円の支配者★リチャード・ヴェルナーⅢ★虚構の終焉at ECO
円の支配者★リチャード・ヴェルナーⅢ★虚構の終焉 - 暇つぶし2ch128:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/07/30 13:28:39
>>127
>そもそも専門家って誰を指しているのか?ソースを示すことは出来まい。

115じゃないが、
URLリンク(homepage2.nifty.com)
このような専門家はどうでしょう?

>完全に意味不明な文章。論理性の欠片もない。

意味解かったよ。何がわからんのやら。






129:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/07/30 15:11:37
>>128

だ~か~ら~、それは政府マネーのことであり国債ではないでしょう。
政府マネーで国債を買えばいいって言ってるだけで国債をジャンジャン発行して良いと言ってっていない。
そもそも政府マネーの提唱者達こそ最もマネーと国債を区別している人々ではないか。
国債と政府マネーの区別がつかない人はどうかしている。なんでこんなに簡単なことが分からないのだろう?
国は発行した国債に対して利子をつけて返さなければならない。償還と利子は税金から支払われる。
国がマネーを発行した場合は利子をつけて返さなくて良い。償還も利子もない。全く意味が違う。

130:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/07/30 15:28:37
現在、国の税収は50兆円に満たない。
このうちの20兆円近くは国債費に当てられる。
この20兆円は国のサービスや景気浮遊策にあてられるのではなく単に借金と利払いに当てられる。
そして残った30兆円では国の経営が出来ないから新たに赤字国債を発行する。勿論、これとは別に建設国債が発行される。
このままいくと国の財政は借金で行われ、税金はその利払いに使われているという構図になる(2009年増税も国債費が原因だ)。
つまり、国は銀行システム支配下で税金徴収業をしているという構図である。まあ、それが世界の真実なのだろうが。

131:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/07/30 17:47:50
銀行は財務内容が優れたところにしか金を
貸せない。
そのように金融庁も指導している。
金融庁は銀行が財務内容の悪いところに金を貸したら
重い引当をつませる。
まあ、預金者の金だからその理屈も一理ある。

しかし、普通は財務内容のいい奴は金を借りに
来ないわけだから。
いわゆる、晴れているときには傘を貸して、
雨が降っているときには傘を貸さないということ。

銀行の貸出が増えないと信用創造が起こらない。
金融庁の引当基準が厳しいから信用創造が
起こらないという面もある。


132:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/07/30 20:54:36
>>130

でも国債の6割は公的部門が保有してるわけで利払いの半分ぐらいは国の資産増加につながってるんだよね。
それにまだまだデフレなんだから日銀がもっと国債買えば増税しなくてよくなる。

133:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/07/30 23:20:46
>>129>>130

これでどうですか?
スレリンク(eco板)l50

★日銀は現金というお金を供給する役目を持ち、
政府は時に応じて、借り入れという行為を行うことにより、預貯金マネーを創造、増加させる役割を持つという具合に
並列に考え認識すべきであると思う。


134:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/07/31 22:30:07
>>132
果たしてそれはどうかな?
例えば日銀の利益は国庫に入るから関係ないという人が居るが、
あくまでもトータルの利益(-準備金)が国庫に入るのであって国債のクーポンがそのまま国庫に収まるわけではない。
例えば確か2年前だったと思うが、日銀が国庫に収めた金はゼロだ。
国債保有額は莫大なのだから得られたクーポンも莫大だった。しかし、それが他の事で食いつぶされれば国庫には入らない。
逆に言えば日銀が大量の国債を保有しているということは(税金から支払われる)莫大な運用利回りの使い途に対して裁量を持つということだ。

政府がクーポンゼロの国債を発行し、それを日銀が買うというならば話は別だ(途中に銀行を経由してもいいが銀行が買う理由がないね)。
政府の資産を日銀が買ってもOKだ。それらの場合は純粋にマネーが供給される。


>>133
元々の問いは >>127
>何故日銀=国債に向うのか全く説明がない。日銀や銀行が国債保有量を増やすとしても関係がない。
>そもそも専門家って誰を指しているのか?ソースを示すことは出来まい。

で・・・、>>133はいろんな意味で答えになってません。解かりますね。

135:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/07/31 23:45:45
>>134
>で・・・、>>133はいろんな意味で答えになってません。解かりますね。

では、日銀券=国債、だけど。
おそらくこれは価値でイコールに近いということを言いたかったのだろう。
そういう意味なら.....
日銀は通貨発行特権を政府から与えられているわけだが、その日銀券は日銀にとって負債である。
一方、もともと通貨発行特権を持つ政府が発行する国債も負債である。
ところでそれらのどちらも日本政府が保証しているのであるから、価値はほぼ同等と考えてよい・・のではないか。

..とこういうのではどうだろうか?


136:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/01 00:15:54
>>134

日銀が国庫に収めるかどうかは帳簿上の問題で本質的な問題じゃないと思うが。
日銀が全部持ってりゃ結局破綻しないし増税もいらない。

137:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/01 07:45:33
>>136
増税は国庫への歳入を増やすというより、「国民に消費させないぞ」という政策効果が実は最大である。
当然、増税には負の乗数効果があり、GDPの縮小要因である。
つまり、税収減への効果がある。
増税による、税収効果と負の乗数効果による税収減への効果とどちらが大きいかであるがそれはもちろん別に検証が必要であろうな。
ところで、こんな当たり前のことに気付けぬ日本人の頭はどうかしている、と思うほかない。

138:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/01 07:59:36
>>137
税制(社会保障費含)の本質とは所得再分配機能と景気調節機能にありと純粋に考えるべ
きなのだろう。また、中央銀行の通貨政策と政府の公債増債は通貨発行という意味においては同等と
割り切るべし(と思うのだが経済学知ではこのあたりの見解はどうなのか?)
むろんインフレを招くので無税国家は有り得ないし通貨と公債の無限大の発行はできないが、
その許容範囲は純粋に経済学的に判断されるべきである。金融政策主体のニューケインジアンと
財政政策偏重のオールドケインジアンはもっと歩み寄らねばならない(ということでみんなもっと仲良くしてちょw)

・・・これが日本においては政治的バイアス(税制・社会保障においては各界の新自由主義に、
通貨においては日銀の事実上のデフレターゲット思想に、国家予算と公債に
おいては経済財政諮問会議・財務省の財政規律至上主義に)に歪められているのが現実か。
その周囲にマル経や行政学の清算主義者といった魑魅魍魎が・・・。

139:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/01 21:44:02
>>138
>むろんインフレを招くので無税国家は有り得ないし通貨と公債の無限大の発行はできないが、

ところが、国債の累積発行量が増えれば増えるほど、
これは信用創造であるから、それの同額分、民間のマネー総量は増加する。
だから、税率を下げても徴税効果は上がる。
この点に注目すれば、人々は「借金の雪だるま論」に怯える必要のないことが証明できる。


140:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/02 00:28:11
>>135>>136は中央銀行と政府を同一視していますね。

FRBの株主は多くの中央銀行がそうであるように政府ではありません。
国際金融資本という得体の知れない連中です。
日銀の場合はせっかく政府が55%を保有しているのですが、独立性などという余計なものを与えました。
そして、残りの45%は非公開です。日本人のメンタリティーでは許容されないと判断しているのでしょう。

何にせよ、中央銀行は政府ではなく株主会社だということです。

141:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/02 11:21:36
>>140
>何にせよ、中央銀行は政府ではなく株主会社だということです。

中央銀行が発行する通貨の価値に裏づけを与えているのがその国の政府であることは明らかですね。
だから、価値という観点では ほぼ、日銀券=国債ということでよいのではありませんか。
同一視をしているのではありませんよ。




142:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/02 21:38:52
『決済の原理』日本銀行信用機構室 青木 周平
では、お金の定義を
「誰もが『ああ、それが手に入るなら交換に応じてもよい』と思うもの」としています。
そして信用貨幣を支える3つの仕掛けとして
・発行者の健全性  ・おかねの価値の安定  ・強制通用力  を挙げています。
(貴方の言う日銀券の裏づけとは発行者の健全性と強制通用力の二つに分けられると思います)

預金は定義に合致するからお金と扱われますが銀行の倒産という弱点はあります。強制通用力は無いです。

国債は定義には合いませんね。
コンビニ、デパート、ガソリンスタンド、ホテル、駄菓子屋、銀行、いずれの場所でも決済に使うことは出来ません。
一応、3つの仕掛けの観点でも見ておきましょう。
・発行者の健全性:良いでしょう。
・お金の価値の安定性:これはダメですね(そういえば今期の銀行決算は国債売却損の影響で今一ですね)。
・強制通用力:これもありません。これが与えられているのは日銀券だけです。

現金も預金も使わずに国債だけで生活する方法が示されれば考え直しますが・・・。

143:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/03 00:51:06
>>140

中央銀行を株式会社にしてるのは形式的なもんだろ。株式会社は株主のもの。日銀の最大の株主は政府。
郵政公社とかだって政府が株の過半数保有してる限りたとえ株式会社でも国の支配下にあると見るもの。
法改正すればやめさせれるし、現状でも総裁や審議委員は政府が決めてる。政府の支配下にあると考えるのが普通。

144:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/03 00:53:37
>>138
>また、中央銀行の通貨政策と政府の公債増債は通貨発行という意味においては同等と割り切るべし(と思うのだが経済学知ではこのあたりの見解はどうなのか?)

FTPL(Fiscal Theory of the Price Level)というのが有る。

145:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/03 07:31:59
>>144
>FTPL(Fiscal Theory of the Price Level)というのが有る。
これも、青木周平氏の主張も空理空論ではないですか?

>>142
>・発行者の健全性 
発行者の資産の健全性という意味だろうけど、
国民のお金に対する興味はそんなところにはないと思う。
お金を借用したとき、それを返済するに自分で印刷できないことや返済できなければ司法に強制執行されることでしょうか。
つまり、政府にその価値が保証されているということ。

146:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/03 16:57:24
次のプリンスの名前は?

福井総裁の次は武藤副総裁。彼は大蔵省出身だから
プリンスではない。

その次のプリンスはどなた?

147:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/03 20:59:37
プリンスは何も日銀出身でなくとも良い。
アメリカ経由ならそれもプリンスでは?

148:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/03 22:48:27
「円の支配者」を読むと、プリンスとは日銀のプロパーで
早くから将来の総裁の座を約束された人物のこと。

福井俊彦の前のプリンスは、三重野康。その前は前川春雄。

大蔵省出身の松下康雄や、プロパーであっても傍流で
あった速水優はプリンスではない。


149:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/03 23:52:51
山口泰?

150:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/04 00:33:02
>>142

国債発行すれば政府の預金が増えるんだからそれ考慮しないと意味ないのでは?
債権も売買できるんだから定期預金と似たようなもの。

151:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/05 10:19:19
単なる国債発行じゃ信用創造が増えないのはヴェルナーの本に書いてるが。

国債の買い手のお金が、政府に移転するだけ。

無からお金が増える銀行貸出や政府紙幣、中央銀行がお金を作って国債を買うなどのケースと
ただの国債発行とは全然違うはず。

152:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/05 11:43:52
>>151
そうですね。
書き手は国債の発行とそれを金融機関が購入することを意図的にゴッチャにしています。

153:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/05 11:53:27
とはいえ、銀行が国債を購入することは信用創造につながるという主張は正しいと思います。
この場合の興味は銀行の民間貸出しと国債購入の関係です。
民間貸出しの資金を国債購入に廻してしまったら量的クラウディング・アウトです。

国内銀行の資産・負債等(銀行勘定)

月末国債地方債貸出金
1994.03275,13279,1704,771,496
1995.03287,37789,4604,778,015
1996.03280,48399,5604,827,009
1997.03286,484102,6104,823,121
1998.03333,41895,8554,779,785
1999.03322,79296,8354,726,096
2000.03462,300102,6464,634,849
2001.03733,963101,9214,569,652
2002.03662,619100,3384,406,096
2003.03781,37490,5354,232,858
2004.03996,97291,0684,116,938
2005.031,020,07189,1554,019,572
2006.03957,08989,9474,107,589

単位 億円

と、いうわけです。

154:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/05 11:58:07
ありゃ、失礼しました。

月末   国債    地方債  貸出金
1994.03  275,132  79,170  4,771,496
1995.03  287,377  89,460  4,778,015
1996.03  280,483  99,560  4,827,009
1997.03  286,484 102,610  4,823,121
1998.03  333,418  95,855  4,779,785
1999.03  322,792  96,835  4,726,096
2000.03  462,300 102,646  4,634,849
2001.03  733,963 101,921  4,569,652
2002.03  662,619 100,338  4,406,096
2003.03  781,374  90,535  4,232,858
2004.03  996,972  91,068  4,116,938
2005.03 1,020,071  89,155  4,019,572
2006.03  957,089  89,947  4,107,589

単位 億円

155:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/06 00:46:53
>>151
>単なる国債発行じゃ信用創造が増えないのはヴェルナーの本に書いてるが。
>国債の買い手のお金が、政府に移転するだけ。

また説明1説明2の議論に戻るんですか?

>>153
量的クラウディング・アウトは起きるとすれば、それは単なる自然現象ではなく、
日銀の不作為による現象だという理屈がわかりませんか?
だから、そんなことは起りませんて。

月末   国債    地方債  貸出金
1994.03  275,132  79,170  4,771,496
1995.03  287,377  89,460  4,778,015

↑このように国債と地方債を同列に並べていますが、その性質は違うんですよね。
解かっておられますよね。・・・念のため。



156:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/06 01:00:01
意味不明。


157:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/06 01:42:46
論点ずらしは飽きました。

Q: >>154のデータから量的クラウディングアウトは起きたと見ますか。
  答えの選択肢) A1:起きた  A2:起きなかった  A3:分からない

(注)量的クラウディングアウトとは
国債の大量発行によって民間の資金が財政部門に流れ、民間企業の資金需要を圧迫することを指す(以下略)。
URLリンク(kinnyuujouhou.com)

158:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/06 07:38:48
>>157
>Q: >>154のデータから量的クラウディングアウトは起きたと見ますか。
  答えの選択肢) A1:起きた  A2:起きなかった  A3:分からない

データを見るまでもなく、それは起こらないとすでに述べています。
起こったと思うならどこの時点で起こっていたというべきでしょうか?


159:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/06 13:16:15
量的緩和してるときは銀行への貸出が準備率のせいで制限される事はないから国債発行すれば信用創造になるでしょ。
量的緩和してなければ準備率のところまでしか貸し出せないから国債買えば貸出は増やせなくなるはず。

160:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/06 14:02:40
>>159
結局、日銀マネーの量の問題でしょ、それは毎日過不足が予想されているから、その分の日銀マネーはあらかじめ供給を予定しているはずですね。そうしなければ確かに金利は変動しすぎます。
金利の変動は日銀の管理ですから、日銀がそれを怠るとは思えません。したがって量的クラウディングアウトも現実は起こりえないことになり、心配無用といえます。
URLリンク(www3.boj.or.jp)

161:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/06 18:30:20
チラシの裏の理屈を言っても仕方がないでしょう。
量的クラウディングアウトは起きる場合も起きない場合もある。難しい問題。
だから過去形で設問したわけ。
データに基づいて起きたかどうかを判断することはそう難しくない。

国債がマネーだと言いたいならもっと頑張って説明しないといけないね。
ゴールドスミスの話の場合は金預り証が決済に使われるようになったのでマネーとなったことがはっきり書かれている。
我々が預金をするとは預金証明書という有利子契約書を銀行から買っているわけだが、
この預金証書と言う名の貸付証書はそのまま決済に使うことが出来る。日銀券以上に便利だったりもする。
からマネーなのである。

国債はあくまでも金融商品である。
額面100円、クーポン2%、償還期限10年ならば、毎年2円貰えて10年後には100円戻って来るという契約書である。
それを銀行は入札制度で買う。いくらで落札されるかは入札結果次第である。
貸付証書と異なるのは市場で売買できることである。市場価格は国はあずかり知らない。市場が決める。
50円かもしれないし110円かもしれない。市場が決める。債券とは転売が容易な貸付証書。それだけのことである。

BUT、しかしである。
国債が決済に使われるようになった途端にマネーになる。それには全く異論が無い。

162:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/06 19:05:17
「虚構の終焉」の241ページに量的クラウディングアウトについて書いてるな。

財政政策は信用創造量の増加に支えられてなかったため、政府支出が1円増加するごとに
民需が1円減少していたとのこと。

要するに同じ鍋の中で右から左を移しても意味がないということ。
もっとも、厳密には1円増えるごとに1円減少してたとまでは思わんが、
国債を民間に売っても、基本的には右から左にマネーが移動するだけで、
信用創造不足のデフレは解決できない。

>>161が言うように国債が決済としてマネーの機能をもてば話は別だが、
現実にはそのような機能はもってないので、現状では信用創造は無理。


163:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/06 19:30:05
>>161
>チラシの裏の理屈を言っても仕方がないでしょう。
量的クラウディングアウト現象については理解できるがそれはあくまで単なる自然現象でないということ。
それがきちんと把握できていればそれでよろしいでしょう。

>国債が決済に使われるようになった途端にマネーになる。それには全く異論が無い。

国債は決済に使えない金融商品であることに意味があります。そういう意味でのお金でもあります。
決済に使えることになると、ベースマネーの働きの領分にも進入することにもなるので、ベースマネーの存在意義が薄れていく障害が起こりそうです。

それから、預金通帳そのものも 決済に使えないという意味では同義ではありませんか?
しかし預金は決済に使えるお金ですよね。ただし正確には、それも現金の次に安全な金融資産という位置づけという理解が最も適切だと認識できると思います。

164:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/06 20:07:29
>>162
>財政政策は信用創造量の増加に支えられてなかったため、政府支出が1円増加するごとに
>民需が1円減少していたとのこと。

この発言のお方は
教科書的信用創造機能についてもう一度勉強しなおす必要がありますね。
ベルナー氏にも、もちろんその必要があります。

165:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/06 20:31:43
また信用創造の説明1と2の話になるのかね?
2が正しいということで決着がついたんじゃないの?

166:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/06 21:13:24
>>164
どう勉強をやりなおす必要があるわけなの?

国債発行して民間のマネーを政府に移転して、財政支出してもまさに右から左に移っただけで、
デフレが解決するわけは無いと思うが。
これは経済学以前に話だと思う。

>>165
いや、それ以前の話だろう。
説明1と2に関係なく国債で民間マネーを吸収して、財政支出でもう1回バラ撒いても、
プラスマイナスゼロだから信用創造は増えずデフレも解決しないという話だと思うから。

167:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/06 21:15:58
>>165

棚上げにしておこうって話だろ、聞いてごらん。
まあ、私の認識では
世界中で広く知られているであろう説明1を正しく理解できない者のために、説明2を捏造したとしか思えないけどね。
とはいえ、可能性はかなり低くとも、ありえない理屈でもないので棚上げでよいと思ったに過ぎないのです。

168:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/06 21:24:58
それにしても説明1か2どちらが正しいかというような基本的な内容すら
なぜ明確にわからないのだろう?
学者や専門家の意見でもこの手の話は聞いたことがないし、
賛否両論のヴェルナー評についてもこの件には明確に触れてないように思うなあ。
銀行というものについて基本的なことすら国民から専門家まではっきりわからないんだろうねえ。

とにかく国債の件はこれとは関係なくわかるよ。
右から左にお金を動かしただけでは、新しいマネーが供給されず増えないのは素人でもわかると思う。

ちなみに俺は説明2が真実だと思うけどね。
説明1しかできないなら不良債権がこんなにひどいことになるかな?
それなりに担保も取ってるだろうに。
預かった金より相当多く貸し出してたから、不良債権があんなにたまったと思うんだが。
それにヴェルナーも常に99倍まで貸し出すとは言ってなかったと思う。
あくまでも可能性の上限なんじゃない?

169:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/06 22:16:16
>>168
やっぱり、このお方は「説明1」が理解できていないらしい。
ネットでの説明で理解するのは無理のようだろうから、
そこそこの経済部をまじめに卒業した隣人の生の声で教えてもらうようにすべきでしょう。

それから、信用創造を説明1と説明2、どちらで理解するかで、
量的クラウディングアウトへの理解も変わってくるよ。
まあ、こんな事言っても意味不明に聞こえるだろうけど。

170:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/06 22:23:49
説明1は預金創造のこと。
信用創造というとイメージしにくいんだよね。

171:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/06 22:58:50
銀行で借りたお金をすぐにその銀行の口座に入れることを考えてみるといい。
現実の世界でも大金を借りたらこうなる。現実には一度も現金を見ることなくね。
こうして説明1と説明2は単なる技術論的な話であることがわかる。
そうなると物の捉え方を変えることが可能になって来る。
預金と言うマネーを創って貸付証書を買っているという見方が可能になるのだ。
また準備率というのは信用創造の上限を決めるものであるに過ぎない。
現在1.3%位だから貨幣乗数は最大80位まで可能なのだが現実には10にも満たない。

172:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/06 23:12:08
金融機関同士や政府での取り引きは主に日銀の口座が使われる。
銀行間市場で国債などを活発にやり取りさせるためには準備金に対する余剰分いわゆる超過準備金が必要になる。
日本の行った量的緩和政策とはこの超過準備金を増やすと言う政策。
必ずマネーサプライ(M2+CD)の増大につながるという理屈がないことは始めた当事者達も知っていた。
本来の量的緩和政策とはマネーサプライの増加率に目標を置く。
例えばM2+CD前年同月比6%を目指すとか。
そうすればとっくにデフレは解消されただろう。
もっとも日銀が目指したインフレ無き回復と危機の創造による構造改革は完璧に実現されたのだが。

173:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/07 00:24:58
>>163
>それから、預金通帳そのものも 決済に使えないという意味では同義ではありませんか?

