08/03/26 23:12:09 9VyjQEyz
>>656
その考え方は、一見正しいように見てて正しくないのではないでしょうか?
果たして2つのシステムを併用することでリスクが減少するでしょうか?
リスクが高い方のシステムを基準に考えるとリスクが減少するかもしれませんが、
リスクが低いほうのシステムを基準に考えるとリスクは増加するのではないですか?
例えば、システムAとシステムBに1:1の比率で投資する方がMDDが低くなると書いてますが、
2:0で投資した場合のMDDは60万なので、分散投資の方がMDDが高くなります。
また、期待される利益は合計でしょうか?違いますよね。
単純に1:1で分散した場合、それぞれ単体で期待される利益の半分の合計です。
悪いシステムにも分散して投資するより、良いシステムに集中する方が良いのではないですか?
手元にあるラリー・ウィリアムズの「投資で儲ける法」の377~378ページのあたりにこう書いてあります。
「ポートフォリオ全体のリスクは1商品のリスクを決して下回らない」
「2種あるいは3種以上の商品を取り混ぜること自体ほとんど根拠がない」
これらの数学的根拠はFred Gehmという人の受け売りのようですが、
実際に複数システムを運用してみると、分散投資するよりは
良いシステムに重点投資する方が良いと思います。