国)
H14 5,944 886,512(585,030)
H15 472 1000,220(655,767)
H16 1,690 991,239(654,650)
H17 3,171 932,731(604,743)
H18 7,414 764,457(492,392)
国の金利負担、加重平均1.6%と比べてどう思われるでしょうか?