君はコンビニのレジで預金通帳を渡して買い物することをイメージしてるんだろうね。
お財布携帯とか使ってない?あ、ごめん。俺も使ってないや。

預金という言葉は銀行から見た預かり金(負債)という意味と預金者から見た預け金(資産)という両方に使われるので
あえて預金証書(預け金残高証明書)という言葉を使うことにしている。
あなたの預け金残高証明書はそれだけのお金を発行銀行から返してもらう権利を有していることの証明。
そして銀行振り込みとはその権利に一部を他者に移転させることで購買することだと捉えることが出来る。

174:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/07 06:11:07
>>169
どう理解してないのか具体的に説明して欲しい。

>信用創造を説明1と説明2、どちらで理解するかで、
量的クラウディングアウトへの理解も変わってくるよ。

変わらないよ。マネー総量の増加なき国債発行のではお金が右から左へ動くだけで
デフレはなおらないというだけのことだから。
説明1と2の件は民間銀行貸出による信用創造の方法として預かった以上のお金を貸し出すことが可能なのか?
という議論だから。
つまり説明1・2どちらが正しくても、マネー総量増加なき国債発行+財政支出では右から左に動くだけということ。

説明2の信憑性があると感じるのは、銀行はサラ金などより安い貸出利率でも
なぜあんなに強大になれたのだろうか?ということだね。
サラ金より安い貸出金利+預金者への利子を払って、サラ金よりはるかに大きくなれた理由だな。
預かった金額しか貸せないなら、わざわざ預金を受け入れなくても貸出専門に転業した方が効率的だと思うんだが。
ヴェルナーもいってたが、銀行はただの仲介機能ではないんだろうな。
これは>>161のように金細工士以来の伝統システムで預かった金以上の貸出が可能なんだと思うんだが。

175:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/07 07:58:31
>>174

信用創造の説明1は、銀行一行だけでは完結できない機能。預金者や借用人の行動に左右されます。
ところが、説明2ではその一行だけで預金マネーが創造できるのです。

>マネー総量の増加なき国債発行のではお金が右から左へ動くだけで ・・

この理解の仕方が誤りです。

176:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/07 11:29:06
>>174
>マネー総量の増加なき国債発行のではお金が右から左へ動くだけで ・・

おそらく174はマネーの範囲を曖昧にしたままで
「マネー」という言葉を使用しているので混乱が生じているのでしょう。

177:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/07 19:59:17
説明1というのは、A.C.フィッシャーによるもので、現在の金融論の主流だ。いま経済学
を学んでいる人はこの説明しか知らないと思う。説明2の方は中央銀行系の人たちおよび
マルクス学派が採っている。中央大学の建部先生とかがそうね。中央銀行系は、例えば西川
元彦さんの「中央銀行」などに、「貸出により通貨が生ずる」という記述がある。ちなみに
西川さんはもちろん内生的貨幣供給論者。FRBとかにも内生的貨幣供給論者は結構いる
という話は聞く。
金融論ではこの相異なる考え方が対立しているの。だからいまの経済学の専門家と話がかみ合わ
ない。
説明1にたいする批判としては、・最初の現金なるものはどこから来たのか・その論理でゆくと
別に資金仲介機関でも信用創造なることができるのでは?(つきつめれば信用創造などない
ということになってしまうな)。
説明2の方は、銀行が1億円貸し出す際に・資産勘定に貸出1億円増加・負債勘定に預金1億円
増加 という両建て取引を記帳するわけだ。銀行の手持ち現金で債券を購入したときは
現金が1億円減少して債券という資産が1億円増加するという別の仕訳になるでしょう。

178:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/07 22:19:05
>>177
>別に資金仲介機関でも信用創造なることができるのでは?(つきつめれば信用創造などない
>ということになってしまうな)。

他のところは賛成だが、この部分は間違いだと思う。
説明1でも信用創造(預金創造)を行っている。
そして預金を作り出す機能がないと信用創造は行われない。
他の資金仲介機関では預金を作り出さない(たとえば生保)
だから信用創造は起こらない



179:177
06/08/07 23:00:47
銀行が他の金融機関と異なるのは、預金と貸出を同時に増やす両建て取引の記帳ができるか
どうかだと思っています。信用創造というのはこの両建て取引により預金貨幣を作り出す
ものだ、というのが私の立場。これ以上ここで議論しても結論が出る問題でもないので。
フィッシャーの信用創造の説明だと別に両建て記帳ができない仲介金融機関でも原理的には
可能でしょう。それを信用創造と呼ぶ立場の人もいる(こちらが主流)、ということですね。
建部さんの「はじめて学ぶ金融論」(だったかな?)とか山田喜志夫さんの「現代貨幣論」
などをお読みください。

180:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/07 23:10:35
最近ちょっとこのスレ読んでなかったんだが、

ヴェルナーの場合、>>177の説明2が説明1で
ヴェルナーの説明2とは100万円を銀行に預けたら、
それを9900万まで貸し出せるというものだったのでは?

一体、今のところ説明1と2とは何なの?


181:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/08 00:03:24
円の支配者P87
 誰かが銀行からお金を借りようとすると、銀行は口座を開いて、新しい預金を創造する。
これが「帳簿」上の通貨、あるいは[銀行マネー」だ。これは金や紙幣と同じ働きをする。
こうして今でも民間銀行は通貨の大半を創造している。現在、大半の国では、中央銀行が
発行する紙幣は通貨供給量の10%弱にすぎない。金細工師の時代と同じで、現在の銀行は
大量の購買力を創造し、配分している。

182:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/08 00:04:05
円の支配者P379
 銀行は預金を受け入れた時に預金証書を発行しているように見えるかもしれない。だが経済全体
を考えれば、その時純粋に新しい預金証書が発行されることはないのがわかる。ここで預金者は
金(きん)を銀行にもってくるのではなく、紙幣(他の銀行が発行した預金証書)をもってくるとする。
このとき、銀行への預金は単に他の銀行の預金証書とべつの銀行の預金証書が取り替えられている
だけだということがわかる。預金総量は増えていない。もちろん、顧客は銀行の残高証明書といった
べつの形の預金証書を選ぶかもしれない。その場合も、新しい通貨が創造されるのではない。
預金証書(紙幣)の増加は、顧客が銀行からお金を借り、銀行が新しい預金証書を発行するときにだけ起きる。

183:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/08 00:04:52
円の支配者P88
 あなたが銀行に千円預け、中央銀行は預金準備率を1%に設定しているとする。
この場合、銀行は990円を貸し出し、10円(千円の1%)を預金準備として用意すると
考えたくなる。しかし、じつはそうはならない。そうではなく、銀行はあなたの預金を
100回まで貸し出すことが出来る。銀行はあなたの新規預金千円をもとに10万円貸す
ことが可能なのだ(あなたの預金千円は、この10万円の1%として預金準備にあてられる)。
どうしてそんなことが出来るのか?銀行は追加の10万円をどこから手に入れたのか?
どこからも手に入れてはいない。銀行がお金を創造していることは明らかだ。

184:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/08 00:08:04
これらの一連のことの意味を理解する為に5回以上は読み直しましたね。
疑問は次々に沸き起こりますが、他の所に答が書いてあったりします。
本の構成を変えて信用創造の所だけで解説書を出して欲しいくらいです。

185:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/08 07:14:38
ヴェルナーには21世紀のマルクスになってほしいな

186:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/08 18:11:31
お金はその増減方法によって三種類に分類できる。

1)日銀マネー・・・通貨発行特権を持つ日銀に限って増減させられるお金。
2)預貯金機能を持つあるいはそれと同様の機能を持つ金融機関によって増減させられるお金。
3)市場が整備されてきたので比較的容易に現金に変換しうる経時的毀損のない実物資産。株式土地など

187:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/08 18:41:10
説明1は 手元に預けられた日銀マネーがあるからそれを貸し出そうとする態度。
説明2は 手元にそれがなくとも要求すれば日銀がそれを供給してくれる筈だと見越した上での銀行の貸出し態度。

説明2は日銀の責任が薄くなるシステムといえる。
しかし事実は、
銀行にとって、日銀はもっと怖い存在だろう?

188:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/08 19:09:12
>>187
説明2でも日銀は銀行をコントロールできるが。
たとえば、通称焼き鳥といわれる日銀融資の意図的な引き上げ。
また貸し出しの割り当てを行う窓口指導なども。


189:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/08 20:49:06
日銀が民間銀行を締め上げる正当な理由、
それは説明2でのシステムでは少ないということ。

なぜなら、説明2のシステムでは始めからドノ銀行もモラルハザードに近いのだから区別のしようがないのではないだろうか?

190:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/08 22:47:25
実在する銀行のB/Sを使って少し考えてみましょう。
貸出総額 2兆円、預金総額2兆7千億円、総資産3兆円弱の銀行です。

H18.3.31
<主な資産> 単位:億円
現金      313
預け金     422 ・・・日銀当座預金や郵貯や他行への預け金など
コールローン 354
有価証券   7404
貸出金    20650

<主な負債>
預金      25885
譲渡性預金  1196

<資本>
資本合計    2110


Q:この銀行に、超優良企業から1000億円の融資の申し込みがありました。一体何が起こるでしょうか?
(準備率は1.3%位で考えればいいです。)

A1:現金1000億円を持っていないのだから当然断る。 
A2:この企業の口座を開設して1000億円の預金を創造して貸し出す。
A3:313億円を貸し、直ぐに当座預金に預金してもらう。これを3回繰り返した後に残り61億円を貸す。

191:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/08 23:15:52
ところでさ、ヨーロッパ以外の通貨はどうだったの?
昔の江戸時代とか清朝の中国とか。
後、帝政ロシアとか。
国際金融資本とは独立した金融システムで動いていたと思うのだが。

192:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/08 23:17:45
>>190
A4:有価証券を売って1000億円を調達し、それを貸し出し資金として準備する。
超優良企業に何時貸し出しの執行をするのかの調整も必要でしょうね。

193:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/08 23:17:59
こういう質問をするのも、ここの人たちの方が世界史版で聞くよりもマネーについてよく理解していると思うからなんだよね。
実際、ここのスレ以上にマネーについて語っているところってほとんど無いし。

194:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/08 23:20:56
そもそも国債はマネーでは無いという反論に対して
説明1が理解出来ていないからだ!と言い続けるのは痛いのではないか。
なぜ、他の論理展開に進まないのだろうか?
そもそも、その理論を使うと失われた15年がうまく説明出来るというのだろうか?
国債発行残高が増えた15年なのだから検証するデータには困らないだろうね。

195:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/08 23:33:40
>>191

<鋳造貨幣>
エジプトやバビロニア 紀元前20世紀
中国・ギリシア・ローマ 紀元前7~3 世紀 

<紙幣>
中国(宋) 10~13世紀
中国(元) 13~14 世紀・・・本格的に流通
日本     17世紀
ヨーロッパ  17世紀半ば


だが、本当はずっと昔から信用創造というトリックは一部の人々に秘儀として伝えられていたのではないか?
信用創造を知って最初に思い浮かんだのは新約聖書に載っているパンと魚の増殖の話だった。

196:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/08 23:39:23
オスマントルコは?
ローマ帝国に匹敵するイスラム帝国だったが。
ユダヤ人も多数いたし、資本主義の発展と同時代だったんだけど。

197:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/08 23:43:32
>>195
ヨーロッパで資本主義が発展したのは信用創造が行われたからじゃないかな。
つまり、金の預かり商がインチキをすることで金の何十倍もの紙幣が流通し、購買力が増したという。
円の支配者でも金の預かり商の詐欺によって銀行業が生まれ資本主義が生まれた、と書いてあったと思う。

198:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/08 23:44:48
他の国でも欧州で起きたことと同様なことが行われたこともあったと思う。
しかし何百年も継続して行われなかったのかもしれない。

199:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/08 23:48:54
>>196

残念ながら知りませんw
御自分でもググッたんでしょうねw

>>192

A4もありますね。
それは信用創造ではありませんけど、
国債と貸し出しの競合の話、量的クラウディング・アウトの話につながります。

200:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/08 23:52:17
>>194
>そもそも、その理論を使うと失われた15年がうまく説明出来るというのだろうか?

