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【“福祉の浅野県政”の実態】
2003年3月8日付「しんぶん赤旗」東北版に掲載
宮城・仙台市 志位委員長の演説から
URLリンク(www.shii.gr.jp)
巨大開発病―船のこない港に3190億円
アクセス鉄道と、くりはら田園鉄道、ここにも「逆立ち」政治が
自治体を営利企業化 福祉費は東北最低
> 総務省が出している『統計でみる県のすがた』という行政水準の比較があります。
> 私は、東北六県の比較をしてみました。そうしますと、宮城県は一人当たりの住民税は、
> 六県中一位です。みなさんは一番税金を払っていらっしゃる。これは、ぜひ覚えて
> おきたいことです。ところが一人当たりの民生費、つまり福祉費は六位、最下位です。
> 教育費も六位、衛生費も六位、つまり巨大開発病のしわ寄せがここにきているんです。
> 東北六県最下位の予算を中身で見てみますと、いくつか具体的な姿がでてきます。
> たとえば、特別養護老人ホームの待機者が五千六百七十八人にも及ぶと聞きました。
> 介護保険がスタートした二〇〇〇年三月には一千百三十七人でしたから、三年間で
> 五倍になったことになります。
> 浅野知事さんは、「介護は在宅が基本」だとブレーキをかけているそうです。
> 話がちがうじゃありませんか。介護保険がつくられたときには、「在宅でも施設でも
> サービスを選べるのが介護保険だ」というのが公約だったじゃありませんか。
> それが在宅のほうはどうなっているかというと、利用料が重すぎて支えきれない、
> そこで施設に行こうとするといっぱいで入れない、在宅も施設もだめになっている。
> 保険料だけ上げるというのは、詐欺同然じゃありませんか。