07/09/30 17:46:45
ゼロックスはこのほど、モノクロ印刷並みの低コストでカラー印刷ができるソリッドインク方式の
オフィス・プリンター「フェイザー8860」を発表した。
ウォールストリート・ジャーナルによると、フェイザー8860は本体は価格が2499ドルと、競合する
ヒューレット・パッカード(HP)の「カラー・レーザージェット4700」(1350ドル)より85%も高い。
しかしゼロックスは、カートリッジが安く印刷コストが下げるため同製品を購入する企業は増える
とみている。
ソリッドインク方式は、固形のインクを熱で溶かして印字する技術。HPカラー・レーザージェット
4700 の液体インク・カートリッジが、1万ページ分の印刷で4色合わせて941ドルなのに対し、
ゼロックス新製品の固形インクは1万4000ページ分で4色約 432ドルと大幅に安い。月1000枚
以上を印刷する企業にとっては全体で大幅な節約となる。
オフィスでのカラー印刷はコストが高すぎることから、利用を限定する企業や、カラープリンターを
購入しない企業も多い。モノクロコピーの印刷コストは1ページ当たり1セント程度だが、カラーの
レーザー印刷には現在9~13セントもかかる。このため、カラー印刷を一部の社員に限定し、使用を
制限できるようプリンターにパスワード機能をつけるようメーカーに求める企業も多い。
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