素朴な疑問シリーズ:米国債の不思議at ECO
素朴な疑問シリーズ:米国債の不思議 - 暇つぶし2ch97:>>96 これ読め。
07/05/01 14:17:48
今、日本の大手企業は確かに業績を伸ばしていますが、
それは国内での販売(消費)が好調なわけではなく、
相変わらず、自動車や家電製品など、輸出企業の業績が著しく伸びているわけです。
アメリカ・中国のバブルのおかげですね。

通常、取引がドルで行われますから、
日本国内には黒字によって巨額のドルが入ってくるわけですが、
そのドルは日本の企業の支払いには使えませんので、銀行などに入ります。
その巨額のドルを円に変えてしまえば、日本は大金持ちになるはずです。
その金が日本国内で消費されたり、設備投資に向けられれば
デフレもなくなり経済は好転するはずですがそれをしません。

その余ったドルはドルのままアメリカへ投資されるというのです。
国債を買ったりするわけです。ドルは金利も高く魅力的に見えますね、確かに。
日本ではようやくゼロ金利は解除されたものの、依然として
日米の金利差は歴然です。アメリカから見ますと、日本に黒字のドルがたまれば
たまるほど、自分が払ったドルが返ってくる訳ですから、むしろそれを望みます。
そりゃそうですね、自分がものを買えば買っただけ、
ものと一緒にその金がいくらでもまた戻ってくる(借りられる)わけです。
その金でさらに設備投資をしたり、研究開発をしたりできますから経済の規模は
赤字のまま拡大する。戦費の調達にだってなっているでしょう。
筆者が、調べてみるとかつての宗主国イギリスと
その植民地インドの関係と同じだと指摘します。

日本にアメリカ国債を買わせてしまう政治力など、
そう簡単に日本がこの状態から抜け出せそうにないこともわかりますし、
日本自体がむしろそれを選択していることも気になります。
資金供給をストップされたアメリカが消費を抑えるようになれば、
唯一好調だった日本の輸出企業の業績も悪化。再び、日本はデフレ不況に
陥りかねませんね。銀行の企業に対する不良債権は処理されたようですが、
アメリカ国債自体が実質的に回収不能の不良債権だったらぞっとします。
URLリンク(viva-books.iza.ne.jp)


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