05/05/22 02:25:48 qwT2yqrw
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5年前に突如姿を消した学習院女子高等科・中等科(東京都新宿区)の元科長(校長)。
本人とみられる白骨遺体が埼玉県飯能市内の山林で見つかった。
警察ではDNA鑑定で身元の特定を急いでいるが、今度は捜索願を提出した妻(46)が、
警察に転出先を告げることなく姿を消した。
名門校の元校長の失踪(しつそう)事件は、ナゾを残したまま幕切れとなるのか。
「えっ? 奥さんもう住んでないの? 住所変更の届けもないんだけどなぁ…」。
学習院女子中・高等科の元校長、塚田久幾さん=失踪当時(66)=の捜索願を出した
25歳年下の妻の“行方不明”に、受理した目白署も困惑を隠せない。
同署は、提出から2年たった時点(14年9月)で、妻から捜索の継続を要望されていた。
近所の住人は「一昨年前(平成15年)ぐらいまで住んでいたと思うけれど、いつの間にか
引っ越していた」と話し、同署も「捜索願を出した本人がいなくなるなんて聞いたことない」
と首をかしげる。
塚田さんは学習院大理学部を卒業後、同大大学院を経て、昭和41年に学習院高等部
女子部の教員となり、平成8年から12年3月に退職するまで科長(校長)を務めた。
退職後は「3000万円以上はもらっているはず」(学校関係者)という退職金を受け取りながら、
なぜか東池袋の築40年以上の木造アパート(家賃約10万円)で暮らし続けた。
12年8月29日に近所の人に目撃されたのを最後に姿を消した塚田さん。
最初は放浪かと思われたが、あまりに帰ってこないことから妻が9月6日に目白署に捜索願を提出。
その後はまったく行方が分からなかった。
妻の証言などから、石油の先物取引に失敗し、退職金どころか1000万円以上の借金を
作っていたことが判明。
目白署の捜査や、遺書ともとれる書き置きなどから、「自らの意思による失踪」(捜査関係者)と
判断されていた。