07/06/28 17:31:45
やっぱりベラボウ過ぎる?米CEOの巨額報酬 ゲンダイネット
ここまでベラボウな報酬額だと、なるほど不満のひとつも言いたくなる?
22日に発売されたばかりの「フォーブス日本版」8月号が、アメリカ大企業のCEO報酬ランキングを掲載している。
2006年の1年間にもらった給与、賞与、権利が確定した株式供与、行使されたストックオプションなどを合計した金額で、
トップ10はご覧の通りだ。堂々の1位はアップルのジョブズ氏。あれだけ儲かっているんだから妥当な結果に見えるが、
実はジョブズ氏の給与は1ドルで、700億円というのは株式の権利が確定したからとか。
日本の場合、日産自動車の役員報酬が1人当たりの平均額で3億円、というのがこれまでの最高水準。
世界のトヨタは今期4割増となったものの、それでも平均7700万円だ。ケタが違いすぎる。
元来、アメリカンドリームの国。サラリーマン社長ばかりの日本とは違って、成功者が大金持ちになるのは当然というお国柄ではあるが、
そのムードに最近変化の兆しが出てきたとか。NY在住のジャーナリスト・ささききん氏が言う。
「CEOはもらい過ぎだ、という議論が出ています。業績が良ければそれでもまだいいが、業績が下がっても増えるのは問題。
過去にもGMがレイオフ(一時解雇)した時に、何千人もの下々の首を切るより、CEOの報酬を減らすべきだという声が高まった。
まあ、悔しかったらCEOになってみろ、ということなんでしょうが」
米シンクタンクのデータなどでは、大手企業CEOと一般社員の報酬格差は今や200倍とも400倍ともいわれる。
巨額報酬を監視すべきと、米下院では先月、経営者報酬を株主承認事項に義務付ける法案が可決。
ランキング5位のヤフーCEOセメル氏は、業績不振にもかかわらず巨額報酬を得ていたため、株主が反発し、辞任に追い込まれた。
ちなみに、このフォーブスのCEO報酬ランキング、40位でも39億円だ。
【2007年6月25日掲載】
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