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1929年の世界恐慌の状況と対策
米では『永遠の繁栄』を信じ、大衆の株式投資熱が高まっていたが
株価大暴落がきっかけで、「破産者」や「企業倒産」、「失業者増」で商業、貿易不振。
世界経済の中心国の不況は全世界に波及し『世界恐慌』となった。
当時の各国の状況
米 国 共和党は景気回復に失敗し、民主党が選挙で圧勝した。
ニューディール政策を推進で国家が経済活動統制。
独 国 米国資本の引上げ影響で大打撃を受け、失業率40%社会情勢悪化。
社会主義政策で低所得者層に勢力を伸ばしナチス独裁政権の確立。
英 国 失業保険引き下げ、金本位制廃止、保護関税、自由貿易放棄。
労働党が第1党になり、新内閣樹立。
仏 国 従来の緊縮財政から、公共事業、賃金引上げ、週40時間労働制
で成果でず、クーデターで人民戦線内閣が成立。
日 本 金融恐慌に巻き込まれ社会経済混乱。政党は財閥と腐敗し、国民の
政治不信で軍部が勢力を伸ばした。
世界恐慌で世界各国の経済圧迫し、国際対立を深めて世界大戦へ流れていった。