明確に説明出来る。
キーワードはマネーの定義。

お金はその増減方法によって三種類に分類できる。

1)日銀マネー・・・通貨発行特権を持つ日銀に限って増減させられるお金。
2)信用創造マネー・・・預貯金機能を持つあるいはそれと同様の機能を持つ金融機関によって増減させられるお金。
3)資産評価マネー・・・市場が整備されてきたので比較的容易に現金に変換しうる経時的毀損のない実物資産。株式土地など

このとき2)の信用創造マネーの方法は説明1であって、内生的貨幣供給ではない。



201:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/08 23:56:30
>>199
>A4もありますね。
>それは信用創造ではありませんけど、

いえ、A4でも信用創造されます。むしろこれが普通です。


202:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/09 03:11:24
>>200
>経時的毀損のない実物資産。株式土地など

株式なんかはそれこそゼロにも成り得るんだが・・・。
地価も相当に変わるし・・・。
パチンコ玉が(3)だと言った方がまだ幾分かましに聞こえるが。。。。
で、計算する時には時価を使うのかね?取得価格かね?


>>201
>いえ、A4でも信用創造されます。むしろこれが普通です。

A4(銀行が有価証券を売って調達した1000億円を企業に貸す)が信用創造だとするなら
Q1:どんな計算式でいくら通貨が増えたと言うのか?
Q2:逆に貸し出しを減らして国債を買ったら信用収縮かね?

まあ、えらく遠回りしたけどようやく論点がハッキリして来たのはいいことだ。

203:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/09 05:47:02
>>189

モラルハザードの意味わかってる?

204:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/09 05:49:06
>>195

日本は江戸時代は鋳造貨幣が主流じゃないの?藩札とかの紙幣もあったけど全国レベルでは通用しなかったはず。
江戸は金本位で大阪は銀本位だった希ガス。

205:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/09 05:50:28
>>202
>株式なんかはそれこそゼロにも成り得るんだが・・・。
>地価も相当に変わるし・・・。

文章の変更です。
>経時的毀損のない実物資産。株式土地など
⇒その価値は経時的に大幅に増減するが、器質的には毀損のない実物資産。株式土地など

>で、計算する時には時価を使うのかね?取得価格かね?
時価総額で計算すべし。

(こたえ)Q1:貸し出し分が信用創造される。
(こたえ)Q2:新規発行国債の購入分だけ信用創造される。既発債の売買は資産評価マネーに算入されるべし。
 
>Q2:逆に貸し出しを減らして国債を買ったら信用収縮かね? 
信用収縮は日銀を除いた金融機関全体の行動が貸し出しを減少させること、
その時、シンパツ国債発行額<貸し出し額減少分なら信用収縮だろう。
   

206:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/09 14:40:29
オスマン帝国はイスラームの四法学派の中で最も柔軟なハナフィー派を採用
していた
ので、現金をワクフ財として寄進し、その利子を運用する、という方法が
行われていた。イスラームでは利子を禁止しているが、実際には10~15%
程度の利子は正当な利潤と考えられていたらすぃ。

貨幣は1327年にアクチェ貨幣が発行されたが、紙幣は使われていなかったはず。


207:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/09 15:57:45
通貨・・・流通しうるお金。
預貯金マネー・・・流通しないお金。決済時には銀行の業務努力を必要とする。

208:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/09 22:24:27
>>204
確かにの日本で最初に強制通用力のある紙幣が発行されるようになったのは明治のようです。
(最初は中央銀行が無く、国立銀行ごとに発行したようです。)
しかし(全国レベルでは通用しないにしても)最初に紙幣を発行したという意味ではもっと遡れるみたいです。
17世紀としたのは下記からの引用です。

『決済の原理』― 決済についての入門講義 ―青木 周平

日本では17 世紀のはじめ頃、近畿地方の有力商人たちが「私札」という紙幣を発行し始
めました。その先駆けは山田羽書(やまだはがき)という銀の預り証で、伊勢山田地方の
商人が釣り銭として少額の銀貨を払う際、それに代えて発行していました。

209:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/09 22:46:55
>>190
それで正解はどれ?

まあ、それがわからんからこのスレでも議論が続いてるのかもしれないが。
A2A3は結果的には同じことになるよね?
でもこんなめんどうなことしてるなんて話聞いたことないから
A2なのかなあ?・・・

ヴェルナーの本を読んだ感想としてはA2ぽいんだけど・・・・・

210:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/09 22:48:25
>>200>>205>>207

君流の定義は悪戯に混乱を招くね。

>>200の1)~3)について名称を見直すべきだし定義をちゃんと数式で示した方が良くないか?
1)日銀マネーとはベースマネーのことだろ?なら、ベースマネーでいいだろ?
2)信用創造マネーは具体的には何を指すの?預貯金ならばそう書けば?
3)資産評価マネーってのは株式総額+全国地価の評価額総計+既発国債時価総額+・・・か?

で、現在の日本について1)~3)は幾らなの?まさか計算出来ないとか言わないでよ。

211:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/09 23:16:01
>>209

はっきり分かりませんw  >>190を書いたのは議論を刺激するためです。

A1はありそうもないです。
総資産3兆円の銀行がたかだか1000億円の融資が出来ません、では取り付け騒ぎが起きそうですね。
A2は説明2のことです。
A3は貴方の言っているようにA2と結局は同じことになります。同じお金を何回も貸すのとA2は同じことになります。
A4という>>192の指摘にあるように有価証券を売って得た現金を貸す方法もあります。
しかし、実際にはこれはナンセンスです。
1000億円の現金という光景は私の想像を超えますが、おそらくそれを持ち帰る人は居ないでしょう。
先ず間違いなく預金口座に入れてそこから決済します。
と、なると銀行はせっかく駆けずり回って用意した現金1000億円でしたが、改めて有価証券を購入し直すことになるでしょう。
手数料と労力の大いなる無駄をした挙句、結局はA2と同じ結果になります。
表面上は色んな方法が考えられるようでもよくよく考えるとA2に落ち着くのです(高額で考えた方がハッキリします)。
そしてA2は預金を創造して貸付け証書を買ったという解釈が可能ではないでしょうか?

212:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/09 23:44:24
7月の銀行貸出残高2.2%増・96年3月以来の高い伸び
URLリンク(www.nikkei.co.jp)


96年レベルで高い伸びとはどうかと思うが貸し出しは順調に伸びている。
貸し出し先別の分析は面倒だし統計が3ヶ月遅れだからやらないが、8月も景気上向きと予想出来る。

213:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/09 23:51:32
機械受注も絶好調。
設備投資が増加を続けている
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)

214:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/10 08:59:57
>>210
「定義」できるほどの権威も権力も持ち合わせていない。
事実に基づいて分類したに過ぎないのよ。
基準はお金はどのように増減させられているかだ。

つまり、「お金の増減方法による分類」を披露させていただいたということ。

>で、現在の日本について1)~3)は幾らなの?まさか計算出来ないとか言わないでよ。
できるできないではなく、計算できるとどんないいことがわかりますか?

215:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/10 11:10:15
モラルハザードについて正確な意味はわかりませんが、現代日本でまかり通っている意味は倫理不足、不道徳といったところでしょうか?
そのような意味で使いました。

216:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/10 11:20:14
>>215
モラルハザードの厳密な経済学的な意味は以下参照。
URLリンク(www.sipec-square.net)

現在、一般的に使われている意味は本来は誤用。もう定着してしまった
のでやむを得ないとは言えるが、うっかり一般的なニュアンスで使うと経済学徒に
よく怒られるので、使う際は注意しようw

217:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/10 11:30:02
>>214
痛いぞ。

>>214
マジで痛いぞ。そんな書き込みする前に調べてみればいいじゃないか。
モラルハザードっていうのは語感とは異なり倫理の問題ではなく合理的行動に関わることであり、発生するか否かではなく程度の問題である。

以下、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』からの一部引用。

本来は保険業界で使われていた用語である。
保険契約において、保険によって危険を回避できるという事実が、被保険者の損害回避行動を阻害するという現象である。
リスク回避を疎かにする方をモラール・ハザード(morale hazard)、
意図的に事故を起こす方をモラル・ハザード(moral hazard)と分ける場合もある。

また、努力しても努力しなくても結果が同じなので全体が怠けていく、例えにも用いられる。



218:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/10 11:30:46
二つ目のアンカーは>>215の間違い。

219:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/10 12:15:13
>>211
>1000億円の現金という光景は私の想像を超えますが、おそらくそれを持ち帰る人は居ないでしょう。
>先ず間違いなく預金口座に入れてそこから決済します。

あるものは貸せるがないものは貸せないという基本が必要ではないか?ということ。その理念がが説明1にはある。
実際にナンセンスということもない。説明2と同様、預金口座に入金される。決済や振り替え時期の調整は当然必要でしょう。そのときに合わせて有価証券を現金化すればよいでしょう。

220:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/10 19:12:31
マタイ12:11
あなたがたには天の秘密を悟ることが許されるが、あの人たちには許されていないからである。
持っている人は更に与えられて豊かになるが、もっていない人は持っているものまで取り上げられる。
だから、彼らにはたとえを用いて話すのだ。見ても見ず、聞いても聞かず、理解できないからである。

221:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/10 22:37:47
>>219
>あるものは貸せるがないものは貸せないという基本が必要ではないか?ということ。その理念がが説明1にはある。

>>183で引用したようにヴェルナーは説明1を理解した上で銀行がお金を創造していることを説明しています。
それが>>181>>182です。平易に書いてますが分かり易くはありません。誰にとっても意外すぎるからです。

>>183によると準備率が1%ならばあなたの預けたお金を銀行は100回貸すことで10万円貸すことが出来ると言います。
本当でしょうか?検証してみましょう。あなたが心配しているのは「あるものは貸せるがないものは貸せない」でしたね。

(1)私が銀行窓口に千円札を持って行き預金します。銀行には今、この千円だけが「あるもの」としましょう。
(2)あなたが銀行に10万円の融資を頼みます。贅沢は言わない、どんな方法でもいいから貸してくれと頼みます。
(3)銀行があなたに現金千円を貸します。これで銀行に「あるもの」が無くなってしまいました。
(4)もっと借りたいと言うあなたに銀行の助言であなたが借りた現金千円をこの銀行に預金します。
(5)(3)と(4)を100回繰り返します。
(6)最後に現金千円は準備金として日銀当座預金に預けられます。

こうしてあなたは預金10万円という形で借金が出来ました。
(まだ使っていないので今すぐ清算すれば当然ゼロに出来ますが時と共に貸付と預金の金利差が銀行の利益となります。)

あなたは
「預けたお金が保管されているという約束は守られず他の人に貸し出しされる」という事実に対しては鈍感で、
「あるものは貸せるがないものは貸せない」という理念に対しては敏感だ、というだけのことです。

222:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/10 23:45:23
>>221

では説明2で、
A銀行で1000億円の信用創造が行われたとしましょう。
そのお金を決済のためB銀行へ振り込むとき、
A銀行とB銀行とのお金のやり取りはどうなるのでしょうか?

内生的貨幣供給あるいは外生的貨幣供給、これらどちらであろうと決済はハイパワード・マネー(H)でされる筈で、
説明2は内生的貨幣供給でありましたよね?
やはり、ベルナー氏は勘違いをされているのではありませんか?


223:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/11 00:45:41
銀行からの貸出を返す場合を考えると利息分はどこからやってくるんだろうか?
準備率10%で銀行が預かった現金が10万なら、100万まで貸し出すわけだが、
利息1%だと1年後には借りた人から101万円を銀行は受け取らないと駄目なわけだが、その1万円はどこから来るんだろうか?
準備率まで貸していれば、中央銀行がベースマネーを増やさない限りマネーサプライがそれ以上ふやされることはないから、中銀が何もしなければ不良債権化するのか。
銀行業はベースマネーが増やされないと利益が出ず成り立たないって事なんだろうか?

224:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/11 07:56:57
>>222
>A銀行とB銀行とのお金のやり取りはどうなるのでしょうか?

当然次にはその疑問がわきます。私もそうでした。
そして調べた結果をこのスレにも書きましたが、とにかく君は自分でも調べてみる習慣をつけるべきです。

225:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/11 15:27:29
A銀行はB銀行が創造したお金を信用する。
お互いがそうすればよい。

私はそんな馬鹿な取り決めは信用しませんよ。
あくまで通貨発行特権は政府と日銀にしかないという認識です。

>とにかく君は自分でも調べてみる習慣をつけるべきです。
私の答えは
内生的貨幣供給あるいは外生的貨幣供給、これらどちらであろうと決済はハイパワード・マネー(H)を必要とする。・・です。

226:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/11 20:40:54
>>223
>銀行からの貸出を返す場合を考えると利息分はどこからやってくるんだろうか?
>銀行業はベースマネーが増やされないと利益が出ず成り立たないって事なんだろうか?

ベースマネーに限らず、下記のお金が増加すれば金利分のお金に当てられるがそれらが減少すれば不良債権は増える。
不良債権の発生原因は、実は簡単な算数だった。

1)日銀マネー・・・通貨発行特権を持つ日銀に限って増減させられるお金。
2)信用創造マネー・・・預貯金機能を持つあるいはそれと同様の機能を持つ金融機関によって増減させられるお金。
3)資産評価マネー・・・市場が整備されてきたので比較的容易に現金に変換しうる経時的毀損のない実物資産。株式土地など



227:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/12 00:05:24
>>226

ベースマネーが増やされない場合は準備率いっぱいまで貸し出してたら日銀マネーも信用創造マネーも増えませんよね?
つまり利息分は資産売却益が当てられるということか?
でも資産を買う人の金はどこから沸いてくるの?
いくら評価額があがろうが換金しないと返済はできないはず。
担保に入れれば大上部ということなんだろうか?
でも準備率以上に信用想像できないんだから担保に入れても総預金額は増えないはず。

228:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/12 00:16:52
>>227
>ベースマネーが増やされない場合は準備率いっぱいまで貸し出してたら日銀マネーも信用創造マネーも増えませんよね?

なるほど、
市中にも、銀行内にも、ベースマネーはなくて、全て日銀当座につまれているとの想定でんな、
そりゃ増えません。金利分出ません。


229:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/12 02:37:45
>>225

それでも調べずに書き込みますか。驚きですね。
掲示板ですから調べずに書いたっていいですが君のようなスタンスで行くなら普通は調べますけどね。

銀行間決済の前に、そもそも支払い相手が同じ銀行に口座を持つことも多いということを指摘しておきます。
その場合は同一銀行内の口座間の数字が移動することで決済が行われます。
その決済にハイパワードマネーが関与しているかどうかは・・・まあ、好きなように解釈するといいですね。

どうしても異なる銀行の口座に対して決済する場合は第三者の銀行の口座が用いられます。酔ってるので一旦寝ます。

230:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/12 06:38:13
>>229
>銀行間決済の前に、そもそも支払い相手が同じ銀行に口座を持つことも多いということを指摘しておきます。
>その場合は同一銀行内の口座間の数字が移動することで決済が行われます。
>その決済にハイパワードマネーが関与しているかどうかは・・・まあ、好きなように解釈するといいですね。

では、
A銀行内のB銀行口座には200億円の預金があります。
そしてB銀行内のA銀行口座には300億円あります。

A銀行はa顧客に貸し付けたお金を B銀行のb顧客口座への振り込むことになりました。1000億円です。
さて、1000億円の決済を(H)マネーなしで行った結果それらの口座の数字はどう変化したでしょうか?



231:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/12 10:08:23
2006年度(社)日本青年会議所 経済復興プラン(案)
URLリンク(www06.jaycee.or.jp)


232:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/12 10:53:24
>>228

ということは現実には市中や銀行に日銀券がなくなることにはならないから、
準備率いっぱいまで貸し出されず、余った分が利息になるってことか。
この場合はベースマネーが増やされるか準備率下げられない限り
やがては貸出は増やせなくなるわけだよな。

233:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/12 11:08:02
米国がイスラエルに言いなりになっている実例

イスラエルが米軍安全保障局のコンピュータを管理

URLリンク(www.thezionazireport.org)
Israelis Hold Keys To NSA/US Military Computer Networks



234:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/12 11:10:44
最近のイスラエルとアメリカの自滅的傾向はそこを牛耳っている連中が第三次世界大戦を起こすことが目的。
URLリンク(inri.client.jp)





235:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/12 11:16:58
金融資本の詐欺は信用創造に関する議論から、中央銀行の独立性、
そして、社会の資本をすべて牛耳るための景気変動。(バブル、崩壊、買い占め)
ケネディー兄弟の暗殺から911まで一貫している。
それは彼らの権力を拡大し続けることが目的。
権力は権力を追い求める。


236:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/12 11:47:14
アメリカのキリスト教原理主義者の妄想はハルマゲドンの後のメシアの再臨を信じている。
これが少数に人たちだけなら笑って済ませられますが、彼らがアメリカ大統領を選ぶまで
勢力が拡大したらどうなるか。ブッシュは本気でアメリカ、イスラエル連合軍と世界軍と
の戦いを望んでいるのだろうか。

ノー天気な小泉首相は日本の軍隊がイラクのユーフラテス川沿いに派遣した意味をおそら
く知らないのだろう。しかしネオコンとキリスト教原理主義者にとっては、東の果ての軍
隊がハルマゲドンの地に来ることがどれだけの意味を持つのか、非常に重要なのだ。だか
らこそ私は自衛隊のイラク派遣に反対したが、アメリカの狂った人々はハルマゲドンの世
界を実現すべく米大統領を動かしているのだ。



URLリンク(www5.plala.or.jp)




237:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/12 12:44:11
>>230

設問はもっと単純に
「A銀行のa顧客からB銀行のb顧客に1000億円振り込まれる時に何が起きるか」
でいいでしょうね。情報通信システム、銀行間の決済、銀行間市場の資金取引が絡んだ話になります。

>>229に書いたように銀行間決済には第三者の銀行が必要になります。
(1)AでもBでもない銀行が発行した銀行券を用いた決済。
(2)AでもBでもない銀行の口座を用いた決済。

このうち銀行券による決済は小額の時にしか適さないので1000億円であれば(2)のケースになります。
設問も振り込みになっているから(2)のケースでの回答をすればいいですね。
その前にあなたの回答は?

238:237
06/08/12 12:49:19
おっと、無用なつっこみを避けるために補足しておかないと。

現在の日本では銀行券の発行は日銀だけしか出来ませんから、
(1)の場合、第三者の銀行とは日銀に限定され、銀行券とは日銀券を意味します。

239:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/12 14:29:02

一般にアメリカの“国立中央銀行”だと思われている
「連邦準備銀行」は、驚くことにアメリカ政府の所有する機関ではなく、
民間が所有する民間会社である。しかも、アメリカ政府はこの「連邦準備銀行」の
株を1株も持っていないし調査などの権限もない。政府がその株式を55%以上
取得することが義務付けられている「日本銀行」とは異なる銀行である。

(つまり、アメリカは、純粋な民間会社がドルを発行し、金利を設定
したり、ドルの供給や価格をコントロールしているのである)

現在、この「連邦準備銀行」を実質的に支配している株主は、
欧米のロスチャイルド系やロックフェラー系の大銀行であるが、
様々な「問題点」が研究家によって指摘されている。



240:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/12 14:51:20
アメリカをウォール街とFRBを通じて支配。
アメリカの属国である日本も日銀のプリンスたちを通じて支配。
欧州は欧州中央銀行を通じて支配。
先進国はマネーの支配者に管理されている。
経済の決定権のない政治は茶番。
現在の民主主義は幻想にすぎない。
幻想を与えられてマインドコントロールされる世界の市民。

241:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/12 17:31:41
>>238
>1)の場合、第三者の銀行とは日銀に限定され、銀行券とは日銀券を意味します。

決済場所が日銀ということは結局、決済には(H)マネーを入用とするのですね。
つまり、日銀当座でやり取りするための金融資産の存在がA銀行には必要になり、それにより(H)マネーを調達し、それを決済に使うのですから、
「ないものは貸せなくてあるものだけを貸す」ことになり、説明2は成立しないのです。

242:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/12 17:39:11
>>239
>(つまり、アメリカは、純粋な民間会社がドルを発行し、金利を設定
>したり、ドルの供給や価格をコントロールしているのである)

けれどね、
「だからなんなの?!」というのが一般の日本人の感覚というものなのですよ。

どうだ、参ったか!!



243:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/12 19:41:48
問題点とかいうけど経済は十分うまく言ってるでしょ。
金融資本=悪みたいな幼稚な陰謀論は機器秋田。

>>240

日銀法は政治家が作ったものだし、総裁や委員は政府が選んでる。
民主主義の影響がないわけじゃないって事。有権者がマインドコントロールされてるとか言い出すんだろうけど。

244:237
06/08/12 20:05:59
>>241

(1)の形態があるのは当然でしょう。ハイパワードマネーを使った決済が最も基本形なのだから。
説明2は民間銀行が創り出している預金も通貨として機能していますよということと等価。
で、今の議論はそのロジックは銀行をまたいだ決済にも使えるのかということでしょう?

顧客aが顧客bに1000億円を銀行振り込みで決済する時、何が起きるか。
私としても円の支配者を読んだ後に感じた疑問でした。
顧客bも同一の銀行の口座を持っている場合は容易に理解できます。口座間の数字が動くだけです。
顧客bが別の銀行口座への支払いを要求した場合はどうなるかということです。
情報通信システム、銀行間の決済、インターバンク市場の資金取引が絡んだ話になります。

が、その前にあなたの設問に対するあなたご自身の回答を是非先に書いて頂きたいのです。
何故かというと、今までの流れからあなたの回答は非常に無理があるものだろうと予測出来るからです。

実在の銀行のB/Sをモデルにしましょう。>>190の銀行が顧客aに1000億円を貸した段階を示します。
H18.3.31 単位:億円
<主な資産>
現金 313   預け金 422 コールローン 354  有価証券 7404  貸出金 21650(内、顧客aの
<主な負債>
預金 26885(内、顧客aの預金1000)   譲渡性預金 1196  コールマネー 13
<資本>
資本合計    2110

245:237
06/08/12 20:08:01
ちょっと訂正。

H18.3.31 単位:億円
<主な資産>
現金 313   預け金 422 コールローン 354  有価証券 7404  貸出金 21650(内、顧客aへの貸し出し1000)
<主な負債>
預金 26885(内、顧客aの預金1000)   譲渡性預金 1196  コールマネー 13
<資本>
資本合計    2110

246:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/12 20:31:01
>>244
A銀行・・<主な資産>
現金 313   預け金 422 コールローン 354  有価証券 7404  貸出金 21650(内、顧客aの
<主な負債>
預金 26885(内、顧客aの預金1000)   譲渡性預金 1196  コールマネー 13
<資本>
資本合計    2110

有価証券7404を使いましょう。

7404⇒6404(億円)に減少です。
その代わりに、
B銀行の日銀当座に1000億円が増加します。

という具合に簡単に操作されます。


247:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/12 20:42:26
やはりそう来ましたか。
が、もう少し最後まで書いて貰いましょう。まだ顧客Bに1000億円支払っていませんね。
B/Sは最終的にどうなりますか?

248:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/12 20:42:34
>>243
>問題点とかいうけど経済は十分うまく言ってるでしょ。
>金融資本=悪みたいな幼稚な陰謀論は機器秋田。

今までの常識にない。→想像的→空想的→SF的→漫画っぽい→幼稚な陰謀論
。。とまあこのような未熟なロジックから来るご発言だろうけど。

249:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/12 21:17:56
>>247
>が、もう少し最後まで書いて貰いましょう。まだ顧客Bに1000億円支払っていませんね。

B銀行の日銀当座に1000億円が振り替えられた時点で、b顧客の口座に1000億円が書き込まれます。
簡単ですけど、何か疑問がありますか?

250:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/12 22:36:20
>>248

陰謀論なんか昔からうじゃうじゃあって目新しいものなんかじゃないだろ。
幼稚でないと言うのなら具体的にどうでメリットをもたらしてるのか証明してほしいもんだが。

251:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/12 23:19:36
>>250
そう思うなら、お金はどのように増減させられているかを考察してみろって。
経済版ではいやというほどそのことについては述べられているはず。それらを全て論破できたか?

一つの矛盾を提示するのでそれを解決してみてくれ。
日本は世界一の貿易黒字国でありながらどうして15年ほども不況を続けたのだ。
貿易黒字は儲けだろう。その儲けがどうして生かせなかったのだ?矛盾ではないか?

252:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/12 23:30:43
>>249

>>237の銀行を銀行Aとしましょう。
あなたのやり方で顧客bに振り込んだ後の銀行AのB/Sを書いておいて欲しかったんですが。
>>250さんと>>251さんの議論が白熱してるみたいなので続きは明日にしましょうか。

253:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/13 00:10:09
>>243
>問題点とかいうけど経済は十分うまく言ってるでしょ。
>金融資本=悪みたいな幼稚な陰謀論は機器秋田。

うまくいってないし、市民のためになってないし。

254:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/13 00:22:28
>>250
>幼稚でないと言うのなら具体的にどうでメリットをもたらしてるのか証明してほしいもんだが。

ジャーナリズムが権力の悪を告発するときは多くが陰謀論を語ることになるのだが。
世間に気付かれないように目的を達成しようとすることを陰謀というのだから。
日常にありふれている。
特に権力と利権の分野ではね。
陰謀の存在を否定するジャーナリズムはありえない。






255:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/13 01:03:05
>>252

>237の銀行を銀行Aとしましょう。
>あなたのやり方で顧客bに振り込んだ後の銀行AのB/Sを書いておいて欲しかったんですが。

>>241>>246>>249は、説明1の方法ですよ。私のやり方です。
また、B/Sは >>246に書いているんですが??



256:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/13 01:50:36
信用創造という言葉すら知らない無知な大衆などいくらでも騙せる。
金融の専門家からすれば、当たり前。
金細工士が世間を騙していた時代と何も変わっていない。


257:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/13 01:56:32
>>255
あなたのやり方の場合、資産の部の有価証券が1000減って、負債の預金も1000減るが正解です。


命題:aがbに対して振込みで1000億円を支払うのは如何に行われるか。
   言い換えればaの債務とbの債権が如何に振込みという手段で決済されるかですね。

第1段階:情報通信システム
(1)aは銀行Aに対してbに1000億円送金するように指図します。
(2)A銀行はaの預金残高から1000億円を控除した上でB銀行にbに1000億円支払うようにメッセージを送ります。
  (1000億円そのものを送るのではありません。)
(3)A銀行からメッセージを受けたB銀行はbの預金口座に1000億円を加算します。

以上が振込みによる手順。通信を行っているだけで銀行券は動いていないことに留意が必要です。
ここまででaとbの間の債務・債権関係は決済完了です。  
この後は銀行Aと銀行Bの債務・債権関係に変化します。この決済については第三者の銀行が必要になります。

第2段階:銀行間の資金決済
続きは明日。

258:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/13 04:20:10
>>251

オカネは中央銀行によるベースマネーの増減と銀行の信用創造で増減してるが、そのことと金融資本がデメリットをもたらしてるかどうかはまったく別の話。
それと貿易黒字は外国への貸しが多いことを示してるだけであって、企業の黒字と違って何か利益を得てるわけじゃない。
資本収支の赤字を利益とみなすなら財政赤字も利益だってことにしたら?経常赤字でも景気がいい国ぐらいたくさんあるんだが。
これも経済板では散々既出だろ。不況を続けたのは金融政策と財政政策が失敗してきたから。

>>253

根拠は?日銀が失敗したから、金融資本のせいだと言いたいのか?
他の国の中銀はここまでひどくないんだが。それとも国際金融資本の支配下にあるのは日銀だけで他の中銀はそうじゃないといいたいのか?

>>254

一般論としてそれがわかるが、だからと言って何のこんきょもなく被害妄想を撒き散らすのは見苦しい。

259:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/13 08:21:25
>>257
>あなたのやり方の場合、資産の部の有価証券が1000減って、負債の預金も1000減るが正解です。

確かにそのとおり。

>第2段階:銀行間の資金決済
私の場合、銀行間決済が先ですね。説明1もそうだと思いますが、実際は実務者でないとわかりませんね。

260:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/13 08:38:01
258
>それと貿易黒字は外国への貸しが多いことを示してるだけであって、企業の黒字と違って何か利益を得てるわけじゃない。
>資本収支の赤字を利益とみなすなら財政赤字も利益だってことにしたら?経常赤字でも景気がいい国ぐらいたくさんあるんだが

企業だって儲けを使わなければ社員の景気や設備ははよくならない。
経常収支あるいは貿易収支が赤字でもよいなんて理屈が通用するなんてあきれるよ。
経常収支の赤字が続くと、外貨準備高が消失し、その国は貿易不能となる。
これがいわゆる国家の破綻。
内国債が膨大だから破綻するというのは暴論。
ところがこれが正論のようにまかり通っているのが現代日本。陰謀マイコンの可能性大だね。
それか、日本民族は本当の馬鹿民族か、だが。

261:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/13 09:46:51
>>259
>私の場合、銀行間決済が先ですね。説明1もそうだと思いますが、実際は実務者でないとわかりませんね。

信用創造議論と違って調べれば明確に分かること。
2冊の本で確認しているし日銀HPにも解説があって確認出来る。ググれば他にもあるだろう。
君みたいなスタンスを通したいならば多少は自分でも調べなさいって。痛いって。

262:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/13 10:41:27
>>261
>君みたいなスタンスを通したいならば多少は自分でも調べなさいって。痛いって。

調べてみました。
URLリンク(www.boj.or.jp)
貴方の言っているのは決済のための事前準備のことですね。
しかしこれとて、理念は
引き出し→日銀当座決済→振込みであって、
やはり、ないものは入金できないです。

それに決済はやはり、内生的貨幣供給であろうと外生的貨幣供給であろうと、
決済は(H)マネ-で行われます。


263:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/13 11:18:13
>>258
>一般論としてそれがわかるが、だからと言って何のこんきょもなく被害妄想を撒き散らすのは見苦しい。

その根拠を論じているのがこのスレだろうが。
もう一度読み直せよ。

264:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/13 14:18:43

小泉政権はどこまでアメリカに貢ぐ気か? ―船井
‥‥たとえば、彼(小泉純一郎)が総理になった最初の3年間で、銀行の90%がアメリカの金融機関に握られてしまいました。
製造業も70%までが、いまはアメリカ資本です。東京のホテルに至っては、ほとんどがアメリカ資本になっています。
流通も、食糧も、土木建築も、日本の産業すべてがアメリカ資本に組み入れられているのが現状です。
郵政三事業の民営化にしても、アメリカの金融業界がいちばん喜んでいます。
民営化の暁には、簡保と郵便貯金を合わせた350兆円ものお金が、“ゼロ金利”の日本を嫌ってアメリカへと流れ込むことになる。
ウォール街の人たちは今からもう笑いが止まらないようです。そもそもこうした資金の流れを生むゼロ金利政策自体が、
アメリカに言われて唯々諾々と受け入れているものなのですから、話になりません。
これでは、アメリカから「憲法を改正して戦争ができるようにしろ」と言われれば、
小泉さんやその後継者なら「ハイッ」と二つ返事でその方向に進みかねないと心配です。

戦争に反対する政治家たちの粛清が始まった ―副島
もうとっくに事態はそのセンに沿って動いていますよね。
日本の産業界がアメリカ資本に大きく乗っ取られつつあるとおっしゃいましたが、
それはメディア(マスコミ)も例外ではない。
アメリカの意思に反抗して、日本の国益を守ろうとする温厚な愛国派の政治家、官僚、財界人たちが次々に狙い撃ちされて、
週刊誌による「カネと女」のスキャンダル攻撃にさらされるという傾向が強まっている。
最後の最後で、“新たなる日中戦争への反対”を表明しそうな政治家たちが今のうちから次々と失脚させられる。
戦争は10年後だと私は予想していましたが、このままではあと5年ほどで中国とぶつかって戦争を始めるのではないか。
その前に、金融・経済面で統制体制になって国民生活が厳しく監視される。事態はそのぐらい深刻だと考えています。
        ―『昭和史からの警告』(船井幸雄・副島隆彦・共著/ビジネス社)





265:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/13 21:15:10
>>262
>調べてみました。

それは良かった。
ところでクドイようですが全ての根底にハイパワードマネーはあります。強制通用力と準備率というものがあるのですから。
それでも経済の大部分の決済は「銀行が創造している預金マネー」で行われているというお話をしていますす。
預金の要求払いという性質と銀行の信用により「銀行が創造する預金」が通貨として完全に機能しているというお話です。

さて預金振替による銀行間決済ですが第三者の銀行の口座を使います。
この第三者の銀行というのは典型的には中央銀行ですが グループごとに振替口座を置く民間の銀行を定めることも多いそうです。
そもそも全ての銀行が日銀当座預金口座を開設しているわけではないのです。
わが国では協働組織金融機関は、その中央に相互の振替口座を置いているそうです。

266:257の続き
06/08/13 21:17:48
第2段階:銀行間の決済
銀行間決済の話には必ず時点差額決済と即時総額決済の話が出てきますが省略します。今の日本は後者です。
また、現実には他行への振込みだけでなく他行からの振込みもあり大数の法則により収支は安定化します。

>>257で銀行Aが銀行Bに1000億円の債務を持つという関係になりました。
続いて第三者の銀行口座を用いた決済です。銀行Cとしましょう。
銀行Cにある銀行A名義の口座から銀行B名義の口座へ1000億円が帳簿上移動して終了です。

しかしながら、銀行Aの預け金には1000億円ないので足りないではないか、ということになります。
これに関しては銀行間の貸出しと預金で資金繰りをつけます。これが銀行間市場の資金取引です。
銀行Cが民間銀行であった場合はその銀行から銀行Aが有利子で借りた形を取ればいいわけですし、
銀行Cが日銀の場合は日銀から借りることはあまりせず、コール市場から借りるわけです(コールマネー)。
あなたが考えているように一々有価証券を切り崩していたら市場は不安定になります。
有価証券は要求払いではなく市場における時価による売買なのですから。

結果、銀行貸出しの利益の源泉は預金金利と貸し出し金利の差であったり、銀行間市場金利と貸し出し金利の差になるのです。
コール市場の金利が政策金利になる所以です。ついでながら準備金が不足した場合もコール市場から借りることになります。
仮に説明1の手順を守って貸出していても現金引き落としや他行への預金振替がある限り準備金不足という局面は生じます。

267:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/13 21:41:23
>>260

世界全体で見れば経常収支は0だって事理解してるか?
あかじの国がいなけりゃ黒字の国だってなくなるだろ。
それと日本が財政破綻するなんか一言も言ってない。

>>263

このスレは貨幣と信用創造のメカニズムが論じられてるだけで、ユダヤとかロックフェラーとかの国際金融資本陰謀論の根拠なんか全然出てないだろ。
お前こそもう一度読み直せ。

>>264

郵政民営化しなくても貿易黒字が膨らめばアメリカに日本の金が流れ込むことになる。
こういう人って物D栗で貿易黒字稼げとか言いつつ、アメリカに金が流れるのはけしからんとか為替介入はアメリカに貢いでると思い込んでたりするんだよな。
しかも0金利解除後日本国内の経済がどれだけ打撃を受けたかも理解せず、0金利で日本が損してRかのように言うのはあまりにも愚か。

268:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/13 22:05:53
>>266
>あなたが考えているように一々有価証券を切り崩していたら市場は不安定になります。
この件に関しては有価証券の現金換金の際に日銀がその分の(H)マネーを供給すれば、市場の不安定は避けられます。

>わが国では協同組織金融機関は、その中央に相互の振替口座を置いているそうです。
これが事実なら、日銀が協同組合の預金をM2+CDに算入しない理由がとりあえず、納得できます。

ところであなたはこの方法が事実だと言う証拠があるのですか?
またこの方法は協同組合や相互銀行に限ったことであって、全ての銀行の決済方法ではない可能性も当然ありますね。
とにかく、ソースはどこからでしょう。

269:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/13 22:39:12
>>268

ソースは 「銀行の機能と法制度の研究」東洋経済 木下信行(略歴は書くの面倒だからググって)
本当は関係するところを全部引用した方が良いのでしょうがなにせ長いので一部のみ。

p.242 銀行間の資金決済より一部引用

 その資金決済の手段としては、基本的には第三者の銀行に各々の銀行が有する口座間
の振替が用いられる。ここでも、物理的には通信が行われるだけであるが、関係者の観念
としては、この段階から資金が移動していると考えられている。振替口座が置かれる銀行と
しては、典型的には中央銀行があるが、グループ間ごとに、振替口座を置く民間の銀行を
定めることも多い。わが国では協働組織金融機関は、その中央に相互の振替口座を置いている。
米国でも、中小銀行では、その地域の大銀行に資金決済のための振替口座をおく例が多い。
また、外貨の資金決済においては、中央銀行は存在せず、仕向け銀行と被仕向け銀行が
共通に口座を有し、振替サービスの契約を結んでいるコルレス先の銀行において振替処理が
行われる(引用終わり)。


他の本でも日銀当座預金口座を使った振替が代表的な方法として紹介されていますが、
良く読むと民間銀行でも良いことも書いてあります。
安全確実という点では中央銀行でしょうし、金融機関の口座数も一番多いでしょう。
しかし、絶対にそうではないといけないというわけではなさそうですね。

270:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/13 22:46:41
>>268
>この件に関しては有価証券の現金換金の際に日銀がその分の(H)マネーを供給すれば、市場の不安定は避けられます。

そこは強弁せずに素直にインターバンク市場から手数料を含めて最も安価な方法で調達すればいいでしょう。
そのために短資会社があるのですから。単なる日銀OBの天下り先じゃない(と思う)。
ってか、書いてる意味分からんよ。

271:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/13 23:03:26
>>267
>このスレは貨幣と信用創造のメカニズムが論じられてるだけで、ユダヤとかロックフェラーとかの国際金融資本陰謀論の根拠なんか全然出てないだろ。
>お前こそもう一度読み直せ。

このスレはヴェルナーの理論を語るスレなんだよ。
スレタイをもう一度読み直せ。

272:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/13 23:12:03
ヴェルナーは国際金融資本に対する警鐘を鳴らしてるね。
ロスチャイルドとかロックフェラーとか言うと陰謀論っぽく聞こえるけど単なる財閥名だと思えば一気に現実的になる。
日銀の公開していない45%の株主だって、恐らくはロスチャイルド系だと言われている。
何故なら、他国の中央銀行の株主の大部分がそうだから。

273:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/13 23:21:17
>>269
>グループ間ごとに、振替口座を置く民間の銀行を
>定めることも多い。わが国では協働組織金融機関は、その中央に相互の振替口座を置いている。

ソースに感謝します。
とはいえ、やはり、「無い物は貸せない」論理は続きます。
但し今度はグループ内の中央銀行という位置づけの銀行に(H)マネーあるいは金融資産があるかどうかです。
これがないとグループ外との決済が出来ないと思えるからですが、この点はどうでしょう?

それから、インターバンク市場が使える理由として、(H)マネーは移動するだけで、その総量は振り込み操作では増減しないからですね。
しかし、それならば、有価証券を換金する市場を含めても同じことが言え、不安定になる理由としては説得力不足ではありませんか?

274:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/13 23:32:53
>>267
>世界全体で見れば経常収支は0だって事理解してるか?

理解しているよ。
ちなみに日本のお金だって、債権-債務=0・・。

だからと言って、貿易黒字が儲けでないという結論にはならないんだが。



275:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/14 00:20:33
>>273
論点がぼやけてきたね。
要求払いと準備金制度があるんだから、私もハイパワードマネーが一切不要と言ってるつもりはないのだが、
多分、私と君では普段銀行が保有していないといけないハイパワードマネーの量に大差があるんだろうね。

私:現金引き出しに備える分の現金と法定準備金としての日銀当座預金があればよい。
君:それだけではなく銀行間決済に備えて沢山持っていないといけない。仮にB/S上は少なく見えても有価証券という形で持っている。

この議論には銀行間決済を日銀経由で行うかどうかは実は関係ないね。
どちらも日銀当座預金でやってみよう。君の好きなハイパワードマネーによる決済だ。

私の行動:他行への振込み額>日銀預け金ならばコール市場から調達して決済する。
     B/Sの負債の預金が減ってコールマネーが増える。
君の行動:他行への振込み額>日銀預け金ならば有価証券を切り崩して決済する。
     B/Sの負債の預金が減って、資産の有価証券も減る。

ああ、分かった。君は負債を創るという考え方が大嫌いなんだ。資産側で済まそうと言う理念なんだ。
銀行業とは大金持ちがその資産の一部を運用していることで稼いでいるという考えが根底にあるのに違いない。
その割には銀行の自己資本比率って低いけどね(ボソッ)

276:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/14 08:06:34
>>275
>私:現金引き出しに備える分の現金と法定準備金としての日銀当座預金があればよい。
>君:それだけではなく銀行間決済に備えて沢山持っていないといけない。仮にB/S上は少なく見えても有価証券という形で持っている。

私も日銀当座に十分な量があればよいという立場です。
そこにあれば『あるものは貸せる』になります。

277:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/14 15:40:08
>>274

貿易黒字は財政赤字と同様に貯蓄超過を示すものであって企業の利益とは全然性質が違うと言うことがなんでわからんの?

278:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/14 15:45:14
>>272

それでも結局同じことが言える。他の中央銀行はここまで長くデフレ不況なんか続けるほど失敗してないわけで、
大財閥が株主だから、そのせいでデメリットを与えられてると言うことの根拠にはならないよ。
デメリットを与えられてないなら問題視する必要もないし。

>>271

ベルなーのスレだということはわかってるが、結局国際金融資本が悪さをしてると言う根拠は一切示されてないじゃないか。

279:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/14 16:51:26
>>278
>それでも結局同じことが言える。他の中央銀行はここまで長くデフレ不況なんか続けるほど失敗してないわけで

景気を回復させようと思えばいつでも出来た。
デフレを回避することなど簡単に出来た。
日本経済を正常な成長軌道に乗せることなど、これも簡単だった。
日本人の生活をもっと豊かにすることなどいつでも出来た。
しかし、それが阻害されてきたのです。
それを証明するためには現代貨幣システムを理解する必要があります。
そういうことです。



280:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/14 18:04:23
>>278
>ベルなーのスレだということはわかってるが、結局国際金融資本が悪さをしてると言う根拠は一切示されてないじゃないか。

さんざん示してきてるだろ。
円の支配者などのヴェルナーの著作をもう一度読み直せ。




281:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/15 05:55:53
>>277
>貿易黒字は財政赤字と同様に貯蓄超過を示すものであって企業の利益とは全然性質が違うと言うことがなんでわからんの?

財政赤字は何に対して貯蓄超過?
単語が一人歩きをして、意味を置き去りにしていないか?思い込みの現象?
同様の馬鹿を、堂々と講義していた経済学者がいるようだがね。
論理未熟の講義だと思った。

282:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/15 11:22:33
>>279

貨幣をきっちり増やしてないからデフレになるということは理解できるが、
それじゃその失敗が陰謀なんだと言う根拠がわからん。

>>280

著作も読んだことあるが、推測ばかりでまともな根拠がないみたいだが。
あるのなら、どのほんの何ページ当たりか言ってくれ。

>>280

民間が投資として使いきれない貯蓄を政府が借りてる。国内で使い切れない貯蓄が貿易黒字となる。

283:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/15 16:14:00
>>282
>民間が投資として使いきれない貯蓄を政府が借りてる。国内で使い切れない貯蓄が貿易黒字となる。

2005年度は輸出額68.3兆円、輸入額60.4兆円・・・実際はドル収支
つまり、68.3-60.4=7.9(兆円)≒630億ドルが利益として主にアメリカに預金されたということ。
もし日本人がもっと贅沢をさせてもらうならば、消費である輸入額は増加し、貿易黒字はさらに減少する。
日本人に消費をさせようとするなら、日本人にもっと円を配ればよい。そうすればついでながら自殺も減少する。
但し日本人が消費をする分、世界の資源はその分量の取り合いになり、当然消費を減らさなければならない国が生まれる。
それがどこの国か都合の悪いのがどこの国か、を考えれば陰謀論の一端がみえてくるのではないか?
そのように大局的にそして正確に見ようとすれば、現代貨幣システムを正しく把握する必要があるのです。

284:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/15 20:59:59
391 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2006/07/21(金) 12:26:04
明治維新はメーソンの力なくしてできず、また長州が勝てるはずもなかった。
明治から始まる現天皇は必然的に○○であり故に皇太子も留学はイギリス。
天皇の血統のことは話が長くなるから省略(万世一系は血統ではありません、
皇統ですまた北朝が正当です)この人も明治天皇の孫を強調するが、麻生などと
おなじで汚れた血統を自慢しても間抜けしか畏怖しないのに!
経済を実証的に勉強するとどうしても意図的な圧力を発見する。はたして陰謀
なのかわからないがとにかく日本の政治家、官僚ごときではどうにもならない力(フォース)が働いている。

392 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2006/07/23(日) 13:49:01
それわかるよ、どうしても経済学や政治力学では説明できない現象が多すぎる。
政治家や官僚ごときを超越した何らかの組織?団体(フォース)があることに気づかされるんだ。
嘘じゃない。勘のいい人なら誰でも分かってるよ。それか頭の良い人はすでに取り込まれてるか。

395 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2006/07/24(月) 02:56:59
>>392
この国の有力政治家や高級官僚は平たく言えば「キンタマ握られ」てるんですわ。
指示に逆らえば舞台から引きずり下ろされる(失脚または死亡する)だけ。
>>393
理解がひどく誤っているので関連スレをよく読むこと。

403 :393:2006/07/25(火) 00:14:34
>>395
え? 誤ってます? ごめんなさい。
でも、ロックフェラーなどが行っていることって
所謂、覇権を握るための経済・政治活動ですよね?

