06/07/26 10:01:21 LHjpcuzV0
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出資法違反 エフ・エー・シー争う姿勢
第1回口頭弁論日田の夫婦、300万返還請求
福岡市博多区のコンサルティング会社「エフ・エー・シー」の出資法違反事件に絡み、
約300万円を出資した日田市の夫婦が、「不当に利益を得る行為だ」として
全額の返還を求めた訴訟の第1回口頭弁論が25日、大分地裁日田支部
(立川毅裁判官)で開かれた。
同社側は「(300万円は)入会金とプログラムソフトの購入代金などで、
不当行為ではない」などとする答弁書を提出して請求棄却を求め、
争う姿勢を見せた。
訴状によると、夫婦は4月上旬、同社スタッフから「起業コンサルティングセット」
と題するCDソフトを1口(セット)100万円で購入すれば、
1口につき毎月5万円を配当すると勧誘された。
その際、「配当は間違いないし、解約の際は全額返還する」との説明を受け、
計約300万円を出資。ところが、5月の配当金は5万円だけだった。
さらに、同社は金融業の許可を得ずに出資を募り、
同法違反(預かり金の禁止)にあたるともしたうえで、
「不当な利益を得ており、公序良俗にも反する。契約は無効だ」としている。
(2006年7月26日 読売新聞)