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政治ニュース - 4月6日(火)17時27分
40兆円の債務返済確実に 4公団民営化の目的で首相
衆院国土交通委員会は6日、小泉純一郎首相が出席し日本道路公団など道路関係4公団の民営化法案を審議した。
ただ、衆院での審議拒否を続行する民主党は欠席、質問は自民党の二階俊博氏と公明党の高木陽介氏の2人だけで、
内容も「なぜ民営化を」など入り口論に終始し、審議は約1時間で終わった。
小泉首相は民営化の目的について「必要な道路は、できるだけ国民負担が少ない形で造る。
4公団で40兆円の債務を後の世代に回すのではなく確実に返済する」の2点を挙げた。
民営化を提唱した理由で首相は
(1)公団方式では不採算道路建設に対する歯止めがない
(2)公団の経営努力が生かされない高コスト体質がある
(3)ファミリー企業に対する天下り体質が問題--などの批判が強かったためとした。
(共同通信) [4月6日17時29分更新]