07/02/24 10:20:13
<三角合併解禁をわかりやすくたとえると>
つまり、外資系企業が、三菱銀行をほしいと思ったら、従来は、何兆円と金を用意しなくてはいけなかった。
これは難しい。ところが、自前の株券をお金の代わりに使ってよいなら、
単に紙代と印刷代しかいらない。つまり、5千円もあれば何枚も株券を刷って、
買えてしまうのだ。
例えば私がシテイバンクの代表だとする。三菱銀行がほしい。シテイバンクの株券を刷ろう。
ちょっと株券用の紙代(コクヨ製かな?)と印刷費用が必要だ。
こんなのは、紙代だけが必要なだけである。もしかしたら5千円もあれば結構見栄えのいい株券が刷れるのかもしれない。
その株券を大量に、三菱の株主に持っていく。
すると、三菱銀行の株券と、シテイバンクの株券と交換してくださいと言えば、
交換してくれるだろう。株主にとっては、そのシテイバンクの株券を売れば、きちんと「お金になる」からだ。
しかし、これでは日本の企業はすべて奴隷のように売買されることになる。
つまり、今の株価が買われている背景は、実は、日本企業が全員奴隷として魅力的だから、外資が
「この会社は、自分の奴隷にしよう」と買っているのである。通常の景気回復とは全然違う性質なのだ。
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