●会社社長→社員をコントロールする。褒める。こき使う。クビ切る。
●巨大財閥→国家をコントロールする。褒める。こき使う。クビ切る。
一般の社会と規模以外に何が違うのでしょう?
スレを読むと、単なる経済・政治活動が超常現象の如く思えてくるので・・・
(別に馬鹿にしてません)

285:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/16 12:11:04
>>283

中国も貿易黒字だが、順調に資源消費を増やしてるわけだが。
それに日本が貿易黒字を続けることがアメリカの利益なら、80年代貿易摩擦で異常なほどもめた理由がわからん。
その陰謀は全然つじつまが合わないように見えるが。

286:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/16 18:20:49
>>285
>それに日本が貿易黒字を続けることがアメリカの利益なら、80年代貿易摩擦で異常なほどもめた理由がわからん。

日本人にカネを持たさないことが大切。
カネを持たせば、日本人は消費し、アメリカ社会は相対的に沈滞化し、不安定化する。
それに、日本人は1989年前後の好況のときのように、またアメリカ資本を買いあさるだろう。





287:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/16 21:00:13
>>277
>私も日銀当座に十分な量があればよいという立場です。
>そこにあれば『あるものは貸せる』になります。

その『あるものは貸せる』という所が曖昧すぎます。
また、他銀行と決済する時に必ずハイパワードマネーが必要という君ルールも検証に値します。

説明1に戻りましょう。
本源的預金だけは現金で、その後の取り引きは全部預金でやってみましょう。
貸し出す時も『現金』を貸すのではなく『預金』という形で貸し出します。この方が現実的ですし。
準備率は10%で行きましょう。
銀行Aに口座を持つ人をa1、a2・・・で表し、銀行Bに口座を持つ人をb1、b2、・・・で表すことにしましょう。

(1)本源的預金
 最初に私が銀行Aに『現金1000万円』を預金するところから始めましょう。この時点で銀行Aの預金総額1000万円です。
(2)a1が銀行Aに融資を申し入れる。
 君の立場ではa1が借りられる上限は準備金を除いた900万円です。全て預金という形で貸します。銀行Aの預金残高は1900万円になります。
 ところで本当は私が銀行Bに1000万円を振り替える可能性を考えると君はこの融資を断らなければなりませんでした。
(3)a1がa2から何かを買い振込みで900万円を支払う。
 銀行Aの口座間で数字が動くだけで決済が行えます。預金が通貨といわれる所以です。銀行Aの預金残高は1900万円のままです。
(4)a3が銀行Aに融資を申し入れる。
 銀行Aにはまだ『現金』900万円が温存されています。
 しかし、君の立場ではこの900万円はa2が他行へ振り込む時に備えて保有していなければなりません。君はa3への融資を断ります。 
(5)a2がb1から何かを買い銀行振り込みで支払う。
 銀行Aの預金残高は1000万円に減少し、銀行Bの預金残高が900万円に増加します。
 この時、君の立場では銀行Aが所有していた現金900万円も日銀の口座を経由して銀行Bに移転します。
(6)b2が銀行Bに融資を申し入れる。
 君は果たして受けるのか?それとも断るのか?

以上、君のとるであろう行動は実に不透明です。丁度、要求払いに備えて全額現金で準備をしている銀行の取る行動と同じです。
説明2なら簡単です。『銀行は預金を創造して貸す。但し準備率を守る範囲で。』

288:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/16 21:36:07
>>286

アメリカは肉やら農産物日本に消費させたがってると言う現実は認識してる?
それに日本だけ押さえ込んでも意味あるの?中国やインドの急成長は放置?
結局妄想ばかりで日銀が失敗し続けたのは国際金融資本の陰謀だって言う根拠は皆無だな。

289:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/16 22:31:10
ユダヤ権力の最終目標は、冷戦捏造では終わらない。最終戦争(第三次世界大戦)とその後の世界政府の樹立。人口調節。
ユダヤ権力による地球の完全支配。シナリオは全て出来上がっている。だが、シナリオ通りにはいかない。彼らの姦計は頓挫する。我々の手で阻止する。

仕事を辞めてまでユダヤの企みを防ごうと暗中模索してる人がここにもいます。
愛国心がある方は、ぜひ共闘してください。
URLリンク(d.hatena.ne.jp)


ワールドフォーラム8月例会
ご案内

世界と日本を揺るがした2つの謀略・極悪犯罪事件
「9・11事件」と「オウム事件」   
-再度、事件は起こる可能性はあるのか?-

管沼 光弘 氏
昭和11年京都生まれ。1959年東京大学法学部卒業。公安調査庁に入庁

リチャード・コシミズ 氏
昭和30年生まれ。1978年青山学院大学経済学部卒業。商社勤務を経て、2000年独立
URLリンク(worldforum.jp)

諸悪の根源 (構図)

デヴィッド・ロックフェラー (ロックフェラー財閥三代目総帥)
  ↑
  
 奥田元会長

  ↓

経済・政治政策 

290:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/16 23:05:44
>>287
>1)本源的預金
 最初に私が銀行Aに『現金1000万円』を預金するところから始めましょう。この時点で銀行Aの預金総額1000万円です。
>(2)a1が銀行Aに融資を申し入れる。
 君の立場ではa1が借りられる上限は準備金を除いた900万円です。全て預金という形で貸します。銀行Aの預金残高は1900万円になります。
 ところで本当は私が銀行Bに1000万円を振り替える可能性を考えると君はこの融資を断らなければなりませんでした。

毎日の平均預金量を考慮すれば貸出量も計算できて、a1の借り入れ申し込みを断らなくても良いかもしれません。
また、、借り入れを想定してあるていどの(H)マネーを留保していればとくに問題ありませんし、自己資本による貸し出しもあります。
さらに貸し出したお金も、市場から消失するわけでなく、あなたの言うコール市場も含めて、金融市場で調達できるわけですから、貸し出し分を調達できるめどさえあれば、
「あるものは貸せる」になるのです。
そして「ないものは貸せない」の理念を貫けることになります。

291:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/16 23:33:00
>>288
日銀のプリンス達と国際金融資本が無関係かどうか。
そこら辺を推測すればどちらの意見に説得力があるかわかってくるんじゃないの?
構造改革で一番得をしたのは外資だしな。
そしてこの流れは日本だけでなく国際的な流れだ。(アジア通貨危機も含めて)


292:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/17 01:17:00
>>291

結局推測しろって言うだけで根拠無しかよ。だから説得力ないんだよ。
それに国際金融資本と結びついてるのは日銀だけなの?
そうだとすると到底"国際"金融資本だともいえないし、ずいぶんと影響力が小さいんだなって思うが。
そうじゃないなら、なんで他の国は日銀ほど失敗しまくらないんだ?おかしいだろ。
結託してるならインサイダーで儲け放題なわけで逆噴射させまくる必要性はないはずだが。
逆噴射しまくるのは天下り先の短資を設けさせたいだけじゃないの?
あと構造改革で得したのが外資だって言う根拠がわからん。長銀ぐらいしか獲物になってないし、メガバンクは外資に買収されてない。
むしろ宮内やら奥田やら国内の財界のほうがよほど儲けてるだろう。外資陰謀論はそこから目をそらすための煙幕って希ガス。

293:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/17 02:12:47
>>292
根拠は十分あるだろ。状況証拠で考えてみなよ。

>それに国際金融資本と結びついてるのは日銀だけなの?

うんなわけない。宮内や竹中なんかもろそうだな。あと木村も。
この連中の共通項は構造改革主義者で新自由主義の連中だと言うこと。
そして改革によって大きな利益を手に入れてきたと言うこと。
ようは構造改革派の連中は知って知らずか金融資本の同盟者。

森永卓郎あたりは暗黙の共謀と言っているが。
自分は核となる一部の勢力は共犯で、そのほか多くが暗黙の共謀だと思う。
奥田あたりは、おそらく連んではいないが、強者有利の構造改革は大歓迎だったのだろう。
本当に連んでいるのは一部の連中だよ。そうじゃないと、計画が漏れてしまうしね。
だから日銀内部でも一部のプリンスだけだ。

>そうじゃないなら、なんで他の国は日銀ほど失敗しまくらないんだ?おかしいだろ

失敗しまくっているが。アジア通貨危機もアメリカの大恐慌もドイツのハイパーインフレも。
90年代のロシアも中南米も。決まってその後に儲けるのがハゲタカだ。

>あと構造改革で得したのが外資だって言う根拠がわからん。長銀ぐらいしか獲物になってないし、メガバンクは外資に買収されてない

今や上場企業の多くが外資が筆頭株主になっている。
経団連の会長の企業であるキャノンがよい例。
外資が日本企業を買いたたけたのも構造改革による金融の自由化とデフレ不況のおかげだよ。





294:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/17 02:28:50
>ゼロ金利は国民をも助けているんだから。

はあ?
住宅ローンとかある香具師だけやろ


295:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/17 12:09:42

>>292
>日銀ほど失敗しまくらないんだ?おかしいだろ。

日銀は失敗しまくりましたか?
陰謀がないという前提なら、失敗しまくりかも知れません。
しかし日銀ほどのプロが素人でもわかるような失敗をするもんでしょうかね?

296:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/17 17:45:41
>>290
>「あるものは貸せる」になるのです。
>そして「ないものは貸せない」の理念を貫けることになります。

だ・か・ら・、君の言う『あるもの』って何かをはっきりさせなよ。
預金が通貨というのは一般常識ではないが経済学や金融額では常識なんだから、
預金を創って貸すでも『あるものは貸せる』になっちゃうの。
現実に貸し出しは要求払い性預金という形で行われている。
そして預金は銀行の創造物だ。銀行がつぶれれば無くなる。預金保険機構は救済するだけだ。
だから説明2は感覚的には納得しにくいけどむしろ真理なわけ。
現金を貸したり現金を預金するという形での説明1よりも実際的なわけ。

そもそも説明2派は『説明1は結局のところ説明2ということになる』と主張している。
だから説明2を否定しようと思ったら『説明1では出来るが説明2では出来ないこと』を挙げれば良い。
君のクラゲのような骨子の無いロジックにはそれがない。
必死に説明1は誤りじゃないという弁護をしているだけだ。
説明2派は説明1が誤まりだと言っていないのでそれでは対立点にならないのだ。

繰り返すが君が例示すべきは『説明1では出来るが説明2では出来ないこと』だ。

297:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/17 17:54:29
今週の週間東洋経済で野口旭が
円の支配者とFRBの動きを理解しないと経済は理解できないだと。

全くその通りだ。
このスレはきわめて良スレ。

298:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
06/08/17 21:14:03
>>296
>説明2派は説明1が誤まりだと言っていないのでそれでは対立点にならないのだ。

というより説明2は常識に合わない方法だということ。
そんな説明2に頼らなくとも説明1で十分に決済も信用創造できてしまうのだから、それでよいのではないか。
また、おそらく説明2だと、どんなに預金量の少ない銀行でも無限大に貸し出しが行えてしまうということ。
やはり、貸出量はその銀行の体力に見合う必要があると思うのです。
それが「あるものは貸せるがないものは貸せない」と言う極めて常識的な理念に反しない行動つまり人々に支持される方法ではないですか?






次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch