06/07/15 20:58:37
金利というものが存在する世の中と存在しない世の中の比較ならば金利は金持ちの為にある。
ゼロ金利政策というのは金利の無い世の中にすることではない。
金利のある世の中で銀行調達金利ゼロにする政策である。
ゼロ金利政策を続行しようが解除しようが金利のある世の中であるのは変わらない。
例えば住宅ローンだってプライムレートと連動させているだけだ。銀行が利幅を下げたわけではない。
調達金利ゼロ政策により銀行は無理をして運用する必要が無くなった。
あの政策がもたらした結果は低リスクな運用方法の選定という行動。
>>37さんの指摘通り引当金というのがあって企業貸し出しは当たり前のように減速した。
利子収入で期待できる数値より引き当ての方が高いのだから融資を断ったり回収するのは当然だった。
ゼロ金利政策下で預金は増えたが貸し出しは大幅に減ったという事実がある。
何故、どこに巨額のマネーが消えたのか、それを前スレで考察したつもりだ。