06/05/06 12:22:58
>>21の続き
アメリカは莫大な借金をし、そしてその中から、わずかな一部を他国に貸している。そして不思議なことに、
巨大な借金のための利払いよりも、わずかな海外資産の方が多くの利益を生み出しているというのだ。
どうしてこんなマジックが可能なのか。それは日本がこの逆をしているからである。
なぜ日本がこの分の悪い役回りを続けるのか、実はこれこそが本当の謎だということになる。
<驚くべきことに、小さな対外資産から受け取る利子と配当が、大きな対外負債に支払う利子と配当を
今日まで上回り続けている。家計にたとえると、収入を上回る買い物をして毎月赤字が続き、借金が膨らんでいる。
ところが、多額の借金に支払う金利がゼロに近ければ、わずかばかり保有する預金などから受け取る利子の方が
大きいという状態なのだ。これでは赤字をいくら出しても、借金さえできれば、後は何の憂いもなく買い物ができる>
<このうまい話に手放しで悪のりして、米国は経済収支赤字を続け、負債の増加に加速度がついている。
この構図が最近話題になり、債権国が浮き足だっている。日本にその気配がないことが「謎」の源である