06/08/26 20:58:19 v5yp882Q
>>62-63
そういうこと。
もう62で結論書かれちゃったけど、続きを一応貼っておきます。
で、ここからが本題。
気づいてると思うが、世界全体の養える人口そのものは同じか、或いは、増加しているにもかかわらず、
大量の失業者が発生して貧困が蔓延し、金が一部に固まって経済が滞るという意味不明の状況が発生する。
当たり前なんだが、この大量の失業者に対して、何らかの形で金が行き渡る仕組みを作らない限りとんでもないことになる。
オートメーションの浸透による失業問題ですら満足に解消できない現在、このまま行けばどうなるかは自明だろう。
結局、選択肢は限られてくる。
無理に雇用を作り出して失業問題を強引に解消するか(社会主義)、或いは、別の方策(BI)を考えるか。
残る選択肢は最悪のもので、雇用を守る為にロボット産業を発展させない、というものだろう。
何故、最悪か?
ロボット社会の行き着く先は、ロボットがロボットを製造するような、ロボットが完全代替する社会と言える。
これは人類社会のある種の到達点だろう。また、ロボット技術の進歩は、人類が宇宙に進出して行く上でもプラスとなる。
つまり、ロボット技術の発達は、人類社会にとって必要不可欠で避けて通れないもの、ということなんだ。
そういったものを、特定の人々の利益の為に封じる行為というのは、ただの蛮行でしかない。
この『特定の人々』というのは、失業する労働者でなく、構造に応じた社会改革によって不利益を被る連中の事だ。
エネルギー革命とロボット産業の劇的発達が社会主義社会の入り口になるのではないか?
という話を左翼が言うのを聞いたことがあるのだが、あながち間違いとも言えない。