06/08/13 22:39:12
>>268
ソースは 「銀行の機能と法制度の研究」東洋経済 木下信行(略歴は書くの面倒だからググって)
本当は関係するところを全部引用した方が良いのでしょうがなにせ長いので一部のみ。
p.242 銀行間の資金決済より一部引用
その資金決済の手段としては、基本的には第三者の銀行に各々の銀行が有する口座間
の振替が用いられる。ここでも、物理的には通信が行われるだけであるが、関係者の観念
としては、この段階から資金が移動していると考えられている。振替口座が置かれる銀行と
しては、典型的には中央銀行があるが、グループ間ごとに、振替口座を置く民間の銀行を
定めることも多い。わが国では協働組織金融機関は、その中央に相互の振替口座を置いている。
米国でも、中小銀行では、その地域の大銀行に資金決済のための振替口座をおく例が多い。
また、外貨の資金決済においては、中央銀行は存在せず、仕向け銀行と被仕向け銀行が
共通に口座を有し、振替サービスの契約を結んでいるコルレス先の銀行において振替処理が
行われる(引用終わり)。
他の本でも日銀当座預金口座を使った振替が代表的な方法として紹介されていますが、
良く読むと民間銀行でも良いことも書いてあります。
安全確実という点では中央銀行でしょうし、金融機関の口座数も一番多いでしょう。
しかし、絶対にそうではないといけないというわけではなさそうですね。