06/11/18 09:04:48
ウライ、テナント出店へ
呉服過量販売受け 小売りノウハウ蓄積
ウライは、12月に呉服の小売店3店舗を大津市内や大阪市内に出店する。
同社は店舗での呉服小売り
は初めて。業界では呉服の過量販売が問題となる中
、展示会形式などの販売形態の見直しも予想されることから
、アンテナショップを出店して小売りのノウハウも蓄積するとしている。
100%出資の販売子会社「優彩美」(京都市下京区)を11月7日に設立。
8月末に自己破産した大手呉服小売りチェーンたけうちグループの店舗があった
大津、大阪、堺各市の大型スーパーにテナントとして出店し
、ウライの自社ブランドの着物などを販売する。
同グループの元社員約20人も雇用するという。
売上高は初年度4億円を見込む。
同社は、売上高の約1割の取引があった同グループ破たんの影響で、
9月中間決算は大幅な赤字となった。裏井紳介社長は
「たけうち問題の反省に立ち
、小売りの立場からもコンプライアンスに基づいた適正販売で、
顧客ニーズの把握に努める」としている。
京都新聞06/11/18より