06/11/30 00:35:07 OHbicGrS
>>383
>個人の立場も、利害も異なるのだから個人一人一人のモラル意識だって同じじゃないし。
公正な競争を尊重し、「自律」の精神、ルール順守、卑怯なまねはしない、弱者をいたわり、理不尽には屈しないという精神は、
国民の共通項の規範でなければならない。ひとり、ひとり違っていいものではないからこそ、親や大人たちが子供に指導していか
なくてはならない。
>つまり道徳を語ることには意味が無いんですよ。
金がない、つまり赤字ならワークシェアリングするしかない。
しかし金があっても、賃金を削減し続けるなら、間違いなく道徳、倫理観が低いとみなしたほうがいい。
>1、非正規にお金を回せるように、景気を良くする
の場合、道徳、倫理観が低い経営者だと景気が好調でも、非正規にお金を回すことなどしない。
>2、非正規を使い捨てられないように、法律を作り、守らせる
道徳、倫理観が低い経営者ばかりになると、結局、法制化で労働者を守るしか選択肢しかなくなる。
この場合、雇用の流動市場が発達せず、会社を移籍しにくくなり、一度働いた会社に、体が合わなくとも、
長期間、固定されることになる。必ずしも、適材適所で働けるようにはならない。
>モラルを強制的に守らせようとすると、全体主義的方針を取らざるを得なくなる。
社会を運営するには規範とモラルが『守られない』という前提で考えなければいけないということなのよ。
モラルや規範というのは、国が国民に押し付けるものではなく、
親や、親戚、祖父母や周りの大人たちが、日常の中で教え伝えなければならないもの。
権力で規範を作るのではなく、権力に関わらない、親、近所の武道の道場、習い事の師匠などから、
身につけさせていくべきもの。
この民間レベルの教育が疎かであれば、結局、法律で労働者権利を保護する選択肢にならざるをえなくなる。